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東京ガス社長 内田高史様 1 [石炭火力発電所]

東京ガス株式会社(東京瓦斯株式会社)
社長  内田 高史 様

                 
    袖ヶ浦市民が望む政策研究会会員                          かわかみ ひろし
住所・電話番号

                          
 今日は、2018年4月1日、社長就任を心からお祝い申し上げます。

 広瀬前社長にも、幾度かお願いのお手紙を差し上げましたが、内田社長には初めてのお手紙になります。私は、貴社が、石炭火力発電所建設を企画している、袖ケ浦市、それも現地から1kmの今井というという地域に住んでいる86歳の老人です。天下の東京ガス社長さんに、なれなれしくお手紙を差し上げるのには、相当の勇気が必要ですが、内田さんは親分肌であり、その上千葉県出身であることを知り、何か親近感も湧き出てきて、思い切ってパソコンに向かった次第です。

 この手紙を書いている傍らに、昨日の東京新聞(3月31日朝刊)があります。その第一面の記事には「経産省・2050年戦略」「再生エネ『主力電源』に」の大きな見出しが出ています。内容はすでにご承知の通り、2050年に向けた長期的エネルギー戦略を話しあう有識者会議「エネルギー情勢懇談会」で、再生可能エネルギーを、「主力電源」に位置づけたもので、通産省もようやく重い腰を上げたという感じです。

 昨日まで、テレビのコマーシャルで、電気事業連合会は「3種のエネルギーミックス」とやらを説いていましたが、今日からそのコマーシャルがなかなか登場しません。さすが電気事業連合会(通称・電気ムラ)は情勢の変化に敏感なのでしょうか・・

 一方、内田社長就任の紹介文には、4月から新たな中期経営計画の3か年が始まることを機に若返りを図ることが紹介されています。
 中期経営計画で特に注目したことは、電源開発部門で「自社電源の開発」と「再生可能エネルギー電源について2020年代前半に40万kWの獲得を目指す事業展開」という二つの項目です。内田社長が切り拓いてこられた家庭電力顧客数100万件突破の実績を安定させるこの計画について、強力に推し進められますよう期待するところです。

 このことは、世界の趨勢に真逆の石炭火力発電所などとは決別することを意味していることなのだと、私は信じています。電力自由化になったとき、まだ貴社が正式に顧客募集開始以前に、申し込み、それを気持ちよく受け入れてくださった職員の方がいらしたりして、貴社に対する信頼を一層強めた、電力自由化第一号の顧客を自負している私です。
 その貴社が、東電のLNGによる火力発電の煙突と並んで、年間580万トンもの石炭を燃焼する火力発電所の煙突を建てることなど、到底信じられないからです。

 お手紙の第一報は、新社長の英断を、現地袖ケ浦市民のひとりとして、切実に期待していることをお伝えしたかったことにあります。

 まだまだお伝えしたいことがあります。何通か続けてお届けいたしたく思っています。
 現地の生の声にぜひ耳を傾けてくださるようお願いする次第です。

                               敬具
 

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