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議会傍聴記 5 [議会ウオッチング]

 篠崎典之議員の質問を聞く

1市民の健康と自然を守る環境保全行政について
① スクラップヤードの問題
② 林地区の再生土不正埋め立て問題
③ ドイツ村隣の残土埋め立て計画の進行状況

2,一般家庭からの廃棄物処理行政について
④ 家庭ごみ袋問題
⑤ 高齢者・障碍者のごみ収集問題
以上、大綱2点と具体的項目5点である。

1, スクラップヤードの問題・・・フジテレビは2度にわたって、袖ケ浦市に9か所も一気にできた水クラップヤードを取り上げてくれた。
 篠崎議員のスクラップヤード問題に対する上記3点の回答はすべて、「新しくできた『袖ケ浦市再生資源物の屋外保管に関する条』に即して行った指導結果が、6月30日までの期限で報告書が上がってくる。その結果を見ての対応」との回答後の対応と、説明に来た県職員の不誠実な態度に怒りを感じている
 特に異臭と溶剤についての住民の声が激しい。フジテレビでは、音響の激しさについて実際数値で測定した結果を出していた。下の排水図をよく見てほしい。私は、井戸水の汚染に進んでいるのではないかという率直な疑念を持っている。横田基地周辺PFASでの井戸水汚染で使用停止になっている状況とダブって見えるのだ。(クリックすると大きくなります)

日高金属排水.PNG

2、林地区の再生土不法埋め立て地問題
 県と市の報告では、「埋め立て表面には瓦の粉砕したものが混じっている。これは有価物なので不法埋め立てとは言えない」という説明をしたという。県職員という役員さまの目には、砕いた瓦のかけらが、貴重な価値を持っているように見えるのか・・不誠実極まりない。地区13世帯の住民中9人が癌になられ、その中のお一人が亡くなられたという。水道は高地なので通っていない。井戸水を使用しているという。「井戸水も調査はしたのか」という質問には「通常河川の21項目はしたが、有害物はなかった。飲み水としての調査51項目はしていない」との回答。「調査しないのか」「飲料水としての検査をする考えはない」
 地点を決めて内部調査をする約束であったが、以降地権者との連絡が取れなくなり、土地が譲渡され地権者の名義が変わっている。どうも同族のようだが住所は沖縄である。
 かって、違法埋め立てがあり、地権者が行方不明になった「蔵波6」の事例を思い出す。

 篠崎議員は、このような不法埋め立てを許さないためにも、市独自の「残土埋め立て条例」をつくる意思はないかという質問に
「県の条例があり、規制もきちんとされているので新たに作ることは考えていません」
あきれた。

ふと、出口市長提起の再度の「袖ケ浦市残土埋め立て基本条例」採決の日を思い出した。その一部を紹介する。

 2017年3月13日のブログの一節である。

傍聴席は満席であった。特に残土埋め立ての多い高谷地区・中川地区・ひらおか・横田の方々の傍聴が目立っていた。
 篠崎議員は、発言で
「今日の傍聴席には、実際被害にあった方が、審議の内容を聞きにいらしてる。その気持ちに応えていただきたい」
と呼び掛けるところから発言されていた。
 
 結果はどうであったのか・・・原案否決。議会定員22名。議長を除いて、採決は10対11‥・1票差の結果である。これで2回続けての原案否決になる。なぜこういうことが起きるのか?

 この議案で、採決後、休憩に入ると、渡辺議員(前議長)が、S議員のところまで行き、「ありがとう」と声をかけ、感謝している姿が見えた。なるほど。創袖クラブ6名、修正案を出した新風会4名(修正案内容については次回)だとすると決定打はプラス1のS議員であったわけだ。渡辺議員が、ふかぶかと頭を下げた理由もわかるというものだ。ご承知のように渡辺議員ご自身が残土埋め立て業者であるのだから・・・。
  S議員とは????                      kawakami
















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