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環境審議会の討議に拍手 [火力発電所]

 令和2年8月26日(水曜日)に開催された「令和2年度第2回袖ケ浦市環境審議会」の議事録を読んだ事務局長の率直な感想を掲載する。審議会委員各位の真剣な討議に拍手を贈り、一層のご健闘を期待する。               Kawakami

◆ 議題:仮称)千葉袖ケ浦天然ガス発電所建設計画に係る環境影響評価方法書について(諮問)

▲ 発言者の発言内容と特徴

公募@黒澤委員 :温室等の設備を導入して、熱の有効活用を図る予定はありますでしょうか

農協@大古委員 :放水口の部分で、温排水によって赤潮とか青潮の影響はないのでしょうか。
 :煙突の高さですけれども、80メートルということなのですが、前方法書では大気の影響ということでA案の180メートルとB案の200メートルとあるのに、どうして80メートルにしたのですか。

公募@藤井 委員 :今の回答について、方法書では予測をすると書いてありますが、今この時点で答えが出るというのはおかしい気がするのですが

企業@古賀委員 :緊急時大雨とか地震とか災害の時に起こる環境影響については予測等を行う予定でしょうか。

企業@佐久間委員:評価結果ですが、評価手続の流れの中でいつ公表されるかなど評価方法は決めていますが、どれくらいなら良いんですか。 先ほど、海水温度が3度とありましたけれども、3度で良いんですか。3度だからどうなるんだと言うところですね。今回の項目について、値はこうです、値について妥当ですと言う説明というのは、手続きの中でいつ開示されますか。

企業@佐久間委員:評価の結果は、我々は素人ですから住民の皆様にも具体的な影響ということで説明いただければ良いかなと思っています。 海水温が2度上がります。だから影響ありませんは違うでしょう。2度だから良いんですという理由をちゃんと説明して頂くようなのが良いんじゃないかと思います。 それと、先ほど古賀委員が質問しました防災については、東日本大震災などを考えると、同じ時期に防災計画を開示して頂くのが良いと思います。

◎ それぞれの立場からの真摯な発言に、普通の審議会との違いを感じました。一層のご健闘を祈念いたします。(感想)


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