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東京ガス社長 内田高史様 3 [石炭火力発電所]

東京ガス株式会社(東京瓦斯株式会社)
社長  内田 高史 様
                    袖ヶ浦市民が望む政策研究会会員                          かわかみ ひろし                          

 第3報をお届けします。最終版です。

 4月1日の広報袖ケ浦には、エナジー社の「環境影響評価準備書」公開のニュースは掲載されていませんでした。年度内には公開しないことをエナジー社の宮岡部長さんは話されておりましたから、4月に入れば公表されるのであろうか…と単純な私たちは思っておりました。
 しかし事態はもっと複雑なようであります。

 エナジー社が従来の方針から大きく変わって、市民の中に積極的に入るようになり、私たちとも「本社は当初から市民の皆さんとは率直に話し合う方針でありました・・」と、初めての懇談交流会で、にこやかに話されたので、私たちの方でびっくりしたものでした。それまでの担当者向井さんからは、「市民とは文書質問には対応しますがお会いしての話し合いはいたしません。」と申し渡されていたのです。それがこんなに変わったのはなぜでしょう?
 
 昨年9月22日、FoE JAPANと、気候ネットのご手配で、東京ガス本社の担当部との話し合いを行ったことがあります。「地元の率直な意見を聞きたい」というのが趣旨でありました。とても嬉しいことでありました。東京ガス本社からは、環境部・環境技術グループの吉田裕司課長・マネージャーの吉田豊さん、芦川敦彦さんの3人の方がいらしてくださいました。

 勝手とは思いましたが、想いのたけを述べさせていただきました。私たちからは、この問題のプロともいうべき学者肌の労働者であり、東京ガス勤務の経験もある、富樫事務局長、現場での労働者・鷲見さん、私たちの会の事務局員である葛原夫妻。それに私の5人です。
 こもごもに発言いたしましたが、3人の方々は、終始にこやかに応対してくださると同時に、皆さんの同じノートには、詳細に私たちの発言をメモされているのが見えました。嬉しいことでした。東京ガスの職員の在り方のすばらしさを目の当たりにした感じがいたしました。
 この会議の後にエナジー社との話し合いが実現しています。私たちは、この会議の結果の働きかけがあったものと勝手に今も思い込んでいます。

 このときから、東京ガスの事業の動きについて、今まで以上に興味を持つようになりました。例えば・・
 12月7日に参議院国土交通委員会で行われた、LNGバンカリングについて、こういうこともされているんだと、歓迎の意を込めて、このときお会いした吉田課長に照会のメールを差し上げたところ、早速下記のような返事をいただいています。

 LNGバンカリングに関するご連絡、拝見致しました。下記にて、現時点の情報を提供させて頂きます。弊社でも、横浜港をモデルケースとしたLNGバンカリング拠点の整備に関する検討へ参画したり、先般発表したグループの18-20年度経営計画(GPS2020)※1においても、「ESG(環境、社会、ガバナンス)の取組み」としてお客さま先でのCO2削減に資する天然ガス利用拡大の取組みの一つとしてLNGバンカリングを掲げるとともに、その実現に向けた検討を進めております。
 顧客一人一人に真摯に対応される職員の姿がここにあります。私たちが東京ガスという企業を信頼する根っこがここにあります 

 4月1日、私たちは、袖ケ浦全市民宛新聞折り込みのチラシを入れました。そこには5つの私たちの主張が書かれてあります。(同封)
 しかし、この中で私が訴えたい願いは、根っこの一つだけです。
トランプ大統領が「パリ協定離脱」を表明した時、即時にフランスのエマニュエル・マクロン大統領がトランプ大統領へ送った文書にある言葉です。
「地球Bはないのだから、プランBもない」

 内田社長の決断・英断を心から期待いたします。可能であれば、職員の方々とお話し合いをしたように、内田社長さんと直接お会いしてお話させていただけたら、どれほど嬉しいことでしょう。

 はなはだぶしつけな手紙3通、失礼をお詫びいたします。残り少ない人生を悔いなく生きる私自身の生きざまの証でもあることに免じて、ご容赦いただきたく存じます。
  
 内田社長のご健康とご健闘を・・そして貴社のますますのご発展を陰ながら祈念いたしております。
 職員の皆さんのご名刺に書かれていた言葉「あなたとずっと、きょうよりもっと」
                           
                                    敬 具 

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