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最終日の議案採決を聞きながら  3 [議会ウオッチング]

 今議会は追加議案含めて11件、認定2件、諮問1件、報告3件である。報告を除いて、
14件について、委員長報告、質疑、反対討論があった場合、賛成討論もあり、採決の手続きを取る。反対討論がなければ満場一致の採択になる。

 この中で、主要な討論として私が注目したのはとなみ議員が反対討論された、認定1号「令和2年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について」である。
となみ議員は項目ごと細部について具体的事例を挙げて反対討論をされた。
 それに対し、賛成討論が次々と続いたのである。
 稲毛議員・・適切なコロナ対策であった。
 佐藤議員・・後期高齢者対策の適切性について
 根本議員・・介護保険について予算執行は適切であったこと
 順番は2番目だったが、山下議員は網羅的な内容討論であった

 私はこの町に住んで、「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」に加入し14年間「議会ウオッチング」を行ってきた。14年間、反対討論があった場合、なぜか同じ数の賛成討論が配置され、その反対討論原稿は「天から降ってきた原稿」と称され、その読み方もほとんどが、棒読みであるという、不思議な現象が続いていたのである。
 そのことを不思議に思い、議長あて、会として疑問を提出したが、議長に握りつぶされ、各議員に文書は配布されなかった。
 それで、全議員にこの不思議な現象についてどう思われるのか・・というお手紙を会として差し上げた。数名の議員から、心を痛めていらっしゃるという内容のお電話、あるいはメールをいただいた。

 今回、稲毛議員、佐藤議員、根本議員の賛成意見に全くよどみはなかった。ご自分の言葉でそれも反対討論の内容に対応する形での賛成討論であった。
賛否同数という不思議な現象は、心ある議員によって打破された・・と私は思った。

 議員の中には「二元代表制の再構築」という言葉を使っていらっしゃる方がいらした。
また、「廃棄物減量等推進審議会」における、執行部の議会を軽視した文書配布も、「二元代表制」の根幹を揺るがしたことに対する、議員諸侯の怒りであったと見る。

 袖ヶ浦市議会には、自浄力があると思っている。数年前ではあるが「議会改革特別委員会」議事録には、このことに心を痛めている議員の発言がしっかり掲載されていた。

 総務部部長名での、質問に対する回答の中に「議会からの要請を受け、執行部において、賛成討論に関する資料として作成し、議会にお渡ししております。あくまで参考資料としてお渡ししているものであり、討論の内容や実施については、議員個人の自発的な意思に基づいて行われているものと判断しておりますのでご理解いただきますようお願いいたします。」(令和3年8月19日付原文)とある。

 私には、議会がこのような要請を出すはずがない・・と思っているので、情報公開で真偽を確かめようと思っている。出しているとするならば、これほど恥ずかしいことがあるだろうか。議案を分析して、ご自分の意見をまとめることができない・・ということを、自ら明らかにしている。「立法府である議会が、行政執行部に土下座している図」が、陋習として続いてきたものであるならば、今回の答弁を期に、直ちにおやめになることを願う。

 別な見方で言えば、二元代表制の根幹にかかわることを、平然と行う執行部であるからこそ今回の「廃棄物減量等推進審議会」における過ちが生じたとの見方も言えるであろう。

 賛成討論に登壇した4人の議員方々の勇気ある発言に、「二元代表制の再構築」の具現化を見たと私は確信し、心からの拍手を贈る。12月議会でこの陋習絶滅の証拠が見れることを願っている。
                            kawakami

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議会最終日の議案採決を聞きながら・・2 [議会ウオッチング]

 昨日の報告で紹介したように、「廃棄物減量等推進審議会」に提出された文書は、一気に議員諸侯の怒りを買うものとなりました。整理すると

① 議会として、このようなことを議題として全員で公的に話し合った事実はないこと。
② それにもかかわらず議会の総意であるがごとき形で提出されていること。
③ そもそも市長が、政策策定上の諮問機関的性格の審議会に、議決機関である議会の意向を提出する   
 こと自体、あってはならないこと。
④ 地方自治体における政治形態の原則は、二元代表制を取っている。行政事務を執行する職員が、そ 
 のことに対する基本的理解に欠けているのではないのか・・と疑われても仕方がないこと。

 議会は議長名で、厳しく市長あて抗議文を出したことは当然のことです。市長は全面的にこのことを
認め、謝罪の上、「廃棄物減量等推進審議会」は、会議自体がなかったものとして処理され、そのための審議会委員への確認の会議を、9月26日の日曜日に開催し、委員に報告と謝罪を行いました。
 このことについては、このブログで、直接関会長名での傍聴記を掲載しました。

 さて、このことを受けて、ある議員のブログに、「二元代表制の再構築」という言葉が書かれているのを読ませてもらいました。私は重要な問題提起であると思いました。何とか一つでも二つでも、実現可能なものから意識的に取り組んでいただけたら、どれほど議会にとっての前進になるものであろうか…とひそかに期待したものです。

 議会最終日、私は、なんと、その具体的姿を目の当たりにすることができたのです。明日はそのことを報告させていただきます。                      kawakami


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議会最終日の議案採決を聞きながら・・1 [議会ウオッチング]

 28日、今日は袖ケ浦市議会最終日、議案採決の日でした。。私は10時前に長浦公民館について、テレビの音を少し高くしていただいて、ひとりで、終わりの市長さんの謝罪のことばまでしっかり聞いてきました。

 今日の傍聴で、今議会中に起きた驚くような事実と関連しながら、「議会は今動いている」という事実について、数回に分けて報告させていただきたいと思います。

 今議会では、二つの市執行部の手続き上の問題が明らかになりました。一つは蔵波地区の長期にわたる不正な残土埋め立てと、その場所が抱える法律上の瑕疵と、さらに危険性の確認もせず、開発計画に許可を与えてしまったという二重の過ちを起こしてしまったことです。
 確かに、現在の執行部のみの問題ではないにせよ、開発計画に対する許可は行政の不作為であると、言わざるを得ない問題です。
 危険区域での開発は、直近に起きた熱海の埋め立て地での、土砂崩落事故とダブって、この先の解決はどうするのか・・・早急な決断が求められるところです。

 この問題と残土問題を含めて次の議員の方々が、一般質問で質問されています。すごいことです。
篠崎議員  湯浅議員  塚本議員  山口議員  吉岡議員   お疲れ様さでした。

 もう一点は、となみ議員の一般質問で急浮上した問題です。それは第「2回袖ケ浦市廃棄物減量等推進審議会」での次の資料が議案討議資料として配布されたことから問題は大きくなりました。
(クリックすると大きくなります。以後明日に続く)

議会からの意見.PNG

                              kawakami




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「袖ケ浦市廃棄物減量等推進審議会」傍聴記 [ごみ処理施設]

  第2回袖ケ浦市廃棄物減量等推進審議会を傍聴して
関   巖
 9月26日(日)上記の審議会(臨時会)を傍聴してきました。
これは、前回(第1回9月6日)の審議会で不適切な資料が配られたことに対応するための審議会でした。
 
 前回に配られた資料の中で、ゴミ袋値上げに関する資料として、「議会の意見」が配布されたが、このことについて議会より市長に抗議文が提出されました。
抗議文の内容は、この議会での意見を聞いた場は非公式の場であったのに公式の意見のようになっていたこと、値上げに反対の意見もあったのに値上げに賛成の意見だけ採り上げていたことです。

 このことについて冒頭市長挨拶の中で、不適切であったことのお詫びと今後再発防止に務めますとの市長の言葉があり、その後環境部の事務局からも中立公正な審議会に対して軽率な行為をしましたとお詫びの言葉がありました。

 これを受け、事務局から議題が三つ提案されいずれも異議なく承認されました。
議題一
 第一回の審議会に配布した不適切な会議資料を委員ならびに傍聴者から回収すること。
およびこのとき話し合われた「家庭系ごみ処理手数料見直しの基本方針(案)について」の審議内容を取り下げること。
議題二
 上記に関連して、第一回廃棄物減量等推進審議会議事録は作成しないこと。
議題三
 再度前回の議題について審議を行うこと。この際もう一度事務局で資料を作り直して提案すること。
      以上

 私の感想
 要するに一言で言えば、前回の会議は無効とし、配布した資料を回収して改めて審議を行う、ということでした。
 市長と議会は2元代表制としてそれぞれ独立して市民より選出されています。
市長はその政策を遂行するため政策を立案し議会の承認を受けます。
 この政策を立案する過程で、市民などから意見を聞く場として審議会があります。
昔はこの審議会に議会代表として何名かの議員が審議会委員として入っていましたが、議会は市長の提案した議案を審議する立場なのに、その政策立案過程の審議会などで議会が関与し、その関与した政策を議会が審議すると言うことはおかしい、とのことで審議会に議員が入ることをやめた経緯があります。
 今回の審議会での「議会の意見」の資料配付は上記のようなことからすると明らかに不適切と言わねばなりません。
 また中立公平な立場から審議すべき内容について、議会の意見を出して審議の方向性を誘導するようなことは厳に慎むべきです。

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横須賀石炭火力反対スタンディング [石炭火力発電所]

 東京湾を囲む4か所で石炭火力建設計画は、千葉、市原 、袖ヶ浦の3か所は断念させたのですが、残った一か所横須賀市、それも小泉環境大臣のおひざ元では、強引に建設工事続行中で、裁判も継続中です。地元を中心に、東京湾の会(袖ケ浦も含む)、数多くのNPO/NGO「気候ネット」、FOEJAPAN、グリーンピースジャパン等々が結集して、根強い反対運動を続けています。
 昨日は、「nocoal-tokyobay:3422 ] 9/24気候アクション」として、FOEJAPANの若い人たちを中心に
スタンディングアクションを実施しました。その写真が送られてきました。たくさんあるのですが、
そのうち4枚を選んで紹介します。              KAEAKAMI


齊木貴郎

昨日はご苦労様でした!
高橋さん、FoEのみなさん、若い方々のアイデアと情熱で、多くの賛同者の方々が集まってくださり、
とても訴求力のあるアクションになったと思います。
今後ともよろしくお願い致します。


2021/09/24 21:06、Hanae Takahashi のメール: 皆様 本日、横須賀石炭火力発電所前でフォトアクションを実施しました。 陸郎さん、斉木さん、横須賀の会の皆様、ありがとうございました! 横須賀で石炭火力建設反対スタンディング3.PNG 横須賀で石炭火力反対スタンディング 1.PNG 横須賀で石炭火力反対スタンディング 2.PNG 横須賀で石炭火力建設反対スタンディング4.PNG
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中川支社長・問題認識せよ [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 鉄道研究家・岩井の山ノ井さんが「房日新聞」に投稿した記事の紹介である。  kawakami


2021年09月22日(水)
本日もこの時間に。

JR東日本千葉支社の中川支社長へ申し上げる。

先日の千葉日報のインタビュー記事。鉄道の安全対策に一言もふれない内容。大変、遺憾である。

 木更津から君津の馬込踏切。一ヶ月以上、検知器のセンサーが一部破損がそのまま放置。
駅の防犯カメラの顔認証。お客さんから誤解が生じないよう、強く考慮を求める。

さて。
 昨日21日の13時30分。千倉駅にて上りワンマン列車の発車ぎりぎり。観光客2人が急いで乗ろうと。しかし、ドアはボタンを操作しなければ開かない。その認識より、ドアがあくのを待っている。しかし、なにもないまま、そのお客さんの目の前で列車が発車。

 この場面、列車の運転士、駅の改札の社員どちらかが放送アナウンスで乗車の有無の確認の趣旨を伝えることが、十分に可能であった。最大の欠点は列車の外部スピーカーがないこと。あれば、運転士とのやりとりができたと思われる。千倉駅はワイヤレスマイクの放送ができる。それを活用すべしである。
 ワンマン列車が運行半年。地元のお客さんはある程度、勝手がわかっていても、都心からの観光客は、列車のドアは車掌の操作で動く認識が前提。もう少し、視覚・聴覚で確実にドアはボタン操作を、という情報をきちんと伝えること。介助、障害のあるかたはなおさらである。
 本日もワンマン列車を利用をしていても、都心からのお客さんは、ドアが動くのを待っている光景がかなり見受ける。ぜひ、そういう現場をみていただきたい。

 また、館山駅では伝える案内情報は少ない。現在も3番線で下り列車を、ワンマン列車が停車しない離れたところで待っているお客さんが少なくない。館山駅は電光掲示板が改札のみで、ホームにはない。時刻表もない。安房鴨川駅は改札、ホームとも電光掲示板と時刻表はある。

 江見駅に、セルフレジのミニNEWDAYSが。ただ、品揃えは決して多いとは言えない。
私は駅には、複数機能を持たせることには異論はない。沿線自治体や住民団体とスクラムを組んだ活用策を。

 今月27日は内房線仲原踏切の事故から5年。
原因とされる沿線の草木・竹林の視界不良は、残念ながらそれを踏まえた改善がかなり、ほかの線路沿いで後退をしている。安全に対して向き合う姿勢があれば、この日に現場へ慰霊を。そうでなければ、安全は利益がでないという認識であると受け取る。
 安全対策はお金を生む道具ではない。輸送上、人命を守るために必要な使命である。人事畑の世界ではないのだろうか。

 もう一言、お客さんが少ないから短い編成のワンマン列車を使うお客さんは、混雑していてもコロナのリスクを負うのだろうか。

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遺骨埋没土砂に係る陳情 [議会ウオッチング]

 21日の東京新聞は、辺野古基地における「戦没者遺骨混じる土砂使用計画」について、既に25地方議会で反対意見書が採択されていることを報じている。
 太平洋戦争末期の沖縄戦では、住民を含む20万人を超す人たちが犠牲となり、県の推計ではまだ2800人の遺骨が収集できていないという。
 特に激戦地であり、遺骨が埋没されているという本島南部の糸満市と八重洲町の土砂を採取し、辺野古の米軍基地建設に埋立地軟弱地帯埋め立て用に使うというのだ。

 このことに対する「遺骨が眠る本島南部の土砂を埋め立てに使わないよう求める意見書」を沖縄県議会が全会一致で採択。同様の意見書は金沢市議会、東京都小金井市議会等、6月議会終了時点には、全国で23の地方議会で採択され、9月議会でも、山形県三川町議会、上山市議会では全会一致で採択されている。
 2016年に成立した「戦没者遺骨収集推進法」では、遺骨収集を「国の責務」と定めている。

 さて、袖ケ浦市議会9月議会に、「平和を願い戦争に反対する千葉県戦没者遺族の会」代表の上田美毎さんから、「戦没者の遺骨が眠る土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使用しないことを求める意見書採択の陳情」が提出された。わが袖ケ浦市議会は、この陳情に対しどのような対応をしたか、市民の皆さんはご存知であろうか。

 陳情はどなたでも行えることになっている。陳情は、陳情者の趣旨説明、議員からの質疑、執行部の意見という審議ルールがあり、採決をする。しかし、この陳情に対しては、今まで聞いたこともない扱いがなされた。陳情者の説明もなし。ただ「参考配布」という印が押された文書が配布されただけである。

「参考配布」という扱いがないとは言わない。ただ議会の誰が決定しているものなのか。議員に一人でもこの扱いに反対の方がいらしたら、陳情権を無視したこのような扱いはすべきではない。まして遺骨の混じった土砂を基地建設に使うことの是非について、袖ケ浦市議会は平然と無視する態度を表明したことになる。それでよいと議員諸氏は考えていらっしゃるのか・・

 今議会は、執行部の扱いに対する誤りを正すという、議会のあるべき姿を明示し、議会には自浄力があることを示してくださった。その一方で、陳情権を無視した決定を、議会の一部の意見で決めるという過ちを起こした。この事実に対して心からの怒りを感じている。(クリックすると大きくなります)

沖縄遺骨埋没土砂.PNG

(東京新聞掲載写真転写)

                                kawakami
                              




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「廃棄物減量等推進審議会」 3 [ごみ処理施設]

 笹生議員のブログからの転載最終版です。ありがとうございました。 kawakami

 今回は「審議会で議会の意見等という趣旨の文書が配布された」ということを一般質問で議員が指摘したことに端を発します。

 文書の内容、作成・配布の手続きなどに問題があったことは事実です。
この事実を生み出した背景、根底にあるモノに目を向けねばならないと考えています。 

◆ 二元代表制の再構築
ワタシは「審議会とは何か」という点だと思っています。
そして、政策立案から決定、議会での審議。そして決定と執行。
この一連の流れは「執行機関と議決機関の分業」であるのです。
この分業は役割分担であり、役割の責任であり、機関としての特性だと考えます。
これは今地方自治で求められている「二元代表制の再構築」につながります。

二元代表制の再構築を踏まえた上で、議会としての改善点を整理していきたいと思います。





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「廃棄物減量等推進審議会」 2 [ごみ処理施設]

 笹生猛議員のブログ掲載記事 「廃棄物減量等推進審議会」で配布された資料について その2です。

 先日議会から市長に宛てて出された抗議文、4つの事項 

・ 「廃棄物減量等推進審議会」で配布された「議会からの意見等」は、本来配布すべきではなく、内  
  容について、不適切であったことを説明し回収の上取り下げすること。
・ 令和3年9月6日の「廃棄物減量等推進審議会」の審議は、前述の資料により審議されたことから、
  再審議を行うこと。
・ 今回配布された「議会からの意見等」の資料作成の経緯と対応した結果について報告すること。
・ これまで各審議会等において、同様な資料が用いられていないか点検し報告すること。

 その中の「資料作成の経緯と対応した結果について報告すること」ということから、議会運営委員会で担当部課長に説明を求めました。

 この説明の中で「作成配布については担当の責任」と認めていました。また適切ではないという点も認めていました。さらに文書の内容も市長は承知していたというのです。

 大まかな経緯については上記のような感じでした。
この一連の不適切な行為に対して市長の対応を待ちます。

 ここで執行機関の市長と議決機関の議会で確認をしなければならないのは、「お互いの分業」なのだということです。
 議会としては議案として出てきたものを徹底的に審議するという所が基本だと考えます。市長が政策決定する過程での議会の過剰な関与は必要ないのです。(続く)



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「廃棄物減量等推進審議会」 1 [ごみ処理施設]

 今日から3回にわたり、笹生猛議員の「廃棄物減量等推進審議会」についてのブログを、ご本人の了承を得て転載で紹介させていただきます。最近行政のあるべき基本認識に欠ける事例が続々出てきているようです。しっかりしてください。    kawakami


◆ 「廃棄物減量等推進審議会」 ブログ1

 本日(9/13)、今市役所内で話題の「廃棄物減量等推進審議会の中で配布された資料」についての対応を検討するための議会運営委員会が開催されました。

 今回の議題は、議会から抗議文を出すことになったのでその内容について議論しました。文書の内容は添付の画像から確認してください。

 解説はYouTubeでも行っているのであわせて確認してください。


https://www.youtube.com/watch?v=G8mAvL0DBzY&t=13s


 今後の日程は
16日に予定されていた建設経済常任委員会での所管事務調査は中止。
そして、文書作成の経緯の聞き取りを早い段階で行います。その日程調整を始めました。
さらに、文書に対する市長の回答を待ちます。

 現在の地方自治、二元代表制の再構築が求められています。
その中で、先ずは執行機関と議決機関が各々の役割を認識して分業をシッカリすることだと考えます。
この基本的な認識を職員も議員も「再確認する必要がある」と考えます。

今回の事は「再認識の機会」につなげていきます。(続く)


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9月6日の「廃棄物減量等推進審議会」無効決定 [ごみ処理施設]

  ◆ 浜団の翁さんからの投稿
 となみ議員の一般質問で9月6日に行われた「廃棄物減量等推進審議会」で配布されたの資料の中に「議会の意見」というのがあり、あたかも議会の総意であるがごとく、意見が述べられていたことに対し、議員内で「とんでもないことである」として、議長名での抗議文を市長あて提出。9月6日に行われた審議会は無効であることが決定したという。
 改めて下記日程で行うとのことである。あきれた話である。(クリックすると大きくなります)

廃棄物減量等推進委員会.PNG


 ◆ このことについて、笹生猛議員のブログには、詳細に経過報告と、あるべき姿についてのご意見がのべられてある。ご本人の了解を得たので、明日のブログに掲載させていただく。
                        kawakami
                            


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ゴミ問題・政策研事務局の発言 [ごみ処理施設]

投稿者 政策研事務局 

 戦後すぐに生まれた私が、ゴミの観点で過去を振り返って見ると、随分とゴミは世相を反映していたと今更ながらに気が付く。
 もの心ついた当時、ゴミ箱は木製であり、ほとんどが生ごみでした。ですので夏はハエの天国でゴミ箱開けると臭い。当時はもちろんプラスチックはなく魚は新聞紙にくるくると撒いて持ち帰る。
肉は薄い杉皮に敷かれて売られている、豆腐は鍋を持参で買いに行く。酒・醤油は空き瓶持参で計り売りで買うのでゴミがほとんどでない。
肉や魚の汁で汚れた新聞もキョウギと呼ばれる薄い杉皮も自然素材であり、生ごみと一緒に畑に処分しても環境問題にならず自然に有機肥料となっていた。

 時代が変わって現代はどうか?
昨日、袖ケ浦駅北側のスーパーせんどうに餃子の皮とか、ひき肉とかもろもろを買いに行ったが、商品はすべてプラスチックの容器に入っていてラップフイルムでくるんであります。これは便利で清潔ですがこれこそが現代のゴミ問題の根源のひとつです。

 並べた時点でその日の内にゴミになる資源のプラスチックごみが一緒に買われ、そして捨てられる。
もしも肉や魚の入れ物持参で個数や計り売りで買えば、可燃ゴミの大半を占めるプラごみは相当減ります。主婦の店、AEON、尾張屋さんなどが実施している回収ー>資源化でも大きな効果が期待できます。

 リサイクル資源化・再利用がごみ問題の根本であることを直感で感じる
 このプラごみや廃油回収問題は市が市民(自治会)への協力な宣伝次第と回収の体制が不十分であることと、ゴミステーションの場所が狭く分別回収しにくいところも多く困難な面が確かにあります。
ですが、回収のプラスチック箱を場所に合わせて小型の箱を用意とか工夫すれば、生ごみとかと一緒に資源ごみのプラごみが一緒に可燃ごみになる割合は確実に減ると考えますがいかがなものでしょう。

 これは食品のみならずホームセンターなどで売られるすべての日用品にも言える事実で、総じて過剰な包装。 作る時、売るとき、使って捨てるとき
この3つの段階で如何にゴミ自体が発生しないような社会の仕組みにするかが肝心と見えます。

 そして生ごみ、これは大きなバケツを逆さにしたものを購入に補助金がでることの公報があった記憶があるが、9月6日の廃棄物減量等推進審議会を傍聴した際に環境管理課廃棄物班の方が段ボールコンポストなるものがあることを話していました。
 なるほど段ボール箱で生ごみから有機肥料できるとなればお金かからずゴミ減量に繋がると期待してクリーンセンターに行った際、ついでに段ボールコンポストの作り方、種菌など聞いたら説明者自身はまだ導入していないとの話。
 集合住宅住まいは難しいかも知れませんが個別住宅住まいの市職員の多くはこれを実際に導入し問題点や利点、導入拡大のノウハウを収集すべきではないか?
 市長は当然みずから進んで導入実験しているのだろうと思うがどうでしょう?
市職員では長のつく方々、環境管理課やクリーンセンター職員など、、、

 そしてまず自分自身も進んで実施せずにあれこれ言えませんので試してみて市に報告しようと決心しました。

◇◇◇◇ 段ボールコンポストの作り方・使用法 ◇◇◇◇
 クリーンセンターで聞いた作り方と使用法は概ね以下の感じ
①スーパーなどから丈夫目のミカン箱ぐらいの段ボール箱をもらってくる
②底が弱くなるので2枚ほど底板用段ボールを敷いて強化
③角をガムテープや上部な紙でテーピングで補強を推奨
④スーパーやホームセンターで売っている腐植土を入れる、これが一番安い方法
 クリーンセンターでもらった添付ファイルのようにEM菌とか専用のものも色々売られているが、安  
 価な腐植土で大丈夫なようです。
⑤野菜くずなど徐々に入れる、土を握って固まる、ちょっとぱらっとする程度の水分が良い水分量
⑥ハエや虫が入と嫌なので上から布などでカバー(空気は入るが虫は入らないよう)
⑦発酵し始めるとほかほかと温かくなる、これが良い状態
⑧雨のかからないところ、発酵が正常なら玄関でも良いとのこと
   ということでまずは読者の皆さんもお試しを!!

□□□□□□□ 話も少し戻します □□□□□□
 このところ廃棄物減量等推進審議会での話題はゴミ袋の値上げを進めたいという話が中心です。
で過去の審議会記事を徐々に読んでいますが、他の地域との比較資料が出されたりして値上げ当然の雰囲気で市民代表は突然の委員になっている方が多く意見を言いたくても話の流れについていくだけの感じ・・・また、分別の資料もありますが、実際にそれを袖ケ浦のゴミ分別に適応させようという実践は
ないようでお話してお終いの印象があります。

 作る時、売るとき、使って捨てるとき
この3つの段階で如何にゴミ自体が発生しないような社会の仕組みにするかが肝心。
この3つをさておいて値上げ主体論議はおかしい。

 そもそもゴミは収集から始まって最終埋め立てにかかるまでの費用が費用問題の対象であって、他の市との比較で安いから、、長期間値上げしていないから値上げすべき との論調はおかしい
 最終処分の一歩前の新日鉄の溶鉱炉型の4市の広域焼却炉に支払う費用のことも忘れてはいけません
4市のみならず太平洋の街からゴミが富津港まで運送されるのだと言う
 CO2削減、ゼロCO2が求められる時代に市長はなにを考えているのだろうか?






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切実なごみ収集市民の声 [ごみ処理施設]

  昨日の提言に早速同感の手紙が届き、さらに話題が発展します。こういう現実の生の声に、行政は耳を傾けてほしいものです。議員に聞いたのがほんの一部分の議員だけだった・・・という事実も明らかになりました。あきれたゴミ値上げ強制行政です。
                             kawakami

◆ Aさん
 これは良い話を聞きました。公共サービスが基本なのですから高齢者や障碍者への配慮が必要ですね。色々調べていたら、部屋の中に小型冷蔵庫のようにおける生ごみ処理機なるものが市販されています。生ごみが重いのでこれを高齢者世帯を普及させる手もありますね?

 段ボール箱に大きなビニール袋いれEM菌で生ごみを腐葉土にできるものを市役所が実験中です。雨かからない玄関においても臭くありません(自分がクリーンセンターで見てきました)蓋つきのバケツなら雨心配ないので庭において犬や猫、カラスにいたずらされないようにすれば大丈夫。きれいな腐葉土ができます。
今週、自分の家で実験始めるつもり

 粗大ごみはクリーンセンターに持ち込みが基本で、持ち込みできない人は事前に連絡し割り増し料金支払って自宅前回収という仕組みが現在ありますがクリーンセンター持ち込みは結構手間、持ち込み時間9:30-11:30、午後は13:30から14:00だったと思います。普通の車には少ししか詰めないので何度も往復し1日で終わらないこともあります。
ゴミステーション取集からクリーンセンター持ち込みに変わっても粗大ゴミ減ることはやっぱりないと実感、おまけにコロナ緊急事態宣言だから持ってこないでと言われました。
ワクチン完了者は持ち込みOKにして欲しいと市長への手紙に書きたい。

◆ Bさん
 当家では乾燥型の生ごみ処理機を使っています。生ごみの減量にはなりますが、最終的にはゴミ袋に入れて出すことになります。
 生ごみ処理機で処理出来ない生ごみの方が多いような気がします。今使っている生ごみ処理機の前に使っていたのがバイオ式で、生ごみを入れて肥料を作るタイプのでしたが10年以上使って壊れました。パナソニック製でしたが今はそのタイプは発売されていないようです。
 ゴミ出しは現況では週3回ですが、高齢者や障碍者の場合、週に一回でも良いから自宅で回収(当然として無料でなければなりません)してくれるように出来たら大分助かるのではないでしょうか?都会と違い、二回分位は自宅のどこかに保管できるとおもうのですが。









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切実なごみ回収問題 [ごみ処理施設]

 一市民からの切実な声をお届けします。  kawakami 

◆ ゴミ問題で一言。
 ご存じのように私の住んでいるところは急坂で、ゴミステーションは坂を下りて3-40M行った先にあります。生ごみや粗大ごみを出すときは「行きはよいよい、帰りは・・」です。今のところはゴミ出しに問題ありませんがいずれはゴミ出しにも困る日が来ると思っています。

 大阪のどこかの市では、ゴミを門口に出しておけば粗大ごみも含めて収集してくれるらしいです、真意は確認していませんが。
 そこで、ゴミ出し弱者には門口に置いておけば持って行ってくれるような特例が必要だと思います。例えば、そのような家庭には特別な標識を置くなど・・。

ゴミ出し弱者をなんとかしないといずれ高齢者の家は「ゴミ屋敷化」だと思います


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市長へ議長名での抗議文 [議会ウオッチング]

9月9日、となみ議員の一般質問があり、傍聴しました。
となみ議員は大綱3点のうち3点目で「ごみ処理事業 について」の質問がありました。
質問の中で、
9月6日に行われた「袖ケ浦市廃棄物減量等推進審議会」についての報告があり、その中の資料に「議会からの意見等について」という文書が提示されてあったのです。ゴミ袋値上げについて議員に聞き取ったという資料だそうです。
となみ議員は「値上げすべきでない、何度も議会で撤回を求めている私の意見はなく、値上げ幅が大きく段階的にすべきという意見しかないような資料となっている。なぜか」と尋ねると、「全員ではない」と、市の担当者の回答でした。
そんな重要なことを、あたかも議会の総意である如き報告を文書で行っている。とんでもないことです。

議会終了後、この報告について議員間で問題になったということです。当然でしょう。
「議会からの意見について」は「一部の議員の意見であるものを、議会全体総意によるもののように扱い報告されたのは、問題がある。そもそも、審議会に議員の意見を出すこと自体問題、審議委員が意見を出し辛くなる。」という怒りの声です。
 事前にこの文書について議会に報告があり理解した事実もありません。議案提出者の重大な手続きミスでしょう。この背景には、議会に対する軽視の姿勢が見て取れます。

「議長名で市長に抗議文を出すことになった」とのことをききました。当然です。
併せて
「6日の審議会は、議会の承認も得ず、勝手に出された資料に基づいて開かれたもの。審議会の委員に謝罪し、会議のやり直しをすべき」との意見も出された。
何か傍聴していてつかえていたものが、ほっとした感じになりました。

◎ 傍聴された市民からの傍聴記です。 議員各位に拍手を贈ります。今回の議会は、蔵波の不法埋め立て地に係る「二重の法令違反」を知らないで、宅地開発に許可を与えた、たるんだ行政業務執行が目立つ議会になりました。行政の対応を注目したいものです。   kawakami


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