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袖ケ浦市議会傍聴記 4 [議会ウオッチング]


塚本幸子議員は3点について質問をされている
① 水道料金の値上げ問題
② ゴミ袋の値上げとプラスチックごみの分別回収と減量化
③ 産婦人科医の招致、女性施策の推進、子育て環境
以上3点である このうちここでは水道値上げ問題追及を取り上げたい。

 企業団が値上げ案を提起するまでの経過の中で、袖ケ浦市としての考え方についてどのように話されてきたのか・・・というのが冒頭の質問である。
 市の答弁は
① 一層の経営努力を求めたこと   
②  値上げは延期できないか  
③  財政収支上やむを得ないものなのか  
④  市民への丁寧な説明を
以上4点であった。

 私達は、企業団の最高決議機関である経営会議の討議内容を知りたいと思い、会議の議事録を情報公開で取り寄せた。取り寄せた議事録は、丁度値上げ案が事務局から提起されたばかりの時であった。4人の市長さんの発言がそれぞれあり、その時の発言では、値上げ幅が相当大きかったと見え、4人の市長さんはビックリされたようで慎重な発言が多かった。私たちはその発言を高く評価する形でブログで紹介した。

 ところが、議事録を続けて取り寄せてから、議事録内容ががらりと変わった。議事録には議案より書かれてなかったのである。抗議の文書を送ったが、これが議事録であるとの返事である。つまり企業団は議事録を平然と隠蔽する体質へと変貌したのである。このことが一層明らかになったことは、料金値上げ案の説明を、3市の議員団に行った際(木更津市は値上げがないので説明会もなし)議案1枚1枚に「部外秘」の文字が印刷され、市民には一切秘密のうちの説明会であった。

 3市で行われた議員説明会の中で、この「部外秘」に触れてくださった議員さんは誰一人いらっしゃらなかった。
 塚本議員が最後の質問で、「市民への丁寧な説明の内容」を問いただすと、回答は「企業団のホームページと広報紙」での説明という。市民への説明会は…と詰めていくと検討中との回答である。

 企業団は、市民への説明会など最初から考えていないこと。市も説明会など考えていなかったことがこの回答で明らかになった。

 毎週水曜日、この事実をスタンディングで市民に訴える活動を続けている。
 市民は改めてびっくりしていらっしゃる。塚本議員の質問を傍聴しながら、5年後以降の(国の援助が切れる年)企業団はどう出てくるのか・・・傍聴記が終わったら、その裏話をいくつかお知らせしようと思っている。 塚本議員‥お疲れ様でした 。               kawakami                  

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