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東京湾海水温度を巡って 2 [その他]

 ◆ 「海クラゲ」さんから「浜田の翁」さんへ      2日目

 「浜田の翁」さん、ありがとうございます。 アクアライン影響の話は木更津市金田漁協をかわかみさんと訪問し、そのあと何度か漁協長と話してアクアライン内側と外側で水位が5cm?上がったという話しとか・・たくさんの話を聞きました。
 盤洲干潟をまもる会の会長さんからも同じようなことを聞き、海浜植物が変わったとも聞きました。
干潟現地にも行って貝がほとんどいないことも確認しました。
 海の環境の激変の根底にあるのはCO2増加による気温・海水温度の上昇での生態系の変化と火力発電所や工場からの温排水影響や私たちの生活の変化や都市化で海に流れる水質の悪化であることは間違いないことです。

 今年の正月も訪問しましたが、その後建設計画進捗で建設事業者が温排水影響をどのように漁協に説明したか確認しないといけないと思っています。

 そのほか漁業組合員に直に聞き取りもしていますが、生活が疲弊し保証金もらったら廃業したい人が多くいて、切羽詰まった状況から目の前のお金に関心があるのは当然でしょう。
ともかく半年訪問していませんので訪ねて状況を確認してみましょう。

 正月訪問以降に牛込漁協で仕事中の長老の漁民に『若い人はなんとか状況を変える意欲のあると思うのですが、、』 と聞いたら、「若いひと激減、残っている若者も意欲なくしている」とこぼしていました。
と言いつつも貝が温暖化で南方から侵入してきたナルトビエイやクロダイ、カレイに食べられないように砂浜に網を張っています。 この砂浜に網を張って食害を防ぐ方法は全国的にされていることですので他山の石に学ぶことの有効性から よその漁協の若者同士で交流が必要と思っています。 瀬戸内海の向島漁協は中学・高等学校の科学クラブ活動でアサリ養殖を体験したりということも行ってアサリの復活と人育てを同時に行っています。 その様子は

YOUTUBE 減少するアサリを復活させた情熱漁協~ぶら島太郎の海魅人に ...

こう言う情報サイトがたくさんあります。
食害防止以外に 「海に鉄分を供給することが有効」との情報があるので、一緒に実験してくれる若者と知り合いになりたいが・・なかなか時間ありません。

 このまま東京湾は若者とともに消えてしまうのでしょうか? そんなことはありません、答えは交流です。 現在は遠くまで出かけなくてもネット会議などでお互いに学べる環境があります。  意欲さえあれば道は開く キリストは言います“叩けよ!さらば開かれん”とか、、
 東京湾はかつて面積当たりで世界一の漁獲高の、豊饒の海でした。 水温上昇を抑え、栄養を与えれば食害防止すれば復活できる・・・問題は私たちの関心度、努力!

「袖ケ浦の住民も応援団なのだ」と認識してもらうことが一歩でしょう
                               (この稿終了)






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