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汚染水処理法限界 [原発災害]

 東京電力福島第一原発事故後、溜まり続ける汚染水の処理方法を中心に、13日付毎日新聞は、一面冒頭と3面を使って詳細な状況報告をしている。既に敷地内には100万トンを超えるタンク群が並んでいるが、あと数年で限界に達するという。毎年約5万トンから8万トンの汚染水発生は続く・・
限界に達する前に方法を見出さねばならない。現在6つの方法が提起され関係機関で討議されているものの、どの方法にも難点があり意見の一致は見られていない。事故が起きなくても使用済みの核燃料の保存方法が確定していない原発である。

 とりあえず、処理方法についての討議の内容を、新聞記事は次のように伝えている。

① 海洋放出・・溶け落ちた燃料(デブリ)を取り出しの支障は減るが、海洋放出による風評被害が大きくなる恐れがある。漁業関係者の反対は大きい。特にWTO(世界貿易機関)で韓国の輸入禁止措置に対する争いで、日本が敗訴したこともあり。海洋放出に対する反対意見は大きくなることが予想される。

② 大気放出・・風評被害は減るものの、準備に膨大な時間と費用が掛かる。大気汚染の関係からも問題あり。

③ 地下埋設・・長期間安全保管のメリットはあるが、処分場所選定困難

④ 地層注入・・風評被害低減するが、新たな基準づくり必要

⑤ 電気分解・・風評被害低減するが、技術的に困難

⑥ 長期保管・・風評被害低減するが、廃炉作業に支障

 かくてお手上げの状態であり、議論長期化が予想されているという。「トイレのないマンション」という比喩は、文字通り現実となった。この現実にあっても、東京電力はひとりの処分者も出していないし、経営は継続しているし、原発がだめなら石炭火力発電をと、横須賀の計画を実行に移しつつあります、東海第2原発再稼働に援助の手を差し伸べている。

 東京電力という会社は、国民に対しどう責任を取ろうとしているのか。国はなぜ国庫支出をやめようとしないのか・・不思議な国の不思議なお話である。   kawakami










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横須賀石炭火力発電所裁判 [石炭火力発電所]

 気候ネットから、次のイベントの案内が来ています。ここでは富樫事務局長の報告もあります。
可能な方の参加を呼びかけます。     kawakami


<5/20 横須賀石炭火力問題を考えるセミナー>
東京湾岸で横須賀に唯一残った石炭火力について法的側面から考える
   ~神戸や世界の裁判から何が学べるか~
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 東京湾岸で2012年以降計画されていた石炭火力発電所は4ヶ所ありました。しかし、気候変動問題への悪影響から世界は「脱石炭」の流れが加速し、東京湾でも市原市、千葉市、袖ケ浦市の計画が次々と中止になっています。
 しかし一方で、東京電力・中部電力出資による新会社(株)JERAによる横須賀の石炭火力発電所だけ計画が未だに残り、この5月には準備着工がはじまります。
 現在、横須賀と同規模の石炭火力発電所の建設が進んでいる神戸では、住民による建設差止のための民事訴訟・行政訴訟が行われています。こうした事例を学び、横須賀の石炭火力発電所建設に対して、今後、地域住民で何ができるのかを考えていきたいと思います。

日時:5月20日(月) 13:30~16:30
場所:産業交流プラザ第1研修室
(横須賀市本町3-27 ベイスクエアよこすか一番館3階)
京急汐入駅から徒歩1分
JR横須賀駅から徒歩8分

プログラム(予定)
1.横須賀火力発電所の問題
   鈴木陸郎(横須賀火力発電所建設を考える会代表)

2.東京湾岸の石炭火力発電所計画の中止に向けた運動
   永野 勇(石炭火力を考える市原の会代表)
小西 由希子(蘇我火力発電所計画を考える会代表)
富樫 孝夫(袖ヶ浦市民が望む政策研究会代表)

3.神戸製鋼による神戸市の石炭火力発電所と裁判
   杉田峻介弁護士(神戸製鋼石炭火力発電所建設差止訴訟弁護団)

4.世界の気候変動訴訟の状況
   浅岡美恵弁護士(気候ネットワーク代表)

5.横須賀の火力発電所建設計画の法的課題
   久保田明人弁護士(東京合同法律事務所)

6.質疑応答/ディスカッション

主催:石炭火力を考える東京湾の会、横須賀火力発電所建設問題を考える会
連絡先:横須賀火力発電所建設を考える会 共同代表 鈴木 陸郎
TEL: 046-847-3253
申込み:
https://docs.google.com/forms/d/1D0zFFBkEKx7czfBUgqLJL80O1yZrqI4uiN84U9EgpJU/


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スチールハウス [市政全般]

 会員の中に、新聞記事の切り抜きを取っていて、面白そうなものについて、どんと持ってきてくださる方がいる。日本経済新聞とか、産経新聞とかの記事にも目を通されていて、思いもかけぬ記事に触れることもある。今日いただいた記事は、ちょっと古くなったものだが、次のような記事だ。これが袖ケ浦市とどういうかかわりがあるというのであろうか。日本経済新聞4月20日の記事である。

◎「4階建てスチールハウス~日本製鉄・君津の社宅に工法採用~」という見出しである。中身を読むと・・・この工法の利点が並んでいる。
① 耐震性に優れている。
② 鉄筋コンクリート造りに比し、工期3割短縮、費用は1~2割減が見込まれる。
③ 重量鉄骨を使用した同等の建物より使用料は約3割少なくて済む。
④ 建設現場で組み合わせるため工期短縮と人で不足にも対応できる
という優れモノだという。

 これがなぜ袖ケ浦市と関係があるのか?市庁舎建設の選択肢の一つになるのではないのか?というのが、彼の言い分である。
 以前、40年ごとに建て替えなければならない鉄筋コンクリート建設物より、日本古来の良質の木工建築物の方が経済的なのではないのか・・との問題提起をしていた彼である。

 まあ、あまり聞く耳をお持ちにならない行政の性格だから、選択肢にもならないであろうが、こういう袖ケ浦市のための話題提供者がいることを、多くの方に知ってほしいということから、紹介した次第。

 まもなく君津市に、この工法で建てられた社宅が完成する。機会があったらご覧になられるがいい。
                                kawakami

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ツイッターから 投稿 [国政]

今日はツイッターの中から、面白いのをいくつか選んで送ってくださったものを紹介します。
「それにしてもツイッター上では、最低の政権だけど、選挙になればどうしてこの結果が出てこないのでしょう。誰か教えてください。」
投稿者はこう書いていましたよ。            kawakami


Yosita07

 やっぱりシンゾーやっちゃたね、マスコミが絶対報道しない、大ポカ。 天皇陛下の退位礼正殿の儀で、国民を代表して「天皇皇后両陛下がお健やかであらせられますことを,,,,,あれせられますことを願っていません」漢字か読めなかったのね。「願って已(やみ)ません」なのに「いません」だって。最悪。

ゆみ

 政権擁護と反韓感情の煽動が繰り広げられ『スーパーJチャンネル』でも政権に批判的だったコメンテーター大谷昭宏が降板になり「令和」発表時は安倍首相を生出演させるなど、安倍政権への忖度がますます露骨に。そして、AbemaTVと展開する政権PR…。今後もこうした報道には注意を向けていく必要がある。

ミーシャ

「令和になって変わったことは、物価が上がったことです。

ゆみ

★ 安倍内閣支持率 調査 あなたは、安倍内閣を支持しますか? 支持する・・11%

★ どちらかといえば支持する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5%

★ どちらかといえば支持しない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2%

★ 支持しない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82%

◎ 9,624票 · 最終結果  午後0:00 · 2019年4月28日 · Twitter Web Client


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憲法記念日 [憲法改正]

 「憲法記念日」中央集会には2年前まで出かけていた。ひとりでの集会参加に自信がなくなった。体が言うことを聞かなくなったのだ。無理はしない。参加者に迷惑はかけたくない。
 今年の集会の記録をひも解いてみた。すごい発言者がいらした。この方の発言の中に出てくる東京新聞の望月記者のお話は、木更津で聞いている。直接お話もしたし、その記録をこのブログに、木更津の田中市議会議員が書かれた記録を転載させていただいた。
 ここにも本物のジャーナリストがいられた。もとNHKの永田浩三氏である。その記録を転載させていただく。  kawakami


元NHK・永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」

憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏がマイクを握った。安倍晋三首相と同じ1954年生まれであることを明かした上で、「大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい」などと強調した。発言の詳報は以下の通り。

 「皆さん、こんにちは。32年間、NHKでプロデューサー、ディレクターをしていました。今は大学の教員として若者とともにドキュメンタリーを作ったりしています。今日は、総理の仕事をしている安倍晋三君について話したいと思います。知らない人は、あの嘘つきといえば思い出されるかもしれません」

 「私と安倍君は同じ1954年生まれです。同じ学年には(共産党委員長の)志位和夫君、(元文部科学事務次官の)前川喜平君、ドイツの首相、メルケルさんがいます。安倍君は福島(第1)原発事故の後、すぐに原発をやめると決めたメルケルさんとは相性が良くないみたいですし、加計学園の獣医学部を作るのが、いかに無理筋だったかを証拠立てて語る前川君が苦手なようです。あと志位和夫君も苦手みたいです」

 「私たち1954年生まれは、皆、戦後民主主義教育の申し子です。日本国憲法の3つの柱、『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』がどれほど大事なのか、小学校や中学校でしっかり学んだんです。先生たちも熱心でした」

 「小学校4年生のとき、東京五輪がありました。オリンピックは参加することにこそ意義がある。日の丸が上がるかどうかは関係ない。優れた競技やすごい記録に拍手を送るんだ。アベベ、チャフラフスカ、ショランダー…。柔道(無差別級)で神永(昭夫)が(オランダの)ヘーシンクに負けたときも、ショックはなくて、ヘーシンクに私は拍手を送りました」
「『日本を、取り戻す。』『がんばれ! ニッポン!』。その旗を振る安倍君、少し了見が狭すぎませんか」

 「大学を卒業し、安倍君はサラリーマンを経て、政治家になり、私はNHKのディレクターになりました。
ある時、思いがけない接点ができました。2001年のことです。私は、日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちを扱ったNHKの番組の編集長でした。一方、その時、安倍君は内閣官房副長官。君は放送の直前にNHK幹部たちにちょっかいを出し、番組が劇的に変わってしまいました。永田町でどんなやりとりがあったのか。その後、朝日新聞の取材で輪郭が明らかになっています」 
「私は抵抗しましたが、敗れました。体験したことを世の中に語ることができず、孤立し、長い間、沈黙を続けました。悔しく、また恥ずかしいことです。あのとき君はそれなりの権力者でした。放送前に番組を変えさせるなんて、憲法21条の言論の自由、検閲の禁止を犯すことになり、そのことが世の中にさらされれば、君は今のような総理大臣になっていなかったことでしょう」

 「今、官邸記者会見で、東京新聞の望月衣塑子記者が菅(義偉)官房長官からさまざまな圧力を受け、質問が十分にできない中、それでも、われわれの知る権利の代行者であろうと必死で頑張っています。私には人ごととは思えません。でも、私と大きく違うのは、望月さん自身が勇気を出してSNSや集会で状況を発信し、市民とともに事態を共有することで、ジャーナリストを含めた連帯の輪が広がっていることです。市民とジャーナリストの連帯、メディアを市民の手に取り戻す。希望の光がわずかに見える思いです」

「安倍君の話に戻ります。君が以前アメリカを訪問したとき、キャロルキングの『You’ve Got a Friend』という曲が好きだと言いましたね。『どんなに苦しいときでも友達でいようよ』。僕も大好きですし、その感覚はわかります。でも、残念だけど、君とトランプ米大統領は友達なんかじゃない。欠陥だらけの高額な兵器を買わされるカモにされているだけです。君には戦争の中で傷ついた人、声を上げられない弱い人を思いやる気持ちが欠けています。君の『You’ve Got a Friend』は友達にえこひいきをし、国の仕組みを私物化することです。それは友情ではない!」

 「友情とはもっと気高く素晴らしいものです。君は実力以上に大事にされました。これ以上、何を望むことがあるでしょうか。同い年、同じ学年として忠告します。『これ以上、日本社会を壊すことはやめなさい! これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!」

 「歴史から学ぶことが嫌いで、不得意の安倍君、戦争の道を断じて進んではなりません。30年前にベルリンの壁が壊れたとき、私は東欧各地の取材をしていました。そのとき、人々が何より大事だと考えたのは、言論の自由と連帯、そして多様性です。憲法21条に明記された言論・表現の自由、一方、放送法第1条には『放送は健全な民主主義に資すること』とあります。健全な民主主義というのは少数者の意見を大事にし、多様性を認め、不埒な政府の横暴にあらがい、連帯することです」

「今日は5月3日、32年前、朝日新聞阪神支局で小尻知博記者が銃弾に倒れました。言論の自由が脅かされる社会なんてあってはなりません。ここにお集まりの皆さんが思っておられるのは多分、こうだと思います。リセットすべきなのは、元号ではなく、今の政権なのだと」

 「『All governments  lie』 今の政権は嘘をつく、今の政権は嘘をついているのです。嘘にまみれた安倍政権こそ終わりにすべきです。心あるジャーナリストとの連帯で、安倍政権を今年中に終わりにさせましょう。ありがとうございました」







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袖ケ浦原発反対デモ・5月26日 [原発災害]

 2012年7月27日、袖ケ浦で初めての原発廃炉・再稼働反対デモが行われた日である。今から7年前のことである。当時は毎週金曜日、中央では官邸を包囲して原発反対デモが行われていた。
「中央にはいくことはできないが、近くであるのなら参加したい」
会員の母親のこの言葉から、袖ケ浦の原発反対デモなスタートした。

すべての原発を廃炉にしよう!歩いて袖ケ浦!

 この言葉がこの時の呼びかけであった。このデモには、朝日新聞が取材に来てくれて、大きく取り上げてくださった。当時の堤記者の記事である。
 袖ヶ浦から始まって、木更津、君津、富津4市の順繰りデモはこうして始まった。

 そして、今月数えてみれば83回目(雨天中止も含む)下記日程で実施される。原発災害は意図的に風化されようとしている中で、決して許さない営みが、今も全国でひたむきに行われているのだ。是非心ある方々の参加を呼び掛ける。

日時 5月26日 午前11時~12時

集合 福王台中央公園

 ゼッケン・ブラカード・横断幕・太鼓・楽器・・なんでも持参・明るく楽しく16号線往復で歩きましょう。下に第一回目のデモの写真を掲載する。

第1回原発デモ2012年7月27日.PNG


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袖ケ浦市教職員勤務時間の実態は [教育]

 教員の残業「月45時間まで」という中教審答申が出た。カビの生えた「働き方改革」だそうだ。「罰則なし実効性課題」と新聞は報じた。今年の1月6日の東京新聞である。

◎ その実現の具体化のためには
① タイムカードの記録徹底化
② 教師の業務・・授業の準備、進路指導など
③ 学校の業務・・校内清掃や部活動(外部指導員の委託や活動時間の短縮)
④ 基本的に学校以外が担うべき業務・・登下校の見守りや、生活指導などの補導活動
⑤ 残業手当・・修学旅行・校外学習・職員会議・災害対応の4項目のみ

◎ 現場教職員の声
① 野球部の部活動指導や授業準備で月間80時間はかかっている。どうせ守れない文書上のアリバイ政策・・今まで何回も言葉だけでは言われていること。
② 登下校の見守りをしてくれる父母はいるけれど、生徒指導までしてくれるボランティアなんているはずがないし、いたとしても、必ず問題が起きることは目に見えているでしょうに・・

 ◎ 袖ケ浦市の教職員の実態は?
 文部省は改革推進本部を省内に設置し、以降答申の具現化を進めるとあった。そして半年がもう来ようとしている。わが袖ケ浦市には小学校8校、中学校5校があり、小学校教職員202名、中学校教職員124名がいらっしゃる。(管理職含む)

 教育委員会は、教職員の勤務実態について、答申を守ろうとしているのか、どうせ守れないのだから無視しているのであろうか、あるいは、時間数だけ操作されているのであろうか?・・・答申には「教職員給与特別措置法」の見直しは含まれていなかった。
                              kawakami

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年金改悪・専業主婦も安倍政権に怒り声 [年金]

 「数か月不在になるけど頑張ってね。体気を付けるんだよ。」こう言って出稼ぎに出掛けた会員のYさんから、メールが来た。「週刊ポスト」記事の紹介である。
 せっかく送ってくださったので、そのまま掲載する。安倍政権は、国民の生活破壊記事を休むことなく次々と出すので、紹介し掲載するのに困ることはない。今回も腹が立つ。 kawakami


 今年は、5年に1度「公的年金制度」の検証作業を行う年。すでに政府は、男女共同参画基本計画で<第3号被保険者を縮小していく>と閣議決定している。「第3号被保険者」とは、乱暴に言うと、夫の厚生年金に加入しているため、年金保険料を支払わずに基礎年金を受け取れることができる専業主婦のことだ。

 安倍政権は、この専業主婦から保険料を徴収しようとアノ手コノ手の作戦を進めている。そのひとつが、パート主婦の厚生年金加入の適用要件を大幅に緩和することだ。現行の月収要件「8万8000円以上」を、「6万8000円以上」に緩和する計画を進めている。月収6万8000円なら、ほとんどのパート主婦が「第3号被保険者」から「厚生年金」に移行し、保険料を払うことになる。月収6万8000円の場合、保険料は月額8000円程度だ。
「週刊ポスト」が、<「無職の専業主婦」は年金半減も>とセンセーショナルに伝えたこともあって、専業主婦を中心に、安倍政権が進めようとしている年金改定に対して怒りの声がネット上に噴出しているのだ。

<専業主婦の年金半額にするより政治家の給料半額にした方がいいんじゃないか?><働きたい専業主婦が働けるようにまずは保育園全入達成を!><お?これはついに国が正面切って宣戦布告してきたって事ですか?><この法案、調べれば調べるほど日本の未来に不安になってくね。少子化は私たちのせいじゃないし、年金15億溶かしたのも専業主婦じゃない>

 安倍政権は専業主婦を完全に敵に回している形だ。
 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

「安倍政権は“女性活躍”“1億総活躍”などとスローガンを掲げていますが、本心は、女性を人手不足を補うため労働力や社会保障を支える要員にしようと考えているのではないか、と多くの女性が不信感を持っているのだと思います。それに、いまや文字通りの専業主婦は、ほとんどいませんよ。皆、生活が苦しくてパートに出ている。安倍政権はそのパート主婦を一網打尽にするつもりなのでしょう」

 主婦が安倍政権にどんな審判を下すのか、参院選は見モノだ。

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水道チラシを読んだ市民の声 [水道事業]

 「水道の危機」に関する新聞チラシを入れようと業者に持っていこうとしたら、連休でいつもと違っていたため、8日に入れる予定が12日(日)に延期された。しかし、東京新聞は直接持参するとすぐ配布してくれるということで、東京新聞にだけは早く入る結果になった。しかしいずれにしても12日には入るので、新聞を購入されているお家では、是非目を通していただきたい。
 
 印刷で余ったチラシを、近所で撒いた会員がいる。チラシをまきながら、いろんな方と話し合ったという。今日は、そんな話の中身をお知らせしよう。     kawakami

★ 水道代が先月より300円高くなったとかみさんがいってました(会員の話)

★ 水道チラシを散歩のオジサンおばさんに渡したら、皆から感謝されました。民意は民営化反対です。「出口はしょうがないなぁ」 との声もありました。

★ 広域事業団ビルの1階にヴェオリア・ジェネッツが入っているそうです、想像以上に浸食している。(フランスの最大水企業)

★ ヴェオリアジュネッツは東京の会社で地元企業でないから、市から見れば、市から支払われたお金は市外にでる。入札でも地元企業を使うように考えるべきと迫ることで、ヴェオリアを排除できないか?

★ 角山貯水場の貯水量は12時間分で大地震とかの場合、出口弁を締めて長持ちさせるとのこと (停電でも遠隔操作で弁しまるのかな)

★ 大寺と角山貯水場の間の通信も、専用線インターネット回線と思うが、大停電なら通信できないしモーター弁も動作しないから人間が来て締めるしかない気がするのは私だけかな?一度、見学して技術員に聞いてみたいものです。

★ 袖ヶ浦だけでなく、4市合同で市民の方も考えなきゃ・・
WEBチラシはこちら



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自治連絡協議会長への質問 投稿 [市政全般]

 以下の投稿が届いた。市長の異常なまでの行政報告への参加呼びかけと、それに対応する自治連の手続きに対する疑問を提示したものである。そのまま掲載する。  kawakami



袖ケ浦自治連絡協議会
会長 風呂本 充正  様

                               袖ケ浦市蔵波 73
                               進  藤  秀 一

    市長が語る「わがまちの今・これから」なる集会の案内状配布についての質問

 自治連絡協議会会長に着任され、多忙な日々をお過ごしのことと推察申し上げます。自治会業務は、民主的地方自治の根幹を創る業務であり、特に自治会と行政とのかかわりにおいては、「自立と協働のまち」にふさわしい、それぞれの自立性が求められている機関であると考えます。

 さて、今年度は、選挙の年であり、当市では後半市長選挙を控えていることは自明の理でありましょう。 
この時期に非常に不思議な集会案内が、広報・そでがうらに掲載されたのみならず、さらに町内会を通して、各家庭にまでその集いの案内が別刷りで配布・回覧されようとしています。
それは「市長が語るわがまちの今・これから」なる集会への参加呼びかけです。

 通常市長が市民に向かって市政報告をすることは悪いことではありません。
ただ問題は、財政問題等で報告されたことはありますが、市政全般にわたって、4会場に分け現状を報告するなどということは、そのために広報を使い、それだけではなく自治会を通じて周知徹底させる‥などということは、今まで聞いたこともなく、異常なことであるといわねばなりません。
 巷では「市長4期目を狙って、職権を利用しての選挙運動を展開しようとしている」という噂が、ひそやかにささやかれ、広がっています。

 つきましては下記の事項について、自治会の在り方とかかわって質問させていただきます。
1、別刷りの、自治連を通じての配布について、自治連執行部内での決定経過について、お知らせいただきたい。
2、その際、公職選挙法とのかかわりについて、選挙管理員会の見解、あるいは機関としての独自見解等についての確認意見があればお知らせいただきたい。
3、自治会長は当選したとたんから「行政協力員」として位置づけられていて、その活動費も支給されています。この位置づけによって、行政の一方的要請にでも、この位置づけ上、反対すことはできない・・とお考えでしょうか。自治連の見解をお聞かせ願います。
4、このような、自治連の在り方に対する疑念のみならず、法律上の疑念すら生ずる恐れのある文書配布については、即刻配布中止の連絡をしていただきたく要請するものですが、見解をお聞かせ願います。
 
 以上の件について、文書による回答を可能な限り早期にいただけるよう要請申し上げます。
                  

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荒井総合行政裁判 意見陳述 その3 [産廃処理場]

「原告意見書」最終号です。  kawakami


そんな中で平成30年8月6日千葉県は新たな第Ⅲ期処分場増設事業に係る変更許可を出しました。
その直前の平成30年4月5日に新井総合施設は突如として自らがこれまで強く主張してきた、処分場の地層と『上総掘り』自噴井戸群取水層である被圧帯水層は異なる地層でその間には不透水層が存在するため処分場で事故があっても『上総掘り』や御腹川小櫃川には全く影響を与えないとする見解を完全に方針転換し、千葉県に対し文書で「地層が異なっていても地下水が混ざり合うことを前提として、安全対策を検討すべきとのご意見をいただきました。」それにより「敷地境界の外側へ汚染を拡大させない対策を行うことが何よりも重要なことと考えております」との新たな方針を出しました。

 この新井総合施設の見解の突然の転換を受け、その後の私達の調査で以下のことが判明しました。
  平成26年9月22日に行われた『千葉県環境影響評価委員会』で水文環境担当委員から
「川の断面は一様ではなく、砂層と接する部分などがあるため必ず川の水から地下水へ涵養される分が出てくるはずである。表流水に放流したからと言って、地下水へ影響がないというのは専門的見地からは言えない。」
と指摘され、さらに平成27年12月18日同じ委員から
「上下での水の交換が起きる。地層に沿って水が流れるわけではないので、帯水層が異なるので影響がないというのは、現在の地下水学の観点からは認められない見解である。」
と厳しく指摘されていたのです。

 また、この新井総合施設の方針転換により千葉県は初めて千葉県議会『環境生活警察常任委員会』委員に対し、これまでは一貫して審議内容を非開示としてきた平成29年8月25日『千葉県廃棄物処理施設設置等審議会』の審議内容を公表しました。そこでもまた「久留里には自噴井戸が多いことから、地下水が上昇しようとする力が強いと考えられ、地層が異なっていても地下水が混ざり合う可能性が高い。したがって、処分場の地層と自噴井戸取水層の地層が同じか否かにかかわらず、万が一、処分場からの漏洩が生じ、敷地外へと汚染が広がってしまった場合には、久留里の自噴井戸の地下水が汚染される可能性も否定できない。」と上記とは別の水文環境担当委員からも厳しく指摘されていたのです。

 これらの水文環境の専門家からの厳しい指摘は非常に重大で深刻な事態です。地下水および表流水が汚染されれば取り返しのつかないことになります。

 つまり、第Ⅲ期処分場の排出水によりしだいに御腹川の水質悪化が進めば御腹川小櫃川から取水する農業用水に重大な影響を与える可能性はもとより、その御腹川の表流水が地下に浸透することによって久留里や小櫃の『上総掘り』自噴井戸群も水質悪化する可能性があること。さらに今後万が一第Ⅰ期処分場のように漏洩事故が起きた場合には地下水の汚染により御腹川や下流の大寺浄水場で千葉県・木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の35万人に水道用水を供給する小櫃川、また平成の水百選に選ばれた「生きた水久留里」に代表される小櫃・久留里・上総地区の『上総掘り』自噴井戸群に甚大な被害が出る可能性が大きいことを私達は非常に危惧しています。

  川で遊び、川で育ち、『上総掘り』の清らかな水でのどを潤し育まれた私達、今もなお様々に水の恩恵を受け暮らしを立てている私達、その愛するふるさとの清らかな水を、そして地域の誇りを守る為、千葉県による新井総合施設株式会社君津環境整備センター第Ⅲ期処分場に係る変更許可の取り消しを求め、私達はここに行政訴訟を提起致します。

                              以上


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新井総合行政裁判。意見陳述 その2 [産廃処理場]

 「原告の意見」を続けます。その2  kawakami


古くから日本では人々が生活する水を確保する方法として、豊富な地下水を利用するいろいろな種類の井戸が創り出されました。単に穴を掘るだけの「掘り井戸」から江戸時代には鉄棒等による「突き掘り」が主流となっていました。

  明治期に確立された画期的工法が私達の君津市で誕生した『上総掘り』で、地中の圧力を受けた被圧滞水層まで貫通することにより自噴水を得る独特な技法です。僅か3〜4人の人力と身近な孟宗竹を組み合わせた『上総掘り』の初期技術は君津市の小糸川流域や小櫃川流域で文政年間(1818~1830年)に開発され、職人たちの度重なる改良の結果、明治20年(1887年)頃に漸く600m程の大深度被圧帯水層まで貫通する掘削の技術が完成したと言われています。

『上総掘り』の技術は多くの先人たちが実践しながら試行錯誤し長い年月の中で技術革新と伝承の繰り返しによって普及していった先人の辛苦と知恵の結晶なのです。
この井戸掘りの労力軽減が君津地域の自噴井戸の急速な広まりを助け耕作地の拡大に飛躍的な効果を発揮しました。その後の『上総掘り』は日本各地に広がり生活用水、灌漑用水の深井戸の掘削技術の主流となり天然ガスや石油、別府温泉の掘削などにも利用され近代産業に重要な役割を果たしました。また今も水不足に悩む東南アジアやアフリカの地域でその技術が生かされています。『上総掘り』の技術は平成18年に重要無形民俗文化財に指定されました。

  今もなお地域に点在する『上総掘り』は私達の生活の中に深く息づいています。豊富で良質な井戸水の恩恵は大きく飲用・生活用水はもとより良質な地下水による四つの酒蔵の清酒造り・豆腐・おいしい米の水稲栽培等に広く利用され、特に自噴井戸水のかけ流しで栽培される花のカラーは生産量全国一を誇ります。

 私達のふるさとは水の利用に苦労した先人達の辛苦の末に漸く『上総掘り』による豊富な地下水の利用、また蛇行していた河川を人工的にショートカットし水が流れていた蛇行部分を水田にする川廻し、さらに小櫃川上流の耕作地と同じ標高地点からトンネルを使って水を引き川の水を農業用水として利用する『二五穴用水』等により、初めて小櫃川・御腹川の河川水利用が可能となり広大な田園や水をよりどころとする産業を私達に伝えてくれました。

 渇いた土地は豊かな実りをもたらす大地へと生まれ変わりました。「水」は生命の源泉です。私達の地域はこの天恵の水によって繁栄してきました。

 その私達の誇る大切な清らかな水の水源の地に、首都圏最大規模と謳う新井総合施設株式会社(以下、「新井総合施設」といいます。)の産業廃棄物処分場が存在します。さらに事業者は処分場を倍増する第Ⅲ期処分場増設を計っています。増設されれば日本有数の産業廃棄物処分場となります。

 しかし、この処分場は平成24年1月に第Ⅰ期処分場で漏洩事故を起こし、現在も搬入停止状態が続いています。この処分場の構造は「準好気性埋立構造」で発生したガスを大気中に放出拡散し、雨水浸透により廃棄物を浄化したうえで浸出水を処理し御腹川に放流するものです。

 ところが、現状の第Ⅰ期処分場は上部に遮水シートでキャッピングをし、雨水の浸透を防いだうえで、数年間内部保有水のポンプアップを続けているにもかかわらず、いまだに内部保有水の水位の下降がみられないという処分場としては完全に根本的機能を喪失した状態が続いたままとなっています。(続く・次回終了)


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新井総合行政裁判・意見陳述 [産廃処理場]

 4月16日に千葉地裁にて行政訴訟初公判が行われました。
当日読まれた意見陳述書を公開します。 次回については確定次第お知らせします。

意 見 陳 述 書

  2019年4月16日

千葉地方裁判所民事第3部合議4係 御中

原告「ふるさとの水を守る会」
 私達のふるさと君津市には1342本の上総掘りによる自噴井戸が存在します。

 なかでも小櫃川・御腹川水系の小櫃・久留里・上総地区では722本の自噴井戸から春・夏・秋・冬、24時間、豊富な地下水がこんこんとわき出ています。特に久留里の井戸水は、平成20年に千葉県下で唯一「生きた水・久留里」として『平成の名水百選』に選ばれています。水質やその美味しさから遠方からわざわざ足を運び、道のほとりで水を汲む人の姿も珍しくありません。

 この井戸の水は清澄・三石山系の山林に降った雨が地層を通ることで天然のろ過を受け、豊富な被圧帯水層から湧き出てくるもので、その良質な地下水の恵みをもたらしたものが『上総掘り』なのです。

 元来私達のふるさとは、延長88キロメートル利根川に次ぐ県下第二の長流で房総丘陵の清澄山系に水源を発し君津市袖ケ浦市を貫流して木更津市で東京湾に注ぐ「小櫃川」とその支流「御腹川」を有しながら、耕地と川の高低差が大きい「河岸段丘」により河川水を利用する利水に非常に苦労した地域で、慢性的な水不足から「嫁にやるな婿に来るな」と言われた地域でした。先人にとっては飲料水、生活用水、農業用水として水の安定確保が切実な願いだったのです。(明日に続く)


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国保料滞納  投稿 [医療問題]

 今、手元に「国民健康保険料滞納世帯の状況」一覧表というのがあります。2018年6月時点の表で厚労省保険局国民健康保険課が調査したもので数。一覧表全文はここに掲載不能なので、千葉県を中心に可能な範囲を掲載し。この人たちはどうしているのだろうと考えます。

国保未納世帯.PNG

 千葉県を見てみましょう。滞納世帯数総計は141337世帯。その45.1%、63743世帯は国保証を取り上げられている状態にあるとのことです。これが全国規模で確かめると269万世帯の人たちが、保険証を取り上げられているとのことです。これは世帯数であって人数ではありません。
 国保証を取り上げられているということは、子どもが病気になっても、医者に見せることができないということです。幼児・小学校児童の医療費無料制度の自治体もありますが、全国ではありません。親の苦しみが伝わってきます。

 せっかく世界一の医療制度と言われている日本です。貧困格差がどんどん増大している中で、外国に行くたびに、日本の税金をばらまいていたり、憲法違反の、武器を爆買いしている政府は、世界一の医療制度をどんどん破壊しているとしか思えません。

 こういう政権は、さっさとやめてもらいましょう。人間じゃない・・そう思ったりします。

 

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政府の長期戦略案 [国政]

  昨日、政府の「地球温暖化の長期的戦略」(案)に対するパブリックコメントの呼びかけをお知らせしました。知らせた私が書かないことは許されません。早速書いて今日フアックスで送付しました。その意見を紹介ておきましょう。  かわかみひろし

 ◎ 意見と理由

千葉県に計画された3か所の石炭火力発電所建設計画は、すべて断念されました。建設計画当事者である企業も、パリ協定に基づく地球温暖化阻止計画の意義と、世界の趨勢がその実現を目指していることに気づき、事業として成り立たない判断に立たれたからです。  

 経団連を構成するほんの一部の企業の利益の為に、地球人類の存亡すら危惧されている地球温暖化を無視したまま、今回日本が提出する「長期計画案」は、これが日本の有識者と称する人たちが作成したものなのか、単なる私的な利益代表じゃないのか・・と疑われても当然であると思います。中西宏明経団連会長、内山田竹志トヨタ自動車会長、進藤孝生日本製鉄会長に厳しく抗議します。

 有識者は9人いらっしゃる。その中の3人で議長案が変更されました。この変更過程について一切公表されていません。上記3人と、官邸の意向を忖度しての政府担当委員で、急遽変更されたのでしょう。非公式会議が2度開かれたこと、議事要旨も、議長案も公表されないままであること・・等、不透明極まりないものです。このことについても厳しく抗議します。

 原発ゼロ、化石燃料から自然エネルギーへ・・これが世界の常識です。国民が納得できる、世界に提起しても恥ずかしくない長期計画を、ホンモノの有識者で再度検討されることを提言しパブコメの意見とします。


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