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JR東日本旅客鉄道事業株式会社様  投稿④ [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

過日、所用で東北多賀城市の手前の町まで出かけました。昔懐かしい小さな駅でした。それでも階段にはちゃんとエスカレーターがついていました。改札の窓口には職員さんが一人おりました。新幹線の切符のことで聞きたいことがあったので「みどりの窓口は、多賀城市にありますか?」と聞きましたら「ここでできますよ」との返事です。親切にてきぱきと対応してくれました。
長浦駅でも、袖ケ浦駅でも対応する職員さんたちはとても親切です。

しかし、千葉支社の幹部職員と話し合ったときにびっくりしました。「券売機にすることでどんな利便性が増すのですか?」と聞きましたら「券売機が使えるよう学習できる」という答えです。驚くより呆れてしまいました.
目の上目線どころではない、思い上がった傲慢さを感じてしまいました。
「みどりの窓口」閉鎖の理由にも、「エスカレーター」を付けられない理由にも、まともな返答は戻ってきませんでした。幹部段階になれば、どうしてこんなに変わるのであろうか・・・と、不思議でした。そして「今後はこのような話し合いには応じない。」とのことでした。説明責任はないという態度です。

 JR東日本本社のホームページを開くと、真っ先に冨田社長の経営理念が述べられていて、その見出しに「地域に生きる」とあります。社員が毎日斉唱する「行動指針」には、「お客様と地域の皆様のご期待を実現します」とあり、コンセプトワードとして「地域に生きる世界に延びる」とあります。

なんと現実と遊離した言葉でしょう。この文言には一つ抜けている言葉があるような気がしてなりません。抜けている言葉は「搾取」です。明日から「地域を搾取して生きる」と変えられることをお勧めします。

 JR東日本社の内部留保金額は2012年度決算で、2兆3634億円に達しています。たしか、お仕事は「旅客鉄道事業株式会社」つまり公共サービス事業です。「公共サービス」は抜けて、株主のための利益優先どころか、利益追求会社に堕ちたように思われてなりません。

「国鉄の方がよかった。確かに親方日の丸ではあったけれど、職員は鉄道マン(ポッポやさん)としてのロマンと仕事に誇りを持ち、駅長さんは地域の名士で、地域に溶け込んで、地域と生きているという実感があった。」と心ある人々の嘆きの声が聞かれます。

 最後に、せめて最低のお願いです。コスト削減でも「安全性」だけは失わないでください。事故が起きてからでは遅いことを最後に申し上げておきたいと思います。心にもない平身低頭は見飽きているからです。

                         kawakami
  

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