火葬場4市共同建設案~その5 [火葬場問題]
▼ 袖ケ浦市自体が抱える課題の3 依然としてくすぶる火葬場建設用地問題
火葬場建設予定地は2か所購入していた。一つは南袖臨港工業地帯内、もう一か所は、林地区にある市営霊園を含めた土地である。
南袖の火葬場建設予定地については、「高額購入疑念」「不思議な協定書問題」とそれにかかわる「議会特別委員会報告」について触れてきた。これに加えて、新たに6月議会に提起された南袖用地の活用方法についても、新たな疑問が湧いてきている。
① その一つは、活用方法についての議案提起は、文面から推察すると、木更津市との2市間共同建設時点を踏まえてのこの提案であると理解する。しかし4市共同建設提起という新しい局面を迎えた。そうなれば当然新たな事態であるので、論議は原点に戻すべきであること。
② 仮に、上記建設提起に関わりなく、南袖地区の用途変更措置であるとするならば、用地購入目的の変更になるのであるから、その手続きを取る必要があること。
③ 用地活用に当たってはプロポザール方式(プロポーザル方式は、主に業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること。「プロポーザル(proposal)」は「企画、提案」の意味。・ウイッキペディア掲載)
を取るという。まだ建設決定以前であるというのに、なぜ今なのか?という疑念が湧く。又当初予算で提起すべき内容のものではないのかという当然の意見もある。どのように考えているのか不明。
2、 もう一つ現実に現存する火葬場建設予定地が林地区にある。小島町長時代に1億数千万円(詳細不明)で購入した土地である。その後この土地は、人口増に伴い墓地霊園となったが隣接地に火葬場建設用地は十分に残っている。市に「この土地も候補地になるのではないか」と質問したが、明快な回答は出てこなかった。この土地について、市議会「志清会・新風会」の議員の皆さんが、地元の方々と4月26日懇談会を行った記録が、フェイスブックで報告されている。その報告を紹介する。
本日は、火葬場建設について、林地区の皆様にお話を伺ってきました。これまで、私達が聞いていた説明では、市が最初に市営墓地の隣に火葬場を作ろうとした際に、林地区から反対があり、それから場所を転々とし、今に至るとのことでした。
しかし、実際に林地区の方に伺うと、火葬場建設に反対したことは一度もなく、反対どころか、市から、市営霊園の話はあっても、火葬場建設については、なんの話もなかったとのこと。
それから、数十年、市長が南袖用地への火葬場建設を断念したのち、他に候補地が無く困っていた市の為に、林地区が名乗りをあげてくださったことなど、これまでの歴史的経緯を教えて頂きました。
私達がこれまで聞いてきた説明と異なる点や知らなかった事実が沢山あり、驚きの1日でした。最後に、以前、市が火葬場用地として公社に購入させた土地を上から見せて頂きました。こんないい場所に土地を所有しており、更には地元の皆さんからの了解も得ているのに、急遽、市独自建設ではなく、木更津との共同に方向転換した市長の判断に首を傾げるばかりです。このことについては、今後会派のメンバーでしっかり追求していきます。
「志清会・新風会」の皆さんの厳しい追及を期待する。6月議会では小国議員が火葬場問題に触れている。
健闘を祈る。なお火葬場問題の経緯については、この間、全市民宛の新聞折り込みや、地域対象の折り込みを私たちは行ってきた。林地区の問題も南袖断念当時から、候補地として林地区があることを、市に問いただしてきたことを付加しておきたい。
以上で木更津市提起の、4市合同建設提案にかかわる、私たちの問題意識を述べてきた。行政の拙速が混乱を一層助長している実態について猛省を促すとともに、市民各位の積極的意見が、議会・行政を動かし、袖ケ浦市政の健全な市政運営が前進することを願っていることをまとめとしたい。
事務局
火葬場建設予定地は2か所購入していた。一つは南袖臨港工業地帯内、もう一か所は、林地区にある市営霊園を含めた土地である。
南袖の火葬場建設予定地については、「高額購入疑念」「不思議な協定書問題」とそれにかかわる「議会特別委員会報告」について触れてきた。これに加えて、新たに6月議会に提起された南袖用地の活用方法についても、新たな疑問が湧いてきている。
① その一つは、活用方法についての議案提起は、文面から推察すると、木更津市との2市間共同建設時点を踏まえてのこの提案であると理解する。しかし4市共同建設提起という新しい局面を迎えた。そうなれば当然新たな事態であるので、論議は原点に戻すべきであること。
② 仮に、上記建設提起に関わりなく、南袖地区の用途変更措置であるとするならば、用地購入目的の変更になるのであるから、その手続きを取る必要があること。
③ 用地活用に当たってはプロポザール方式(プロポーザル方式は、主に業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること。「プロポーザル(proposal)」は「企画、提案」の意味。・ウイッキペディア掲載)
を取るという。まだ建設決定以前であるというのに、なぜ今なのか?という疑念が湧く。又当初予算で提起すべき内容のものではないのかという当然の意見もある。どのように考えているのか不明。
2、 もう一つ現実に現存する火葬場建設予定地が林地区にある。小島町長時代に1億数千万円(詳細不明)で購入した土地である。その後この土地は、人口増に伴い墓地霊園となったが隣接地に火葬場建設用地は十分に残っている。市に「この土地も候補地になるのではないか」と質問したが、明快な回答は出てこなかった。この土地について、市議会「志清会・新風会」の議員の皆さんが、地元の方々と4月26日懇談会を行った記録が、フェイスブックで報告されている。その報告を紹介する。
本日は、火葬場建設について、林地区の皆様にお話を伺ってきました。これまで、私達が聞いていた説明では、市が最初に市営墓地の隣に火葬場を作ろうとした際に、林地区から反対があり、それから場所を転々とし、今に至るとのことでした。
しかし、実際に林地区の方に伺うと、火葬場建設に反対したことは一度もなく、反対どころか、市から、市営霊園の話はあっても、火葬場建設については、なんの話もなかったとのこと。
それから、数十年、市長が南袖用地への火葬場建設を断念したのち、他に候補地が無く困っていた市の為に、林地区が名乗りをあげてくださったことなど、これまでの歴史的経緯を教えて頂きました。
私達がこれまで聞いてきた説明と異なる点や知らなかった事実が沢山あり、驚きの1日でした。最後に、以前、市が火葬場用地として公社に購入させた土地を上から見せて頂きました。こんないい場所に土地を所有しており、更には地元の皆さんからの了解も得ているのに、急遽、市独自建設ではなく、木更津との共同に方向転換した市長の判断に首を傾げるばかりです。このことについては、今後会派のメンバーでしっかり追求していきます。
「志清会・新風会」の皆さんの厳しい追及を期待する。6月議会では小国議員が火葬場問題に触れている。
健闘を祈る。なお火葬場問題の経緯については、この間、全市民宛の新聞折り込みや、地域対象の折り込みを私たちは行ってきた。林地区の問題も南袖断念当時から、候補地として林地区があることを、市に問いただしてきたことを付加しておきたい。
以上で木更津市提起の、4市合同建設提案にかかわる、私たちの問題意識を述べてきた。行政の拙速が混乱を一層助長している実態について猛省を促すとともに、市民各位の積極的意見が、議会・行政を動かし、袖ケ浦市政の健全な市政運営が前進することを願っていることをまとめとしたい。
事務局
2015-06-09 08:42
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