SSブログ

「かずさ水道広域連合企業団」議会 [議会ウオッチング]

 「かずさ水道広域連合企業団」には、年二回の議会があります。今年度2回目の議会が11月8日に開催されます。議員は13名。4市からの代表と県議会が1名加わります。

 「大気と水は人権4市連絡会」では、共同代表名で、企業団・4市市長、13名の各議員あて意見・要望書を提出してあります。共同代表名は、君津市が協議中なので下記3名と事務局長です。
袖ケ浦市  関   巌
木更津市  野々山 登
富津市  長谷川 努
事務局長 富樫 孝夫

◆ 文書は
1、「浄水場の水害回避」と「田んぼダム」についての提言です。
2、防災井戸設置と市民井戸の活用、貯水槽システムで安心・安全な社会の提言
3、自然エネルギー電力の導入で節電・停電しにくい電源システムを‥の提言
このブログには、統計図表や、地図等の画面も多くあるので掲載不能なので、興味のある方は、下記あてご連絡ください。お届けします。
  富樫  eight_xyz_finger@yahoo.co.jp
  

◆ なおこの文書には次の質問と意見・要望も付加されています。
1点目は質問 上記のような疑問があるなかでどのように浄水場を洪水から守るようになっているのか教えてください

2点目は意見・要望 大雨が予想される場合には事前に片倉ダム、亀山ダムの湖水を放流することで、小櫃川洪水の危険を増幅させる緊急放流をしないで済むように県など関係部門と協定をして欲しい。また市民がパニックにならないよう企業団・市との間の密接な情報・連絡があって欲しい。やむを得ず放流する場合は放流の通告を放流開始の相当前に行い、市民が安全に避難できるよう配慮して欲しい

3点目も意見・要望・・インターネットなどで調査するなかで全国農業新聞やインターネット記事で
【田んぼダム】を採用して洪水対策を行っている地域があることを見つけました。
記事の内容が内水氾濫と河川水があふれる洪水を軽減できることから私達の状況にも当てはまると思い2ページ以降で皆様にお知らせします。是非、関係者と検討をお願い致します。

                                     以上

nice!(0)  コメント(0) 

長浦駅前「お化けビル」行政代執行実施   [その他]

 26日、午前10時、長浦駅前の通称「お化けビル」~いつ崩壊するともしれぬ、建物について~「行政代執行」を行うという宣言が出され実行に移されました。この建物は、危険建築物として10数年前から指摘され、持ち主に撤去、あるいは修正工事実施を迫っていたものです。現有会社はブルックスホールディングス株式会社。対応に応じずやむなく行政が代わりに強制撤去することを決断したものです。
 今日は、この建物について4年前の私たちのブログに掲載したものを、紹介いたしましょう。
以下、ご覧ください。                 kawakami


 長浦駅前のお化けビル・今までの経過  2017.10.24
 この建物は、このブログを見た、ほとんどの方はご存知でしょう。そうです長浦駅ファミリマート道路むかい。老朽崩壊寸前の建物です。23日早朝袖ケ浦を襲った台風の強風で、とうとう壁面が隣家の玄関前通路に崩れ落ちました。幸い誰もけががなく済みましたが、隣家の方は、驚ろかれたことでしょう。

 以前から早期解決を求める市民の声が市には上がっていたうえ、議会でも平成27年6月議会で、緒方妙子議員が厳しく市の対応について質問し、市は「県とも協議し平成26年5月には県が措置命令の手続きをとったこと」など、答弁していた経過があります。私たちのブログでも7月3日のブログに写真入りで、早期解決を求める記事を掲載したばかりです。しかし、まだ解決できないままに、とうとう壁面崩壊という事態になり、この上地震でも来たら、一挙に全面崩壊目前です。もう放置しておくことは許されない事態です。

 この建物、いったいどういう経過でこのような状態になっているのか。現在の持ち主はだれか。一応確認した経過をお知らせいたしましょう。(所有権の変遷・29年10月法務局の調査)
1、 土地の所在 袖ケ浦市蔵波1940-3 宅地 25.92坪
2、 建物 店舗事務所  鉄筋コンクリート陸屋根6階建て 90.495坪
3、 所有権の推移
① 笹生定夫 昭和45年8月10日売買により取得(としまや弁当本家蔵跡)
② 野口忠男 昭和63年12月26日売買による取得
③ (有)ブルックスホールディングス 平成13年10月31日競売による取得
東京都千代田区永田町2-14-3

 現所有者ブルックスホールディングス社に対しては、建築基準法による措置命令《県》空き家条令による改善指導を市が行っているのですが、一向に応じようとしません。しかし、今回の緊急事態を受けて、市では、担当課を中心に、県の君津土木事業部、関係自治会等を含め、10月末に緊急この問題の対策協議を開くということです。市の空き家条令には、このような事項についての対策項目はなかったのでしょうか?いずれにせよ、市にとっても初めての経験なのかもしれません。今回の決定が前例になります。毅然とした対応を求めたいと思います。注目していきましょう。

行政代執行宣言).PNGお化けビル2.PNG>
  (無惨なお化けビル)






nice!(0)  コメント(0) 

哀悼 合掌 2 [その他]

 (前日の続き)



◆ 上司(責任者)がいい加減なら、部下はやる気を無くす
 近所の知人3人に集まってもらい相談を始めた。市役所の内部からも色々情報が得られた。そうこうしているうちに、清和と中島の2つの駐在所の巡査から私に「ちょっと話を聞かせて欲しい」と「事情聴取」がかかった。
「こんなことが起きてるが、詳しいことは佐々木に聞いたらいい」
と誰かが言ったらしい。一応今までのいきさつを説明したら、巡査が
「市役所は動きが悪いですね?」
という。私も、全くですよ、と言いたくなったが、冷静に次のように話した。
 「どんな時代でも、責任者から『最後は俺が責任を取るからしっかりやれ』と言われたらみんな張り切って頑張る。あなたたちも公務員だから分かるでしょう?警察の責任者が、昨今の首相みたいに自分はやりたい放題して、責任は秘書や部下に押しつけたらやってられないでしょう」と。
 二人の巡査は「そりゃそうだ」と、みんなで大笑いした。

◆ 業者の方が1枚も2枚も上、令和新山誕生!
 地元の奮闘にも関わらず、結局は心配したように全部埋め立てられてしまった。その数日後、終わったはずなのにまた小さな黄色のユンボが動き回っている。「ん、ん?」と思ったら今度のユンボは市役所のだそうだ。何と、埋め立てられた後になってから市役所は動き出して、地中の産廃の有無を調べ始めた。しかし産廃は出てこなかったそうだ。当たり前だ、ユンボの腕の長さが明らかに違う。産廃の埋まっている所まで届くはずがない。
 更に市役所の「仕事」は続く。残土がうず高く積み上げられたために、大雨が降ると隣の水田や下方の農地、河川にまで流入するだろうと、今度は残土を平らにした上で、雨に削られないように何かを使って斜面も固めたのだ。産廃と残土の「令和新山」が誕生した。

 ◆ 熱海・伊豆山以上の大惨事は、必ず千葉でも君津でも起きる!
 千葉県各地の産廃・残土の不法投棄を見てきて、君津市の環境部は誰が見てもとても頑張って来たと思う。市原や木更津、銚子や東匝地区を見ればあまりのひどさに目を覆いたくなるからだ。
 君津市小糸で、この「令和新山」が誕生してからわずか3ヶ月後、熱海市伊豆山の大惨事が起きた。そして怒りと心配が日につれて大きくなって行く。
 地球史的に見れば 19 ~ 20 世紀以降、地球は氷期に向かっているはずなのに、それに逆らうように地球規模の温暖化が急速に進んでいる。
2年前の台風を思い起こして欲しい。9月の銚子沖の海水温が平均より2度も高ければ、台風が東京湾上陸時に 920 ヘクトパシカルになってしまうのも当たり前、この暖湿気と北の冷気が押し合いしたら線状降水帯が起きるのも当然だ。
 自然災害は人知を超えている。とても人間の手に負えるものではない。
しかし、行政の不作為が災害をより大きくしているとしか思えない。熱海市伊豆山の事故を見ると、今後数年~10年で同じような事故が千葉県で、君津で起きるに違いない。その可能性のうちの最も規模が大きく、そして危険なのが、私達の水道水の源流の多雨地帯にそそり立つ「新井総合」である。
 産業廃棄物処分場は、谷間に積み上げられた巨大な盛り土ならぬ、盛り廃棄物なのだ。
「行政の不作為」が政治家の利権に絡んでいるとしたら、もうそれは犯罪だ.


君津の不法投棄.PNG
nice!(0)  コメント(0) 

哀悼 合掌 [その他]

 「佐々木悠二お別れの会」が昨日23日「十全社メモリアルホール君津」で行われた。
 佐々木先生は高校教師で、君津農林高校を皮切りに、木更津東高校等、最後は袖ケ浦高校と勤務され、退職後は、小櫃川の水源地にある産廃施設・新井総合の汚水漏洩問題と闘い続け、その理論的支柱となられた方である。
「ふるさとの水を守る会」代表代理をはじめ「小櫃川の水を守る会」「平和・人権・教育・文化を考える会」「西かずさ9条の会」等の市民団体の幹部として病気と闘いながら活躍されてきた。
 去る10月9日、家族に見守られながら亡くなられ、昨日「お別れの会」が行われたのである。
会場は満席で、各市民団体の仲間たち、教え子たちと、先生のお人柄や、学問上の問題では、「房総半島の地層を分析し、水源地・産廃施設の汚水漏洩は、このままでは、久留里銘水汚染につながること」を明らかにされたこと等について、次々と感謝を込めて話されていた。
 
 「小櫃川を守る会」最新発行の「おびつ川通信」77号が手元にある。この中に先生の面目躍如たる一文がある。今日、明日と連載で紹介する。              Kawakami

熱海・伊豆山の惨事は、千葉で君津で必ず起きる!
                      小櫃川の水を守る会 代表代理 佐々木 悠二

 家の近くで残土・産廃が埋められた! 今年3月16日、抗癌剤点滴で中央病院から退院して来た私に、数人か ら同じ事件の話があいついであった。中身を整理するとこうなる。
「良くわかんない奴が、田圃に産廃や残土を埋めている」
「見たこともな いようなでかいユンボで、田圃の下を10 m 以上も掘ってそこに埋めてる」
「やってるのは素人らしく、ユンボが大きすぎて電線や電話線を切ってし まった」
「ここで何してんだ、って問い詰めたら、田圃の持ち主に頼まれ て運んでやっているだけだ、って」

 これは又聞きだが、残土を運ぶダンプも素人らしく、積み荷をうまく下ろせないで、ダンプ自体が深い穴に落ちたこともあったようだ。 現場を見て、すぐに市役所に電話した! 現場は私が借りて耕作している畑のすぐ近くだ。
 退院の翌日、自分の畑 まで行って見たみた。なるほど、見たこともない大きな黄色いユンボが深い大きな穴を掘り、何かを埋めて、土をかぶせているようだ。穴の周りには掘り出した土の大きな山が見える。 そして普段は車の通りなどめったにない所なのに、何と15分おきに、 明らかに残土らしきものを積んだ大小のダンプや、小型のトラックまで来る。
すぐに現場に出かけて
「何をしてるんだ!違法行為だすぐに止めろ!」
と、怒鳴り込もうとしたが、3ヶ月前の事を思い出してかろうじて自制し た。
(12月21日、抗癌剤で免疫力が最低になって退院したその日に畑 に出たり、次の日には人と会ったりしたら、その翌日に39度9分の熱で 病院に担ぎ込まれ、8kg も痩せて大晦日まで退院できなかった)   
家に帰ってすぐに君津市の環境保全課に電話した。コロナで市役所に行くのも危いからだ。
「道路脇の田圃に、へんな連中が産廃と残土を埋めている。すぐに現場に 行って止めさせて下さい」すると
「毎日現場に行って、止めるように言 っているんですが、言うこと聞かないんです」
 私の電話に返ってきた責任者の第一声がこの言葉だ。それまで一応冷静 に「お願いする」つもりで話していた私がプツンと切れた。
私「明らかに違法行為なのに、市の担当者が連日現場に行っても止めな いなら 警察を連れて行きなさいよ。何してるんですか!」
保全課「環境部には県警からの出向者も来ています。色々相談しながら やっています」
私「何をのんきなこと言ってるんですか!もう殆ど埋め立てられてます よ、終わっちゃうんですよ!」
保全課「色々な手続きがあるんです。なかなかすぐには・・・」
私「まさか埋め終わってから市民の税金で掘り返したりしないでしょう ね?」
保全課「………」    (明日に続く)


nice!(0)  コメント(0) 

ふたつのもしもに・・ [天災・自然災害]

 「房日新聞」投稿144本目の記事・・・ご存知の山の井さんです。以下紹介します。
                            kawakami


 和歌山の紀の川で、水管橋の被害が。また、先日の千葉県北西部の地震の影響で、市原市内の養老川の水管橋でも被害がありました。
 昨年末、和田の小向ダムの渇水、富津市内で水道の送水管漏水による天羽地区の断水は、記憶に新しいところ。その後の対策はどうなったのでしょうか。
地震などの自然災害で、水道管に被害が生じれば、生活への影響は相当なもの。今一度、もしもに備え、すべての水道管の点検や必要な修繕を進めてほしい。
同時に、国保の保険税と同じく、水道料金も市町村によって格差があります。
必要な修繕のために、負担を求めるのであれば、数字に対して納得できるような説明も必要であります。

もう一つ。
 今現在、コロナ感染は落ち着いています。しかし、昨年末や、この夏の感染拡大を踏まえ、新たな波に備える必要があります。
私は以前から、安房地域にあって東京23区が所有する健康学園・社会教育施設が、もしものために活用ができないか、と考えています。
 もし、あまり利用がされていないのであれば、先々のコロナ感染者、やむなくコロナに感染し後遺症に苦しんでいる方のために、一時的な療養先として、医師常駐でできないだろうか。
私の地元には、練馬、北、文教の各区が所有するこれらの施設があります。本来であれば、その自治体の方が利用対象であることは理解をしています。可能であれば、地元民でコロナの治療療養が必要な方への開放。さらに将来的に、災害発生時の避難者、あるいは観光客が都心に帰宅できないための受け入れ先になればと思います。

 まだ、完全な平時ではありませんが、この機会に2つのもしもに、関係機関が連携した取り組みを。
nice!(0)  コメント(0) 

市議会議員の通信簿 2 [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会1年間の一般質問者登壇議員数について、昨日報告したところ、会員からすぐ反応があり、4年間の任期終了時点での通信簿ではなく、1年ごとに書いたほうが刺激になるのではないか・・との意見が届いた。
 1年ごとだんだん厳しく指摘していき、頑張っている議員を激励し、怠けている議員はおやめになっていただく方向に、議会ウオッチングを強めていく方が、議員にも、市民にとってもよいことであるとは思っていたが、議会の現状では、自浄力が決して強いとは見えない状況が続くのであれば、思い切って踏み込んだほうが良いかもしれない。

そう思って、今日は、その最初として、任期1年目の一般質問登壇で、奮闘された議員各位のお名前を挙げて紹介したいと思う。

◆ 第一に、4回すべてに登壇された議員を紹介したい。(議員番号順)
木村淑子議員  前田議員の跡を継ぎ冒頭の12月議会から休みなし
湯浅 榮議員  補選当選以降すべてに登壇
根本駿輔議員  前期からの常連であり通信「ネモトピ」休みなく発行
吉岡淳一議員  しばらく休まれていたが再挑戦され当選、直ちに毎回登壇
励波久子議員  常連メンバー。今期は6月登録されていたがコロナ感染のため残念。
笹生 猛議員  常連メンバー。ホームページで日常報告活動を続けている。
塚本幸子議員  副議長の時にも登壇され瞠目。今期は休みなく登壇されている。拍手
篠崎典之議員  常連メンバー。調査活動。立ち位置明確。細部までの追及に感嘆

◆ 採決での機械的賛否同数の陋習を破った議員
「令和2年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について」の採決で
となみ議員は項目ごと細部について具体的事例を挙げて反対討論をされた。
 それに対し、今までであったら、1名の賛成討論者が、原稿を棒読みするだけであったものが、4名の賛成討論者が出たこと。以下の議員である。その勇気ある発言に拍手!
 稲毛議員・・適切なコロナ対策であった。
 佐藤議員・・後期高齢者対策の適切性について
 根本議員・・介護保険について予算執行は適切であったこと
 山下議員・・網羅的な内容であったが賛成討論を行った。

 ◆ 最後に、となみ議員の一般質問で急浮上した問題。それは「第2回袖ケ浦市廃棄物減量等推進審議会」で「議会からの意見等」という文書があたかも議会の総意であるがごとく配布され審議資料にされたことに対し、議長名で抗議を行い、執行部はそれを認め、市長が議会最終に特別発言で陳謝したこと。議会は行政の過ちを糺す権限があることを明示されたことに喝采・拍手。

                                kawakami 

nice!(0)  コメント(0) 

市議会議員の通信簿 [議会ウオッチング]

 昨年,市議会選挙があり、新しい議員諸侯は12月議会が、任期第一年目の出発となった。

国は「三権分立」という政治形態をとっている。
日本の市町村の数は、2018年(平成30年)10月1日の時点で、市が 792、特別区(東京都区部)が23、町が743、村が183で、合計1,741である。これら自治体は「二元代表制」という政治形態をとっている。国に習っていえば「行政・立法」の「二元」を担う部分が、行政は住民から一人、立法部分は、多種多様な人たちから選ばれた議会定数の議員が、立法部分を担っている。行政の具体的執行を監視し、住民の安心・安全を守るため不必要な政策についての否決権を持つ。

袖ケ浦市議会にあっては、23名の議員に市民はその任を付託している。各議員はその任を果たすための機会は多面的にあるのだが、市民に公開される最大の場は、年に4回開かれる本会議での一般質問の場面だ。誰もが自由に与えられた時間内での質問ができる。袖ケ浦市議会の場合、質問時間は30分。一問一答形式である。答弁も約30分。ひとり全体で1時間がめどになっている。

年に本会議は4回あるのだから、質問時間は答弁を含めて4時間。任期中合計で16時間の質問時間となる。勿論一般質問がすべてではなく、個人的な調査活動、常任委員会での発言、市民への広報活動等、することは限りなくある反面、したくなければ、何もしなくても、歳費はすべて同等にでて、評価は支援者がすることになっている。
ただ、言えることは、一般質問は議員に与えられた、これらの業務の中で、最大の責務を果たす場面が設定されているということだ。だから私たちは「議会ウオッチング」の中で、一般質問を最大重視しているのだ。

9月議会で、任期一年目の一般質問4回が終了した。質問に立った議員の回数を調べたところ、議長・副議長を除く21人の議員の中で、登壇数ゼロの方が5人もいらっしゃった。
1回だけの方も3人いらした。
1年間4回しかない。恥ずかしいことだと思われないのか。

昨年任期終了時点で4年間の実績を一覧表にして、「議員の通信簿」をチラシに作ったが、新聞折り込みで、全市内に配布するには「あまりに厳しすぎる」という意見があって、没にした。でもそのうわさは伝わって、退任された方の中に任期中ゼロの方がいらした。

12月議会から2年目が始まる。あと3年。今期は通信簿の発行を必ずしたいと思っている。                                       
                                   
                                      kawakami



nice!(0)  コメント(0) 

袖ケ浦市農業委員会は実に立派です。 3 [農業]

 ◆ 本件土地を巡る不明朗部分、疑問点
① 水田3000㎡、埋め立て2mとし、畑とすることで県の許可を取ったが、実際は10mの高さの盛り  
土工事をした。県の是正命令に従わず、業者は逃げて放置された。農地法違反状態、埋め立てにつ 
いても、土質についても問題がある。これらが明らかになった。
② 山林部分約5000平方メートルについて・・残土埋め立て届をしていない。無許可による埋め立て  
である。
③ 山林部分について、林地開発の届け出をしていない。無許可。
④ 地元では、不法埋め立てとして周知されていた。
⑤ 地元蔵波区長、隣接地主からの市長、農業委員会への要望書
   埋め立て地に係る要望   令和3年8月10日提出   8月30日 市からの回答
   9月議会での議員の質問  篠崎典之議員  山口進議員
⑥ 明らかになったこと
  ・農地法違反状態…農地復元をしていない。
  ・残土埋め立て、林地開発届け出が出されていない   無許可

◆ 造成上の問題点
① 残土埋め立て約10000㎡の内、平地部分のみ取得開発、残りの土地は大きな土手(傾斜地)として
切り捨てている。
② 隣接地に向けて大きな土手(法面)としている。雨水も流入することが心配される。
③ 境界線近くまで建物建設。隣地の山林の立ち木が心配される。
④ 隣地への配慮が足りない。
⑤ 市は「指導要綱」により、どのように指導したか大変疑問。

◆ その他事項
 本件土地は違法状態のまま長い間放置された土地。土地ころがしの末に、5月に開発行為が許可され
る。(袖ケ浦市・君津土木)隣接地に対する配慮が全く欠けている。真相を究明すべきである。
① 地元蔵波区、隣接地主の動き、県・市の対応が注目される。
② なお、本件事案について、私の在職中(平成9年~13年、市助役)の出来事であった。農業委員会  
からの報告はなく全く知らなかった。職員は対応に苦慮されたことと思う。残念でならない。
③ 今回の7月許可、10月許可取り消しについて、県の出方、またこの影響についてどうなるか注目さ  
れる。      ※ 市民の皆様、造成現場を見てください。

◎ 今回の事案に対する率直な感想
  袖ケ浦市は大変魅力のある地域として注目されていることから、様々な動きが起きてきている。
  市民にとって、地域にとって良きものは積極的に受け入れ、ダメなものは断固として排除する。
  市民・行政が、様々な動きに関心を持ち、もっとしっかりすべきだと思う。
                           以上(この稿終了)
※ ご意見を是非お届けください。
nice!(0)  コメント(0) 

袖ケ浦市農業委員会は実に立派です。 2 [農業]

  二つ目は10月に行われた農業委員会で、ここでは蔵波行政センター近く(蔵波調整池の隣接地)の谷地田を埋めた土地に、大東建託が14棟84世帯の市内最大規模のアパート群を建てるため、市外の投資家が農地を取得したいとの申請である。この土地は今年の5月に開発行為の申請が出され、許可された土地である。しかし、請負業者である大東建託の工事が始まり、周辺の地権者や住民から疑問の声が出て、市長にこの経緯を調べるように・・などの要望書が出され、また9月市議会では篠崎典之議員、山口進議員が質問をしている。
 
 この開発行為については大変疑問で、問題のある開発である。(詳細は後述)
 今年の5月の農業委員会では、埋め立てた経緯がわからないかなどの質問が出たが、事務局より埋め立てた経緯はわからない、書類も残っていない、地権者も埋め立てた経緯はわからない、などと説明があった。このため5月の農業委員会では許可となった。(農地法5条・地元土地所有者から、市外の投資家への移転が認められた。)

 しかし、市長への要望書が出されるなどして、事務局で再調査をしたところ、この土地は平成9年に地権者から谷地田を畑にしたいので2mの盛り土をしたいとう申請が出され、県知事から農地法に基づき許可された土地だが、埋め立てが始まると、残土であっという間に10m以上の盛り土になり、さらに隣接した山林部分も無許可で埋め立ててしまった。土質についても東京湾のヘドロ等、問題のある土質が埋められた。
 地権者が困って市に相談した結果平成10年、11年にかけ数回「違法であるので是正するように・・と工事を行った業者を、県・袖ケ浦市が指導している」と言う文書が見つかった。業者は是正工事をせず逃亡。是正命令に従わず放置されたままで現在に至っている。
 このため、再度審議をするべきという意見が委員から出され、10月の農業委員会では全員一致で再審議を行うべきだと決まり、再審議となった。

 この10月の会議では、この埋め立ては違法であり、是正命令が出されていても従わなかったのは農地法違反であることが明確になった。なお山林部分についても、埋め立ては県に無届けであり、埋め立てが終われば県の完了検査が必要だが、その手続きをしていない。さらに、地権者は埋め立ての経緯を知っていながら知らないと虚偽の答弁をしている、などの理由により全員一致で許可を取り消し不許可とした。

 普通、農業委員会に出された許可申請で一旦許可されたものが、不許可になることはまずない。袖ケ浦市始まって以来のことである。上記の2件が不許可になったことは極めて異例のことである。
このような問題のある土地を全員一致で2件とも不許可にしたことは、袖ケ浦市農業委員の皆さんが、しっかりとした見識と判断力を持っており、実に立派であり、最大の敬意を表したい。

 2件とも、とても高く残土が埋められた土地で、先般の熱海のように土砂崩れが発生しないか、とても心配な土地である。

 なお蔵波の現場はすでに大東建託がアパート建設の工事を始めている。蔵波地区、隣接地権者の動きが注目されるところだが、これに対し市や県はどう対応するか・・重大な関心事として今後を見守っていきたい。(明日に続く)


nice!(0)  コメント(0) 

袖ケ浦市農業委員会は実に立派です  1 [農業]

 ◎ 現在問題になっている、二つの残土埋め立て地での問題で、袖ケ浦市農業委員会は、明快な判断を下しました。そのことについて、詳細な経緯の報告を、私たちの会の土地問題担当である、進藤さんがまとめ寄稿してくれましたので、3回に分け連載します。実情を掴んで、現地を見に行ってください。   kawakami



 袖ケ浦市農業委員会は実に立派です。
                 政策研・土地問題担当 (蔵波区長OB)  進藤秀一
                   連絡先 090-5315-3245   令和3年10月13日

 9月、10月と最近2回の農業委員会で重要な案件が2件あり、農業委員会を傍聴しました。農業委員会は実に適切な判断をして素晴らしかったのでその報告をします。

◆ 事件の経過と、農業委員会の判断
 一つ目は9月に行われた農業委員会で、ここでは浜宿団地のすぐ上の代宿で、残土を10数mも盛り土した土地を、農地に適さないから農地から外してもらいたいという許可申請が農業委員会に出されたものを認めなかったことである。
 この申請は8月の農業委員会に出された。しかし、重要な案件と言うことで継続審議となり現地を確認したりして9月の農業委員会にかけられた。
 この土地は、もともと谷地田だった土地を畑にしたいので土砂を埋めたいという申請が、地権者から出されて許可になった土地だ。地権者は埋め立てる最初から畑にして使おうという気はなかったようで、埋め立てが完了する前の令和元年9月に、埋め立て会社のクレッシェンドに売却し、さらに同じ日に有限会社瑞希に売っている。土地転がしのような土地だ。工事が終わったのは昨年令和2年なので地権者は初めから農地にしようとは思っていなかった。
 さらに埋め立て後は畑にすると言うことなのに、表土に畑に適した土を入れていないと言うことで昨年是正指導が出されたがそれに従っていない。
 非農地にすれば何か開発しようとするときに、農業委員会に農地の転用許可を取らずに何でもできてしまう。
 9月の農業委員会では畑を造成するために土砂を埋め立てたのに、非農地にして欲しいという申請は認められない、と言うことで、全員一致で申請は不許可となった。
 地元の土地所有者については、仮登記のままで残金が清算されず残念です。
 処分にあたっては、土地ころがしではなく、事業目的がはっきりした土地処分をすべきではないでしょうか。
 残土で10数mの高さに盛り土をしたすぐ下には浜宿団地の人たちが住んでいて、この盛り土から豪雨の時に大量の水が流れたり土砂が崩れたりしないか大変心配している。(明日に続く)


nice!(0)  コメント(0) 

赤木夫人から総理大臣への手紙 [国政]

 今日は変わったニュースを紹介する。日刊ゲンダイデジタル版に掲載されているニュースである。
これは拡散してぜひ11日午後3時頃ののテレビを見てほしい…と思い、紹介・掲載する。kawakami

【森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記】
日刊ゲンダイDIGITAL

2021/10/11 11:15

 辻元清美さん。国会で総理大臣に厳しく迫る“闘う”議員。政治にうとい私でも名前を知っている。(「私」は赤木雅子さん=以下同)
 その辻元さんから人づてに連絡があった。私の夫、赤木俊夫のことを国会で質問してくれるという。夫は財務省で公文書の改ざんをさせられ、命を絶った。でも財務省の調査報告書にはその事実が書かれていない。私は再調査をお願いしているけど、国は応じてくれない。
 それを国会で岸田総理大臣に問いただすからメッセージをいただけませんか、というお話だった。
総理大臣に言葉を伝えてもらえるなんてありがたいお話だ。でも私は怖かった。辻元さんは国会でもネットでもよく攻撃を受けている。メッセージを預けたら私も攻撃されるだろう。折角だけどお断りしてしまった。

 でも、これをきっかけに私は自分で岸田総理大臣に直接手紙を出した。想像以上に大きく報道され、話題になった。驚いたのはヤフーニュースの「みんなの意見」。衆院選で重視するテーマは? という質問に「森友問題の再調査」と答えた人が4分の1で断トツの1位だ。
 そして辻元さんからまた連絡が。国会の代表質問で手紙を全文読み上げて岸田総理に見解を聞くという。そこまでしてくださるのに逃げる訳にはいかない。9日、大阪・高槻市の地元事務所を訪ねた。
 
 会うなり盛り上がったのは2人とも同じピンクのマスクだったこと。「あ~同じだ!」と笑う姿は闘士のイメージとは程遠い。携帯のカバーも身の回りのどれもがピンク。男ばかりの中で頑張ってるけど、本当は可愛い人なんだと感じた。辻元さんは怖くない。怖いのは辻元さんや私を攻撃してくる人たちなんだ。

■「私の裁判人生に、やっと女性が現れた」
 うちとけたところで辻元さんは私の目を見て「一人で暮らしてるの?」。その言葉に、一人で闘う女性同士の心遣いを感じた。辻元さんも攻撃されれば傷つくし怖いこともあるだろう。私も同じだ。政界も裁判も財務省も周りは男性だらけ。男性に囲まれる圧迫感、攻撃される恐ろしさ。女性同士だからこそわかりあえる。私の裁判人生に、やっと女性が現れた……。

 辻元さんの代表質問は11日の午後3時前後。私の総理への手紙が読み上げられる。NHKが全国に生中継する。岸田総理もだけど、全国の女性の皆さんが聞いてくださったらうれしい。
(相澤冬樹/ジャーナリスト・元NHK記者)


nice!(0)  コメント(0) 

富士石油ボヤ? [人災]

 会員からの至急メールです   kawakami

今日9日朝刊東京新聞一面左側に一行だけ
地震で袖ヶ浦製油所一時火災と書いてある
誰か消防車走る音気付きましたか?
ボヤでも製油所火災は大事、場所が中袖の富士石油なら東京ガス、東電のガスタンクがあるから
大事として取り上げすべき問題
富士石油は災害時の袖ヶ浦の石油供給優先契約会社です。


nice!(0)  コメント(0) 

農業委員会の英断 [農業]

  7日に行われた第31回の農業委員会総会(10月度の農業委員会)に拍手喝采です。委員会の皆様、傍聴者(7名)の方々お疲れ様でした。

 昨日の審議案件は、蔵波地区の不法残土埋め立て地に、大東建託が、住宅14棟、84世帯のアパートを建てる件です。この場所を5月の農業委員会で許可を出しましたが、その後違反事実が見つかったことを受け本日再審議を行いました。
結果、農業委員全員で5月の許可を取り消し不許可と決定したのです。

このままこの地の宅地開発を進めたら、熱海の二の舞になることははっきりしているといえましょう。

 違法農地の記録が、時間軸が長くなり伝承と言うか、薄れと言うか、この現象を回避する事務局内の文書管理を見直す事の大切さが浮き彫りになった案件ですね。
今回の委員会の審議でも議論されました様に、1年に1回でも農地違法状態の現状検証をする事の重要性が浮き彫りになりました。10年、20年、30年、--、--、等々の記録の管理は必要ですね。

9月の農業委員会に続いて、今回の決定は農業委員会の健全さを証明し、勇気ある英断をそれも全会一致でされたことに心から拍手を贈ります。
この結果は、県に送達されるでしょうが、県としてはどのような判断を下すのか、注視の目を注ぎたいものです。
                               kawakami


nice!(0)  コメント(0) 

公開が遅すぎる [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 鉄道研究家・岩井の山ノ井さんが、怒りを込めてご自分のブログに、次の文章を書かれています。
紹介させていただきます。    kawakami


 私は大変怒っています。

 本日の千葉日報誌面にて、半年が経過したJR内房、外房の各線の江見、太東の2駅のワンマン列車の乗降転倒事故が、やっと報じられました。
千葉日報に置かれましては、敬意を表します。

 いまさら遅いというのが一番の印象、発生から半年後の公表には全く理解できない。
ワンマン列車で、事故がおきれば立ち止まるところを、

安全対策を講じているからワンマン運転は継続する

という鉄道会社の考えは、全く理解ができない。

 もし、私が問題に対して、誤解をしているのであれば、沿線市町村の地域公共交通会議、国の鉄道無人駅での障害者利用のガイドライン策定の意見交換会会議に、JR東日本千葉支社の中川支社長自ら、発言をし誤解をといていただきたい。
 現時点では、中川支社長は問題に真剣に向き合っていないと、批判をうけるのはやむ得ないと考えます。


 さらに
この数日前、ワンマン列車の04、10の各編成で、ハンドル操作によるモーターの音や車輪の音で、何か違和感を感じる。また、館山駅でこの2編成が、前日までの運休や遅延の関係で、同駅の乗り換えがお昼に。しかし、乗り換えが違うホームのため、階段移動でした。ちなみに、別の列車が止まっていたためとはいえ、交通弱者に配慮がない。
 本日も従来の普通4両が、試運転の名目で、館山駅を発着。ある日、岩井駅に停車するものの、停止位置を間違えたのか、ホームから列車がはみ出ている光景を確認。訓練を想定して、意図的に停止位置をずらしたのであればともかく、あの光景はあまり見るものではないと思う。

 線路沿いの草木や竹林がまともに処理されず、それが新型車両であるワンマン列車にあたり、汚れがつく。洗車がすぐにできないため、あまりにも新車なのに、雑に使われているのは、どうなんだろうか。

nice!(0)  コメント(0) 

真鍋淑郎先生の受賞 [環境問題]

 真鍋淑郎先生がノーベル賞を受賞されたとの嬉しいニュースが入った。すでに90歳になられていらっしゃるのだそうだ。恐れ多いことだが、あと3か月で90歳になる私にとって、同じ年代を生きてこられた方が、この年になって40年も前に打ち立てられた理論が、世界的に評価されたことになる。
 今では、気候変動が、地球を取り巻く温室効果ガスの濃度によって左右されていることを疑う者はいなくなった。パリ協定の具現化が、世界的規模で展開されつつあるし、最近は、「公正な移行」という言葉が「脱炭素社会への、新しい仕事と雇用を作り出す」共有語として、世界的に展開されつつあるまでになっている。

 私たち袖ケ浦市民にとって、直接的には、「石炭火力建設反対運動」の過程で、この理論を知ったといってよい。産業革命以降、人類は化石燃料を燃やし続けてきた。化石燃料から生じるCO2が、温室効果ガスの濃度を高める最大の原因であることを、運動の中で学んだ。と同時に台風15号が袖ケ浦市を襲い自らその体験を実感として学ぶ機会ともなった
 しかし、その背景に真鍋先生が40年前に打ち立てた理論があることを、私は知らないままで来た。
恥ずかしいことだ。

 2021年6月15日、「環境分野のノーベル賞」とも呼ばれる「ゴールドマン環境賞」に、石炭火力発電所の温暖化への影響などを訴えてきた日本のNGOの平田仁子さんが選ばれた。日本人の女性が受賞するのはこれが初めてであるという。
 ゴールドマン環境賞とはアメリカの財団が1989年に設けた「ゴールドマン環境賞」は、環境保護活動で功績があった人に贈られる国際的な賞で、毎年、世界の6つの地域で1人ずつが受賞している。
 この平田仁子さんは、ここ袖ケ浦で「石炭火力発電所建設計画」反対運動で、初めての学習会でお呼びした講師であった。平田さんの受賞に、びっくりと、喜びと、誇りのようなものを感じたものである。

 2021年の二つのすごいニュースの中で、何か近しい方が、すぐそばにいらっしゃるような感じがする。勇気が一段とわいてくる思いであることを、このブログに記しておきたいと思う。
                               kawakami




nice!(0)  コメント(0)