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議会傍聴報告 3 [議会ウオッチング]

  一般質問3番手は篠崎典之議員である。一般質問直前に体調を崩して、入院されたと聞いている。完全に回復されたのか気になるのだ。篠崎議員は議員歴22年間である。今回で90回目の質問であるという。このことは当選以来22年間、一度も一般質問を休んだことなく登壇してきたことになる。すごいことだ。少し古くなると、何を勘違いしてか一般質問は新参議員がするものだと思っていらっしゃる方がいるようだ。そういう方は爪の垢を煎じて飲まれることだ。
 篠崎議員の質問は大綱2点である。「医療・福祉施策について」「オスプレイの木更津暫定配置要請等への対応について」というものだ。早速質疑の内容を報告する。

★ 医療・福祉施策について

① 国民健康保険加入者が医療機関に入院または高額治療を受けた場合、あらかじめ「限度額認定証」の交付を受けておくことで、退院時等に医療機関窓口で高額な医療費の支払いを減額できる。しかしあらかじめ「認定証」の交付のない単身者等が緊急入院した場合等、高額な医療費を求められてしまう。同「認定証」の「あらかじめの交付」の周知徹底についいて改善を要すると考えるがどうか・・という質問である。特に単身者の緊急入院の時などは、この「あらかじめ認定証」が漏れるようである。府中市などでは漏れないよう病院と市の間での連携がとられているという。30年には9367件中、4813件が後払いになってしまった。周知徹底については、町田市では申請書の書式についてホームページからダウンロードができるようになっている。袖ケ浦でもできないか・・速やかに実現できるよう検討するとの答弁であった。
 
② 身体障碍者手帳等の交付申請の際は医療機関が作成する有料の診断書が必要である。この診断書をもとに認否が決定される。診断書について市として支援の手を差し伸べる意志はないか・・との質問である。診断書は3000円から10000円程度の金額がかかる。30年の交付申請者は156名であった。市としては、このことについては現時点では見直す意思はないとの答弁であった。(58億円の財政危機と称し行政サービスを次々に打ち切ったことを思い出す)

★ オスプレイの木更津暫定配備要請について

▼ 防衛相・原田副大臣が、木更津市に対し説明に来た。佐賀を予定していた、17機が暫定配備されること。1日15回、年間4500回もの飛行訓練があること。暫定配備の期間は明示されていないことから永久配備の可能性は強いこと。騒音、落下物、低空飛行、事故等市民の安全な生活が乱されること等から、木更津市長は、市民、議会と検討し諾否の回答を留保した。袖ケ浦市には、隣接する市でありながら蚊帳の外に置かれている。
 このことに対する市長の認識を糺した。
市長は「予断をもって発言できないので、防衛省に説明を求めその回答を待っている。」との回答に終始した。

◎ 市長の、国、県、大企業等に対する対応では、自分の意志を表明することはまずない。原発・石炭火力もそうであったし、JRに対してもいちど「私が先頭に立って戦う」という発言を聞いたことはあるが、竜頭蛇尾であった。オスプレイが、コンビナートや、住宅地に墜落したとしても、このような態度で対応するのであろうか・・・これが率直な感想である。また、このような危険極まりない事実に対し、怒りを訴える議員は、ほかにどなたかいないのであろうか…とも思う。これらを含めて、戦前の状況に近づいて来ていることを憂慮している。

★ 大綱
▼ 明らかになった問題点
◎ 筆者の個人的感想                Kawakami

追加  篠崎議員は、ご自分のツイッターで、一般質問報告をされている。
    以下その記事を紹介する。

 陸上自衛隊のオスプレイが陸自木更津駐屯地に暫定配備すると防衛省から申し入れがあった件で隣接市の袖ケ浦市としての対応を6/12に一般質問さしました。防衛省は、千葉県と木更津市に申し入れたのみで袖ケ浦市には、全く話がありません。
 木更津市議会への説明会でも既存のCH47ヘリの年間2万5千回の飛行訓練に加え、オスプレイが年間4500回の飛行をするとのこと。
 袖ケ浦市臨海工業地帯の石油タンクやガスタンク上空も悪天候の中を計器で離陸する規定です。
合わせて30000回も飛び回る首都圏にさせてはなりません!
今日、明日には 非公開で木更津市内地元の方だけに防衛省が説明会をしてるとの情報も!
黙っていたらとんでもないことになります。声を上げ、行動していきましょう!
 


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議会傍聴報告 2 [議会ウオッチング]

 一般質問2番手は小国勇議員である。小国議員は大綱2点について質問した。1点目は創業、就業支援について、2点目は農業振興についての質問である。1点目については、市が行っている取り組みについての説明で、県の関係業務との連携のほかに、創業支援で「創業塾」の開設など、聞きなれない新たな取り組みが興味を引いた。
 私自身で言えば、大綱2点目、農業振興についての質疑部分が興味深かった。この点に焦点を当て、以下報告したいと思う。

★ 遊休農地の現況と農業委員会の取り組みについて

▼ 遊休農地については利用意向調査を農業委員会で行ったことが報告された。
 ① 遊休農地・・71.7ha 30年調査である(小国議員からは72ha前年度より4ヘクタール増)
  自ら保全管理・耕作する・・・58%
  担い手に貸借する・・・・・・39%
  権利移転したい・・・・・・・ 3%
 ② 内訳・・水田 52ha  畑・・19.7ha
 ③ 復元可能な農地・・農業委員会としては71.7haを復元可能と考えている
   復元不可能な農地(再生困難な農地)235ha(農業委員会では離農地と考えている)
▼ 農地中間管理事業という取り組みがあり、ここでは56haを扱っているが、なかなか貸付にはつながっていない。
▼ 借り手のない農地について小国議員は、市民農園としての開放を訴え、市街化調整地域でも、可能性はあるので積極的検討を訴えられた。 

★ 新規就農者と親元就農者

▼ 農家戸数は871戸(27年センサス)
 ① 新規就農 16名(内親元就農9名)
 ② 新規就農者への支援体制・・補助金交付、相談窓口、意見交換会
▼ 女性の就農希望者への対応 ・・女性限定ではなく栽培講習→ステップアップ講座などがされているという。

★ 農畜産物のブランド化について

▼ JA君津での調査によると 「エコレタス」レタス作付面積30ha中3.7ha。
「エコ米」作付面積983.4ha中36ha。いずれも正常より高い価格で引き取られている。
▼ なぜ作付面積が少ないのか・・栽培法の公開や農薬使用減などの規制を含めた承認必要

★ 今後10年先の見通しについて

▼ 市のアクションプラン前期の成果として、8項目中6項目達成。残り2項目(このうち一つは耕作放棄地の増、もう一点はメモできず不明)後期に力を注ぎたい。
 10年先の見通しについての十分な回答は、聞き取ることができなかった。

◎ 農業政策の根本的間違いは、小規模農業者に対する農業政策欠如にあると思っている。国の政策そのままの具体化で袖ケ浦の実態に合わせた政策は見ることができない。
 とりあえず当面早急に取り組むことは耕作放棄地の土地利用流動対策である。72haの耕作放棄地に、1ha当たり10万(地主・借り手5万ずつ)としても720万の賃料補助で間に合う・・(これは農地保有者である会員からの提案)このまま何もしないままで10年先など見通せるわけがない。
 農家871戸中、専業で成り立つ農家はどのくらいあるというのか・・圧倒的に兼業農家であることはすぐわかるはずだ。政策の出発はそこに依拠しての政策であるべきだと私は思っている。
 小国議員の貴重な質問は、行政の心にグサッと突き刺さったか?・・安価な輸入農産物が流入してくることでの困難もある。ロシアの完全自給率を目指した取り組みは完成に近づきつつある。日本は食料自給率は39%(2012年度)今の政策ではますます低下していくであろう。
 小国議員の今後のさらなる奮闘を期待する。

★ 大綱
▼ 明らかになった問題点
◎ 筆者の個人的感想

kawakami


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議会傍聴報告  1 [議会ウオッチング]

 12日午後から一般質問が始まった。今回トップは根本駿輔議員である。根本議員は、公的機関におけるブラック企業的超過勤務状況について、最も身近な市役所の職場、そして義務制の小中学校の先生方の実態について取り上げ追及した。おかげで問題点が次々と明るみに出た感じである。

★ 市役所の実態
 根本議員の質問に、びっくりするような回答が次々と登場した。
▼ 市役所職員の超過勤務時間では、ひと月、1年間の上限時間はあったけれど、30年の調査では、その上限を超えていたという回答から出発した。「働き方改革」で超過勤務時間は遅くとも20時までとしたのが、今年の5月10日からである。
▼ 今まで時間外勤務に対するルールはなかったのか・・との質問に「なかった」という回答
▼ 退勤時刻の正確な把握どのようにしているのか・・上司(管理職)に申請し、命令書をもらう形で超過勤務をし、退勤時に出口にあるノートに記録して帰宅するという手続きをとることになっているということだ。

◎ 根本議員は旧態依然たるチェック方式であること。もっと客観的方式はないのか。民間で使用している方式などを紹介しながら・・実際に時間外命令簿を見ると、今でも10時とか11時とかの退庁時刻は記入されたりしている。正確性に疑問を持たざるを得ない状況であることを指摘。
現在は問題があったときの通報制度の窓口が総務部にあるということはおかしいことも指摘。安心して通報できるシステム設置を強調された。
なぜこんなに忙しいのか?忙しくさせている雑務が多いからではないのか?ペーパーレスの市役所もある。それだけで事務量は大きく減るだろうに・・・

★ 教職員の実態
▼ 過労死的教職員職場・教職員に過労死的な超過勤務をもたらす、その焦点的な部活動について「学校における働き方改革」についての通達が千葉県教育委員会からあり、4市教育委員会が提携して部活動のガイドラインを設定したという。
▼ 平日2時間、週末3時間、週1日の休業日を設定する。各学校ホームページや学校だよりで、このことを父母に説明・・現在そのように行われている
▼ さらに「校務支援システム」の実施から1年経ちその成果の質問には、勤務時間が短縮したこと。授業準備や、子供との触れ合いの時間が少し生まれたこと等がアンケートの上では記述されていることなどが回答であった。それにしてもいまだに、在校時間が 小学校 10時間33分 中学校11時間33分という数値が平然と述べられていた。

◎ 千葉県教育委員会から5月29日付で「学校における働き方改革プラン」が届いたという。早速インターネットで調べてみた。実情を率直に書いているのはいいが、それでも甘い。勤務時間を除く在校時間が月間小学校42時間、中学校64時間とあり、全校種の平均は49時間とある。そして45時間以上の教員の割合も高い。これは平成27年度の調査である。この49時間を10時間減らすことと、将来的には45時間を超す教職員の割合をゼロにするというのが目標だそうだ。つまりゼロになっても45時間超過という数字は残る。教員には残業代は出ない。なぜか「教職調整額(4%)」があるからだ。この改革プランには重要なことが省かれてある。追ってこの問題も取り上げたいと思う。
 
★ 大綱
▼ 明らかになった問題点
◎ 筆者の個人的感想


                              kawakami
 

 
 
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年金炎上 [国政]

 今日は、全国で一気に話題になった「年金問題」を含む国会論議に対し、早速取り組まれた6月8日、千代田区中央デモ・・東京都千代田区〜中央区で行なわれた「怒りの可視化」主催のデモ『#AbeOut0608』。(NHK放映せず)でのブラカード文言と、関連するツイッター文言を紹介します(阿修羅掲示板から)      Kawakami

☆ ブラカードの文言
・ ABE IS OVER!  ABE OUT!  恥を知れ!
・ 安倍政権による国民年金詐欺に引っかかりました。
・ 戦闘機を買う金 国民の暮らしに使え
・ 嘘つくな 質問に答えろ 発言させろ 審議しろ 捏造するな 当たり前だ!ちゃんとやれ!
・ 一生かけて稼いでも裸で放り出される! 安部やめろ!
・ この国の膿 安倍晋三
・ 私たちの暮らしを大企業とトランプに売るな!
・ 年金返せ 安倍晋三
・ 命どう宝 沖縄に基地はいらない
・ ゆりかごから墓場まで・・労働  ゆりかごから墓場まで・・課税 
  ゆりかごから墓場まで・・自己責任   ふざけるな!
 ▼ まだまだ続いていました。

 ★ ツイッターから
・ プラカードの怒りが国民生活全般にわたってる!
「恥を知れ。」「年金かえせ」「戦争を煽るな」「選挙でチェンジ」
「与党審議拒否 99連休中」#AbeOut0608
・ 銀座のデモ現場にはNHKのクルーが取材に来ていたけれど、7時のニュースでは、オリンピック関連の話題がほとんどで放送されなかった。
・結構見てくれている人たち多いです。だって、今目の前に起きていることがわかっていたら、安倍政権支持になるわけないですよね
予算委員会を3ヶ月以上開かず審議を拒否している状態、それをようやくメディアが報じてきた状況。とにかく皆で怒りましょう!
・ 見せ場の数寄屋橋交差点
辞めなくてはいけない理由があり過ぎるのでコールは安倍は辞めろのみ
辞めてなんて言われる前に辞めるのが常識でしょ?あっ、非常識なんでしたね
安倍は辞めろ。来週は「年金返せ」デモですよ
・ STOP!詐欺被害 アベ政権による年金詐欺 ホントにそうだよ!

年金返せ.PNG



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前川喜平さんが来る [教育]

 元文部科学事務次官・前川喜平さんがいらっしゃる

☆ 安保法制に反対する国会正門前集会にいた前川さん。
☆ 加計問題で、「行政がゆがめられた」と証言し、大きな反響を呼んだ前川さん。
☆ 官邸と警察の人権侵害攻撃を受けたにもかかわらず、信念を貫いた前川さん。
☆ ボランティアで「夜間中学校」にかかわり続ける前川さん。
☆ 教育の在り方を、憲法・教育基本法を守り生かす立場で語る前川さん。
☆ 前川さんと一緒に、今の教育を、未来のあるべき教育を考えてみませんか。

 この言葉は、講演会のチラシに書かれていた言葉です。その前川さんが木更津までいらして、講演してくださる。是非行かねばならないと思います。日時内容は下記の通り。

日時 6月15日(土)  開場14時 講演14時10分~16時30分
会場 木更津市民会館中ホール

講演 前川さんと考えよう!今の教育
 ★ 第1部 前川さんのお話
 ★ 第2部 前川さんと対話してみよう!
                    
                     前川さん.PNG


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袖ケ浦市議会6月議会議案 [議会ウオッチング]

 6月議会に提起されている議案は1号から16号までの16本と、報告が5号までと追加1本が出る予定である。一体どんな議案があってどのように討議されるのか。議案の内容については不明なので、あくまで個人的なものとしての提起であることをお断りしておきたい。  kawakami


16本の議案中、私個人が注目したのはまず1号議案。以下の文言である。

① 袖ケ浦市森林整備基金条例の制定について・・第1号議案

(主な内容)
市による森林整備を計画的かつ安定的に行うに当たり、袖ケ浦市森林整備基金を設置するため、新たに条例を制定しようとするものである。
施行日令和元年7月1日

 前回の根本議員の一般質問で、国会で成立した「森林経営管理法」について、袖ケ浦でのこの法律の具体化について質問したものであった。今回提起された議案第1号は、この質問と関係あるものなのか・・・その関連を知りたいと思う。

② 袖ケ浦市下水道条例等の一部を改正する条例の制定について・第9号議案
(主な内容)
消費税法及び地方税法の一部が改正され、令和元年10月1日から消費税率が引き上げられることに伴い、公共下水道の使用料等に消費税等相当額を適正に反映させるため、関係する条例の一部を改正しようとするものである。
施行日令和元年10月1日

 下水道料金と、上水道料金は別物である。それが合算されて各家庭に請求されている。
「かずさ水道広域連合企業団」はどうするのか。消費税が上がれば、また水道料金は上がることになるのだが・・

③ 袖ケ浦土地開発事業団 
 
報告第1号 市が出資又は債務を負担している法人の経営状況について
(主な内容)
地方自治法第243条の3第2項の規定により、市が出資又は債務を負担している法人の経営状況について報告する。
対象法人:袖ケ浦市土地開発公社

▼ 悪名高き土地開発事業団の名前が出てきた。まだ債務関係は続いているものらしい。
内容によっては、当時のひどい土地交換の実態を、名前を挙げて報告しなければならなくなる。形式的な報告でないよう議案内容を見たい。








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第44回全国公害被害者総行動 2 [公害]

 昨日に引き続き、全国の公害にはどんなものがあるのか。総行動の日にはどのような人たちが集まるのか。しれをこの機会に確認してみましょう。   kawakami


「公害の根絶と平和を求めて」を合言葉に1976年以来、全国の公害被害者によって取り組まれてきた全国公害被害者総行動は、イタイイタイ病、水俣病、大気汚染公害、薬害などで多くの成果を勝ち取り公害行政の前進に少なからず貢献してきました。一昨年の関西電力大飯原子力発電所運転差止め仮処分決定、および泉南アスベスト国賠訴訟の最高裁判決は「人の命と暮らしこそ最大の価値」であることを認めました。

しかし、今日、公害は終わるどころか、2011年の「東京電力福島原発事故」による放射能汚染による被害をはじめ、土壌・大気・水質の汚染、薬害や基地騒音の増大、アスベストによる健康被害のさらなる顕在化等々健康や環境の破壊が進行しています。
 とりわけ、福島原発事故は、福島の人々に取り返しのつかない被害を与えました。しかも国と電力会社は原発を再稼働させ、火力発電所とともに主要電源と位置づけ、海外輸出を推進しています。
 
 PM2.5の問題は大気汚染の原因物質が工業の発展とともに変化すること、放射線やアスベストの被害もますます広がるであろうことが懸念されています。公害や環境破壊は、新たな様相をもって私たちの前に立ち現われています。

 また、地球温暖化は環境を激変させ、人類の生存をも脅かすものとなっています。政府が公約した温室効果ガス削減目標は、1990年比18%削減に過ぎず、2020年までに90年対比25%以上、2030年までに50%以上削減することが求められています。

 さらに、政府と財界は環太平洋連携協定(TPP)に「大筋合意」し、すべての関税を撤廃して国民のくらしと日本経済を丸ごとアメリカと多国籍企業に委ねようとしています。

 政府は、2015年9月安保法制の採決を強行しましたが、立憲主義・民主主義を否定するものです。戦争は最大の「環境破壊」であり、公害の根絶と平和を求めてきた公害被害者の願いとは相いれないものです。

 私たちは「なくせ公害・守ろう地球環境」を合言葉に、全国の公害被害者が集まりその実態を報告し公害のない社会、公害のない日本という国を創るため全力を尽くすことを誓います。
(実行委員会の文章引用)以下実行委員会参加者団体名

・イタイイタイ病対策協議会・神通川流域カドミウム被害者団体連絡会議
・安中緑の大地を守る会
・水俣病被害者の会全国連絡会
・水俣病被害者の会
・新潟水俣病被害者の会
・ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議
・水俣病不知火患者会
・新潟水俣病阿賀野患者会
・千葉市公害患者友の会
・東京公害患者と家族の会
・川崎公害病患者と家族の会
・富士市公害病友の会
・みなと公害患者と家族の会
・南区公害病患者と家族の会
・四日市公害患者と家族の会
・大阪公害患者の会連合会
・尼崎公害患者・家族の会
・神戸公害患者と家族の会
・倉敷公害患者と家族の会
・北九州市公害患者と家族の会
・大牟田市公害患者と家族の会
・大阪・泉南アスベスト国家賠償訴訟原告団・弁護団
・首都圏建設アスベスト訴訟統一本部
・大阪建設アスベスト訴訟原告団
・京都建設アスベスト訴訟原告団
・九州建設アスベスト訴訟原告団・弁護団
・瀬戸内の環境を守る連絡会
・よみがえれ!有明訴訟原告・弁護団
・川辺川利水訴訟原告団
・道路住民運動全国連絡会
・スモンの会全国連絡協議会
・薬害ヤコブ病被害者・弁護団全国連絡会議
・薬害イレッサ訴訟原告団・弁護団
・第2次新横田基地公害訴訟原告団・弁護団
・第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団
・名古屋新幹線公害訴訟団
・カネミ油症統一原告団
・「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団
・原発事故の完全賠償をさせる会
・元の生活をかえせ・原発事故被害いわき訴訟原告団・弁護団
・ふるさとを返せ・福島原発避難者訴訟原告団・弁護団
・福島原発事故津島被害者原告団・弁護団
・公害・地球環境問題懇談会
・全国公害弁護団連絡会議
・化学兵器被害解決ネットワーク   (参加団体)

全国公害被害者総行動.PNG




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第44回全国公害被害者総行動  [公害]

 「第44回全国公害被害者総行動」が6月5・6日サニーシティ新宿御苑を会場に行われました。この集会に参加した私たちの会の富樫事務局長は、二日目の電事連(電気事業連合会・現在全国10の電力会社で構成)との交渉に参加したのですが、参加しての怒りの感想が届いています。そのまま掲載します。 kawakami


岩根 茂樹会長
金井 豊副会長、原田宏哉副会長、月山 副会長・最終処分推進本部長
大森 聡理事・事務局長、富岡 義博理事・事務局長代理
本日、対応された社員4名の皆様へ
             袖ケ浦 市民が望む政策研究会 事務局・富樫 孝夫

★ 電気事業連合会との話し合いに参加しての感想

拝啓
 梅雨入りの候、ますますご清栄のことお慶び申し上げます。

 さて、昨年は公害総行動1日目しか参加しませんでしたが、今年は2日目の電事連との話し合いに参加して欲しいとの依頼を受け、本日2019.6.6経団連会館の1Fの正門ゲート脇の小部屋にて私も参加する機会を頂きました。

 名前だけの自己紹介のあと、あらかじめ提出してあった質問事項への回答ということで御社社員の方、風邪にも関わらず説明する姿には感激した一方、日本国民の被害者と住民を代表している私達への待遇の仕方として、背中が壁に付くような小部屋、しかもゲート前というのは、お客を部屋に入れず庭先ですますようで、あまりにも失礼ではないか?と思いましたが、これは御社の伝統文化なのでしょうか?
 また風邪をひいて声がガラガラであれば、その上司が部下の様子を察し、代わって対応するなどされるのが普通なのかなとも思いました。

 この2点から東電や中電など日本を代表する電力会社を抱える組織であっても指導者の人間的な水準は意外に低いのではないかと素直に感じた次第です。
さらに、このような指導者に従わざるを得ない、本日参加した御社の若い社員はなんと気の毒な社員生活を送っているのであろうかとも思いました。

 事実、私は当方の原発事故避難者の方々が実情を訴えているときの御社社員の表情を観察していました。表情から読み取れる感情の動きを見ると私たちと同じ人間です。 
 しかし質問されたことに返答するときは用意したマニュアルを読むだけという情けなさ、その内容もパリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略策定に向けた懇談会と、第5次エネルギー政策の説明からのコピー&ペーストの内容を読み上げるというロボットのような哀れな姿でした。

 電事連という組織は電力中央研究所をも持つすごい組織と思っていた私は私たちの意見や質問に対し、政府見解はあるにしても、昨今のエネルギーを取り巻く国内のみならず、世界的状況から未来を見通した中で自分たちはこう考えています、というようなものが多少はあるのかなと期待したが当然のごとく何もなし!!

 このようなことだから中西経団連会長も時勢を誤解し原発でも失敗、2世代前の風力発電機で見放されるというみじめな姿を世界にさらしています。

 東電にしても蓄電池+太陽光の実用化試験を豪州で外国企業の助けを得て行うという体たらく・・技術で生きてきた日本を他国の尻についておっかなびっくり、油田用洋上風力の建設をしています。これは政府方針にそのまま従えば安心という心の問題。新しいものはどの国であっても難しく失敗の積み重ねで切り開くものです。日本はこれを避け、石炭火力を外国に売ろう、国内にも売ろう、そして日銭を稼ごうとした重厚長大企業の思惑の範囲で動いた結果でしょう
これはとりも直さず、中西さんをはじめ電力指導者を支える昔で言えば家老、戦略家がいないことの証明ではないですか?
 再エネ導入におっかなびっくり、腰が引けている様子をみて、私は家老に恵まれていないと判断しています。

 私達は先に述べたように国民“被害者と住民”を代表して参加している訳ですから御社側はトップが、トップが参加不可能なら質問に返答のできる責任ある重役を出して次回はお話されるようお願い申し上げます。それは最低限の礼というものです。
 この文面を見て、もし怒りが湧くようであれば人のいないところに行き数日過ごしてみれば“裸の王様”、“無力”と分かることです。

 失礼なこといろいろと書きましたが本音の思いです。0.1%でも御社のためになれば私の喜びとするところです。

 ついでに一言
電力網は日本を一流国家に戻すカギです、一切の忖度なしに公平に最高知見を投じてください。

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東電の送電線容量不足問題 [東電]

 5月18日付の日本経済新聞記事を先に紹介した。同じ新聞が6月1日付で、さらに詳細な記事を掲載している。

 現在、千葉から東京へ送る送電線の容量不足になることを、再生可能エネルギー新規事業者に対し、千葉県内での出力制限の可能性があることについて検討することを1日に通知したという。
千葉から東京への送電線を使いたいという再生エネルギー事業者の申し込みは、約14000件あり総容量は1030万kwに上るという。
 この全量を受けるには、1300億円をかけて送電線の増強が必要であるそうだ。工事も13年はかかるということで、今のところその見込みはない。
 そのため、再生エネルギー事業社には、特に昼間の出力制限の可能性について検討するとのことだ。

 さて、袖ケ浦に関して言えば、東京ガス・出光興産・九州電力3社で計画されていた、石炭火力発電所建設計画は断念されたが、東京ガスと九州電力による。LNG火力建設計画は今も続いている。しかしここに新たな問題が生じてきたことになる。この新聞記事によれば、この発電についても出力制御の対象になる可能性が大であるという。それに伴う新設の判断が今まで以上に難しくなったことを指摘している。

 新聞外のニュースでは、この点についての判断は6月いっぱいで結論が出る・・ということも入っている。注目していきたいと思う。
                            kawakami
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新井総合(株)説明会 [産廃処理場]

 市民の皆様
        新井総合施設㈱による説明会のお知らせ
                    ふるさとの水を守る会役員一同

 久留里・小櫃地区の六つの土地改良区は、平成30年千葉県議会6月定例会に、君津環境整備センター第Ⅲ期増設事業が、久留里・小櫃地区の表流水・地下水・環境へどのような影響を与えるのか、千葉県立ち合いの場において事業者が詳細な説明をするよう行政指導することを求める請願を提出しました。この請願が31年2月定例会で採択され、結果、下記の通り県同席のもと事業者による説明会が開催されることになりました。

 事業者はどのようなことを行おうとしているのか?
 私たちの安全・安心な暮らしは守られるのか?

 是非皆様にもご参加いただき、それぞれの疑問に思われる点をお聞きいただきたく、ご案内申し上げます。

           記
 日時  令和元年6月8日(土)午後1時より
 会場  かずさアカデミアホール

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議会傍聴について [議会ウオッチング]

 昨日、鴨川市議会のことを聞いてびっくりした。袖ケ浦でも定例会等の生の放映が長浦公民館や平川公民館、そして議場のロビー等で放映されているが、何と鴨川では登録するとYouTubeで、自宅で見ることができるという。そうなったら、どんなにかいいことか・・
傍聴に行くとなれば、一定時間が割かれてしまうし、乗り物の問題もある。家で見聞きできるとなれば、一気に傍聴者の数が増え、支援者の関心も高まるであろうに・・これはすごい。

 まだある。傍聴に行くと、傍聴者には当日の議案一式が貸与される。議員と一緒に議案について考えることができるというものだ。予算書なども分厚い文書がどんと貸与される。これもまたすごいことだ。本当かと思って鴨川市議会に電話を入れてみた。女性の職員が出て、当然のことのように、柔らかな口調で説明してくださった。

 木更津市議会では、全員協議会も。特別な場合を除いて、一般公開されている。
議会はどんどん市民への窓口を開き、市民との距離を近くするための努力を続けている。
良いことはどんどん取り入れるべきだと思う。
 何かの本に「傍聴席」という名称からおかしい・・とあった。なぜか「傍らで聞く席」ではないはずだからだ。本来は「市民席」という名称であるべき・・とあった。

 袖ケ浦市議会の傍聴規則は、相当古いのだろうな…と思って確かめてみたら、なんと最近このことについて研究されている文書を見つけた。

傍聴人受付簿のあり方に関する検討
■検討の背景
・平成30年度議会活性化策 「6.傍聴意欲の向上」
内容:「記名式による傍聴人受付簿のあり方について研究する。」

 以上の文書である。袖ケ浦市議会でも、傍聴規則の検討はしていることがわかってほっとした。ただし検討だけで終わっているのでは、机上の空論である。

 この検討文書の中には、いくつかの事例が紹介されてあった。その中に「北海道白老町」とあり、そこでは「撮影・録音禁止の項目」はない。規則には書かれてないようだが、時によっては「傍聴席からの発言」も、議長の采配によっては許可された。
 なぜこのようなことを知っているのか。私はこの町に住んでいたし、傍聴席からの発言もさせていただいたことがあったからである。
                               kawakami
 

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京葉線・りんかい線乗り入れ問題についての要望 [JR]

 鉄道研究家の山の井さんから連絡が入り、「今日袖ケ浦市議会に要望書を提出するので、よかったらだれかついてきてくれないか」とのことであった。
 早速、今日午前9時、議会事務局に電話を入れ、その旨を伝えておく。11時4分袖ケ浦駅着で山の井さんがやってきた。エネルギーが満面に溢れている感じである。まっすぐ事務局に行く。
 今日提出した要望書は下記のものである。ちょうど本日夕刻5時から、JR問題に取り組む「かずさ4市議会連絡会議」設立会議も開催される。それにも合うような内容の要望書である。
 
 事務局の対応は、非常に丁寧なものであった。山の井さんが、以前にも陳情書を提出していることも調べていて、要望書の扱いについても、山の井さんの希望に沿うようにしたいと、きちんと要望を聞いてくれた。以下要望書原文をそのまま掲載する。kawakami


  京葉線・りんかい線乗り入れ問題についての要望

★ 要望事項

 京葉線木場駅から、山手線大崎駅までの東京臨海高速鉄道りんかい線と、京葉線、埼京線、内房線との相互乗り入れについて、関係自治体等と連携して、実現の働きかけをされますことを要望します。

★ 要望理由

 本問題は京葉線が開業以来、千葉市を中心とした同線沿線自治体、千葉県、千葉県議会、茂原市議会が、働きかけや、意見書提出などが何度もされています。
 りんかい線は、山手線大崎駅で埼京線と接続し、新宿・大宮方面へ乗り換えなしの列車が運行。
一方新木場駅においては、りんかい線と、京葉線と線路はつながれていますが、団体貸し切り列車以外の運行はありません。

 京葉線とりんかい線は、鉄道会社は異なり、運賃収受の問題により困難としています。しかし過去の事例として、新潟県内の北越急行・ほくほく線で運転していました、在来線の特急はくたかのように、前もって運賃料金を収受する形がありました。これを参考に、千葉市が再三訴えている、ライナー列車による相互乗り入れ運転は可能であります。

 特急さざなみの運行縮小により、内房線と都心をつなぐ直通列車は、総武快速線、京葉線に限られています。

 アクアラインの慢性的な渋滞が解消されない中、3年前の国の交通政策審議会で出された相互乗り入れを求める答申、来年のオリンピック・パラリンピック開催時の輸送、都心と内房線のアクセスには、この相互乗り入れが必要不可欠であります。

 ぜひ千葉県、千葉県議会の議員連盟、沿線自治体、沿線各議会、発足いたしますかずさ4市議会連絡会議と連携しての働きかけをお願い申し上げます。

 
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袖ケ浦市議会一般質問 2 [議会ウオッチング]

一般質問後半4議員の質問内容である。とんでもないことが市内で起きていることに気が付く。
これはぜひ傍聴に行かねばならぬ…と思うはず。傍聴は、長浦公民館でも平川公民館でもテレビで見聞きすることができる。以下、4議員の質問内容項目である。
(カッコ内は思わず漏れた私のつぶやきである)    Kawakami

★ 緒方妙子議員
 大綱2点である。「小中学校の環境整備・支援について」「予防接種・新生児聴覚検査について」
▼ 「小中学校の環境整備・支援について」は、以下4項目になっている。
① SNS等相談窓口の設置について
② 熱中症対策
③ 通学時の荷物の軽量化への対策について状況を伺う。
④ 学校での歯科衛生への取組みについて伺う。
▼ 「予防接種・新生児聴覚検査について」
① 肺炎球菌ワクチン接種の状況等について
② 風疹ワクチン
③ 新生児聴覚スクリーニング検査について

★ 励波久子議員
 励波議員は、大綱2点である。「市職員の労働環境改善について」3点「幼児教育・保育の質の担保と待機児童ゼロへ」については4点である。

▼ 「市職員の労働環境改善について」・・(冒頭の根本議員も同じ内容での質問があった。関心の深さが感じられる。励波議員は市職員の労働環境に視点を当てての質問・・回答はどう出るか?)
① 市職員の労働時間はどのように把握されているのか伺います。
② タイムカードやパソコンの使用記録など客観的記録による労働時間の把握をしないか伺います。
③ 平成29年度実績で、一月当たり45時間以上勤務した職員は58人との事。上限規制以上の時間外労働をさせた場合の罰則も導入されました。今後どのように時間外労働を減らしていくのか伺います。

▼ 「幼児教育・保育の質の担保と待機児童ゼロへ」以下4点
① 市内の幼児教育・保育の施設が認可外も含めてどのくらいあるのか伺います。
② 現在の国基準と言われる待機児童数と入所待ち待機児童数について伺います
③ 無償化で国、県、市町村の負担割合はどのようになるのか伺います。
④ 給食費についてはどのようになるのか、低所得世帯や多子世帯で現状の保育料より負担が高くなる場合はないのか伺います。

★ 山下信司議員
 山下議員は大綱2点「椎の森工業団地に隣接する久保田・代宿地先の資材置場に対する行政の取り組みについて」「椎の森工業団地2期地区の企業進出に伴う渋滞対策について」

▼ 「椎の森工業団地に隣接する久保田・代宿地先の資材置場に対する行政の取り組みについて」
(これはひどい。農業委員会の転用許可はどうなっているのか?行政は実態をつかんでいないのか?椎の森団地は、企業の配置は終わっている。悪徳業者はすぐわかるはずではないのか?)
① 業者が近隣市民や近隣自治体に説明もなしにこのように開発したことに対して行政はどのように取り組んでいるか伺う。
② 近隣住民は地下水を飲料水等に使用している人もおり、バッテリー等の有害物が大量に野積みされている現状を把握し、適正な指導をしないかを伺う
③ 雨水排水について開発業者に整備の勧告をどのようにされているかまた回答や実施状況についてどのように確認しているか伺う。
④ 搬入・搬出・移動時等における騒音がかなりひどいが近くに幼稚園もあり改善を求め、近隣市民や近隣自治体に説明する指導を行っているか伺う。

▼ 「椎の森工業団地2期地区の企業進出に伴う渋滞対策について」
① 朝夕の通勤・通学時間帯は非常に混雑し、平成通り代宿交差点付近ではそれぞれ数百mも渋滞しています。対策について伺います
② 市原市との市境にある道路を進出企業も利用すると考えますが、拡幅について伺います。

★ 笹生猛議員
 笹生議員は、市役所運営にかかわる根源的な問題について追及している。大綱4点一つ一つが重い。
1、政策調整室設置の成果について
「政策調整室」は1年で閉鎖された。その設置効果は何であったのか市の見解を問う。
2、市民協働推進における自治会と市政協力員制度について
 久保田の自治会分区が解散届を出した。これは市がこれまで頼りにしてきた地縁組織において大きな変化であり、市当局が最も頼りにしている市政協力員制度の根幹にもかかわる問題だと考える。このような現状を踏まえて市の考えと方策を問う。
3、袖ケ浦市の介護保険制度の現状について
 袖ケ浦市の介護保険制度の現状と今後について伺う。
4、次期総合計画策定について
 令和2年から12年間となる次期総合計画の策定が行われている。現在「市が目指す将来の姿」が示された。次期総合計画策定では市民との対話の機会を作るなど現総合計画策定より進んだ策定過程を経ていることは特筆すべきことだと考える。
 しかし疑問点と同時に問題点もあると考えている。これらの点を踏まえ、次期総合計画について伺う。
 

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袖ケ浦市議会一般質問 1 [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市6月議会一般質問者8議員各位の質問通告内容が公表された。今回の各議員の質問内容は、聞き逃せない課題を取り上げている・・いつもとは少し違った切迫感に満ちている感じがした。今日、明日の2回にわたってお知らせする。(質問順に紹介・カッコ内は私のつぶやき)       kawakami

★ 根本駿輔議員  
 今回は「公務員の働き方」大綱1点に絞っての質問である。項目は2点。
① 市役所職員の働き方・・(市役所で深夜の事故があったと伝え聞いている)
市の職員の働き方について、長時間労働を防ぎ、適正な勤務時間であると言える状況か。また、そのための取組みは。
② 教職員の働き方・・(いつまでたっても変わらないブラック職場の典型)
 教員の働き方について、部活動ガイドラインが本年4月に策定されているが、休養日や活動時間についてガイドラインに沿った運用が各校でなされているか。
 教員の働き方について、校務支援システムの導入から1年が経過したが、導入後の勤務状況は改善されているか。

★ 小国勇議員
 大綱2点。一つは「創業・就業支援について」「農業振興について」
▼ 創業・就業支援について
① 人不足である。本市の雇用状況・就業支援について
② 高齢者の就業支援について
③ 本市の創業支援について
▼ 農業振興について(地元の現状に即した農業政策ゼロに等しい・怒りの声を数多く聞いている)
・遊休農地の現況と農業委員会の取組みについて
・近年の新規就農者と親元就農者の現状について
・農畜産物のブランド化推進について
・今後10年先の農業の見通しについて

★  篠﨑 典之 議員
 大綱2点である。「医療・福祉施策について」「オスプレイの木更津暫定配備要請等への対応について」(大綱2点目は、例によって、「国の専決事項」と逃げるのであろう。「自立と協働の街」袖ケ浦で、一番自立していないのは行政・・という市民の声が街に満ちているというのに・・)
▼ 国保の高額治療
① 国民健康保険加入者が医療機関に入院または高額治療を受けた場合、あらかじめ「限
度額適用認定証」の交付を受けておくのが必要・・という項目についての追及。
② 身体障害者手帳等の交付申請の際には、医療機関が作成する有料の診断書が必要である。認定の可否は、提出しなければ判断されない。そこで、市として診断書作成費用の支援制度を制定しないか。
▼ オスプレイの配備計画
 木更津市に対し、陸上自衛隊木更津駐屯地に来年3月以降、自衛隊オスプレイの暫定配備に関する防衛省からの要請があった。事態の推移によっては、恒久配備の可能性も懸念される。
袖ケ浦市としても重大事態である。各地で事故を起こしている危険なオスプレイ暫定配備の撤回を求めるべきである。市長の見解と対応を伺う。
 
★ 鈴木憲雄議員
 大綱1点「次期総合計画における財源創出、歳入確保の施策」について。
① 企業誘致の施策をどのように考えているのか。
(2) 本市の人口は、推計では2025年にピークを迎えるが、持続的に発展して行くために、移住、定住人口の増加が不可欠であると考えます。良好な住宅地の確保等についてどのように考えているのか

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