2024-03-09
東電裁判これ以上、海を汚すな! 2024/03/10
2024.3.6記 のぞみ野
福島第一原発の汚染水放流差し止め裁判が始まる
3月4日午後、福島地方裁判所で、ALPS処理汚染水差止訴訟の第1回口頭弁論が開かれ、363人の原告団を代表して漁業者、市民など原告4名と弁護団3名が意見陳述して、海洋放出の差止を訴えました。
東電社内で予測されていた予想を超える地震と津波が発生して電源喪失が発生し、ウラン燃料鞘管のイリジウムと水が反応し発生した水素ガスに着火爆発!!建屋とともに【原発安全神話】も【東電の信頼感】もいっぺんに吹き飛ばしました。
その後、原子炉から発生する汚染水のタンクを設置可能な土地があるにも関わらず環境省とともに敷地がいっぱいになるから海に汚染水を放出することが妥当と言い出しました。
この文でいう汚染水とはトリチウムだけでなくストロンチウムなどの多核種を含む水をさすが東電・国ではALPSで除去するので処理水と言ってトリチウム以外の核種があることを隠し、大量の海水で薄めて流せば基準値以下になるから安全としている。
たしかにトリチウムは他の国でも海に放出していますが事故を起こしていないので福島の汚染水と基本的に残留核種は異なるものです。
この証拠に2024年2月7日220億ベクレルと試算される汚染水を5.5トン漏らした。多核種汚染水がしみ込んだ土の行方も公表がなく不安です。なぜならば
●汚染土は8000ベクレル以下にすれば道路工事の埋め戻しなどの土に使っても良いと環境省が決めています。私たちの身近なところにすでに放射能汚染土が埋まっている可能性が大きい
●国と東京電力が、2015年に福島県漁連等と「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない」と文書約束しながらこの約束をなかったことにしている。
そしてさらに汚染水放流施設を建設し、放出を開始したことで住民は国の計画の認可を取り消すとともに東京電力による放出の差し止めを求める裁判を起こしたものです。
●東電は汚染水のタンク敷地がいっぱいで保管不可能と言っていますがこれも嘘で原発周辺には帰還困難区域面積が東電敷地とは比較ができないほど広く、決して敷地不足で保管不可能というレベルではありません
●つづく不祥事の一覧多数
2024年2月7日に汚染水5.5トン漏らしたことをはじめ東電の隠蔽や事故は多い。
福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の原子炉計13基において、1980年代後半から1990年代にかけて行われた自主点検記録に、部品のひび割れを隠すなどの改竄が29件あったとWIKIPEDIAに記載されています。10年で29件の隠蔽。最近でも柏崎刈羽原発での侵入防止機器の故障などの隠しも発覚、規制委員会が運転差し止めを行った。(最近承認されたが)
関西電力もいい加減な会社だが東電ほどいい加減な会社はない、現代は自分の家の屋根につけた太陽光パネルと蓄電池で電力は間に合うし、安い電気の時代になった。
確実に一歩一歩、脱原発、カーボンニュートラルの時代が近づいているなかで以下のように自治体首長もあきれる会社の電気とはおさらばしたいものです。
東京電力小早川社長の説明 「生まれ変わる気持ちで立て直したい」に、自治体の首長はこう返したという。「生まれ変わる、生まれ変わるって、何回目ですか?」
実は2011.3.11大地震の前の2006年6月19日に福島第一原発に見学に行きました。元東電の共同火力の退職者ということで一般見学者より+アルファで見学し、そのとき、解説者に台風で送電線が倒壊とかで外部電源断があり、さらに運悪く地震により道路寸断が発生して非常用発電機の燃料が届かない事態もあり得るがどのくらい燃料があるのか?燃料タンクはどこのあるのか?と聞いた。
答えはびっくりの“そんなことは起こらない” で、“タンクは向こう”と指したがどこかわからなかった。 非常用発電機の運転可能時間は短い時間で驚いたが正確な時間は記憶していない。
以上のように東電社内では想定外を考えない社風が末端社員にもあったことが事故につながったと事故後に思った次第
2024.3.6記 のぞみ野
福島第一原発の汚染水放流差し止め裁判が始まる
3月4日午後、福島地方裁判所で、ALPS処理汚染水差止訴訟の第1回口頭弁論が開かれ、363人の原告団を代表して漁業者、市民など原告4名と弁護団3名が意見陳述して、海洋放出の差止を訴えました。
東電社内で予測されていた予想を超える地震と津波が発生して電源喪失が発生し、ウラン燃料鞘管のイリジウムと水が反応し発生した水素ガスに着火爆発!!建屋とともに【原発安全神話】も【東電の信頼感】もいっぺんに吹き飛ばしました。
その後、原子炉から発生する汚染水のタンクを設置可能な土地があるにも関わらず環境省とともに敷地がいっぱいになるから海に汚染水を放出することが妥当と言い出しました。
この文でいう汚染水とはトリチウムだけでなくストロンチウムなどの多核種を含む水をさすが東電・国ではALPSで除去するので処理水と言ってトリチウム以外の核種があることを隠し、大量の海水で薄めて流せば基準値以下になるから安全としている。
たしかにトリチウムは他の国でも海に放出していますが事故を起こしていないので福島の汚染水と基本的に残留核種は異なるものです。
この証拠に2024年2月7日220億ベクレルと試算される汚染水を5.5トン漏らした。多核種汚染水がしみ込んだ土の行方も公表がなく不安です。なぜならば
●汚染土は8000ベクレル以下にすれば道路工事の埋め戻しなどの土に使っても良いと環境省が決めています。私たちの身近なところにすでに放射能汚染土が埋まっている可能性が大きい
●国と東京電力が、2015年に福島県漁連等と「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない」と文書約束しながらこの約束をなかったことにしている。
そしてさらに汚染水放流施設を建設し、放出を開始したことで住民は国の計画の認可を取り消すとともに東京電力による放出の差し止めを求める裁判を起こしたものです。
●東電は汚染水のタンク敷地がいっぱいで保管不可能と言っていますがこれも嘘で原発周辺には帰還困難区域面積が東電敷地とは比較ができないほど広く、決して敷地不足で保管不可能というレベルではありません
●つづく不祥事の一覧多数
2024年2月7日に汚染水5.5トン漏らしたことをはじめ東電の隠蔽や事故は多い。
福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の原子炉計13基において、1980年代後半から1990年代にかけて行われた自主点検記録に、部品のひび割れを隠すなどの改竄が29件あったとWIKIPEDIAに記載されています。10年で29件の隠蔽。最近でも柏崎刈羽原発での侵入防止機器の故障などの隠しも発覚、規制委員会が運転差し止めを行った。(最近承認されたが)
関西電力もいい加減な会社だが東電ほどいい加減な会社はない、現代は自分の家の屋根につけた太陽光パネルと蓄電池で電力は間に合うし、安い電気の時代になった。
確実に一歩一歩、脱原発、カーボンニュートラルの時代が近づいているなかで以下のように自治体首長もあきれる会社の電気とはおさらばしたいものです。
東京電力小早川社長の説明 「生まれ変わる気持ちで立て直したい」に、自治体の首長はこう返したという。「生まれ変わる、生まれ変わるって、何回目ですか?」
実は2011.3.11大地震の前の2006年6月19日に福島第一原発に見学に行きました。元東電の共同火力の退職者ということで一般見学者より+アルファで見学し、そのとき、解説者に台風で送電線が倒壊とかで外部電源断があり、さらに運悪く地震により道路寸断が発生して非常用発電機の燃料が届かない事態もあり得るがどのくらい燃料があるのか?燃料タンクはどこのあるのか?と聞いた。
答えはびっくりの“そんなことは起こらない” で、“タンクは向こう”と指したがどこかわからなかった。 非常用発電機の運転可能時間は短い時間で驚いたが正確な時間は記憶していない。
以上のように東電社内では想定外を考えない社風が末端社員にもあったことが事故につながったと事故後に思った次第
2024-03-09 20:48
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