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水道企業団との意見交換会 =その8= [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その8= 2024/03/11     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
 2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑥. 適正な維持管理による施設の機能保持
1)令和元年~5年度の老朽管更新実績は、基本計画と比較すると遅れているように見え ます。遅れがあるとすれば、その原因は、どのようなことでしょうか。
 今後、更新計画の遅れは挽回できるのでしょうか?

 <質問の趣旨>
  近年、震度7クラスの大地震が日本各所で発生しています。かずさ四市においても、大規模地震が発生する可能性を否定はできません。市民としては、地震に対して脆弱な塩ビ管や石綿モルタル管は、計画を前倒しして早急に耐震管への更新を要望したいところです。
 諸般の事情で、前倒しが無理でも、基本計画に記載されているスケジュールを遵守することは必須であり、老朽管更新の遅れは許されないと考えます。

(回答)
 統合広域化基本計画では統合後30年で老朽管の更新を終えるものとしており、統合初年度が令和元年度であるため令和30年度に更新を終えることになります。
 現在策定中でお示めししているビジョン(案)においてもこの目標を目指して進めるものとしており、現状の通り推移できれば達成できるものと考えていますので、遅れているとは考えておりません。
 ただし、近年の急激な物価上昇などに伴い料金改定幅が大きくなるような財政状況になれば、将来的には計画の修正も検討しなければならないと考えます。
(つづく)

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