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農業委員会の英断 [農業]

  7日に行われた第31回の農業委員会総会(10月度の農業委員会)に拍手喝采です。委員会の皆様、傍聴者(7名)の方々お疲れ様でした。

 昨日の審議案件は、蔵波地区の不法残土埋め立て地に、大東建託が、住宅14棟、84世帯のアパートを建てる件です。この場所を5月の農業委員会で許可を出しましたが、その後違反事実が見つかったことを受け本日再審議を行いました。
結果、農業委員全員で5月の許可を取り消し不許可と決定したのです。

このままこの地の宅地開発を進めたら、熱海の二の舞になることははっきりしているといえましょう。

 違法農地の記録が、時間軸が長くなり伝承と言うか、薄れと言うか、この現象を回避する事務局内の文書管理を見直す事の大切さが浮き彫りになった案件ですね。
今回の委員会の審議でも議論されました様に、1年に1回でも農地違法状態の現状検証をする事の重要性が浮き彫りになりました。10年、20年、30年、--、--、等々の記録の管理は必要ですね。

9月の農業委員会に続いて、今回の決定は農業委員会の健全さを証明し、勇気ある英断をそれも全会一致でされたことに心から拍手を贈ります。
この結果は、県に送達されるでしょうが、県としてはどのような判断を下すのか、注視の目を注ぎたいものです。
                               kawakami


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