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広域廃棄物処理ってなんなの? 2 [広域廃棄物処理]

◎ 昨日に続き「奈良輪」さんの投稿原稿をそのまま掲載します。 

 (仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業
(株)上総安房クリーンシステムのシャフト炉なる怪物を見直す参考に、徳島県上勝町のゴミについての取り組みを紹介します。
 市民の皆様だけでなく袖ケ浦市議会議員の皆様、市職員の皆様も読んでくれることを期待して徳島県上勝町のゴミについての取り組みを紹介します。 えー!本当か?と言う内容もあります、是非https://why-kamikatsu.jp/ を検索して自分の目で確認をお願い致します。
(クリックすると大きくなります)

ゴミ処理施設.PNG


 都会暮らしでなかった80歳代以上の方は記憶にあると思いますが、昔は今のように大量購入大量廃棄の時代ではなく“もったいない”と言ってものを大事に使い、生ごみは裏の畑に穴を掘って、たい肥にしていました。このため今のように週三回も大きなゴミ袋でゴミを出すなんてことはありませんでした。
 買い物も個人商店はもちろん当時はポリ袋がなかったので買い物かごを持参し新聞紙にくるんでもらって持ち帰ったものです。
 ですから今のゴミとは成分内容が違ってプラスチックはほとんどなく捨てる量は少しでした。
しかし、高度成長期に入って
①下水道普及率とゴミの量は文明のバロメーター 
②大量生産大量消費時代 
などとi
う言葉に何の疑問も持たずに時間を過ごし、命の水の水源地に廃棄物最終処分場が作られるという異常事態になっています。
 私達はここでちょっと過去と現在をちゃんと見て未来を予測してみることが必要なようです。 
そしてこれに一つの解決を試みている例がありますので紹介したいと思います。


◆ 日本のゼロ・ウェイスト宣言都市

 世界にはCO2の2050年排出ゼロ宣言と同じように
日本国内の市町村においては、徳島県勝浦郡上勝町が初めて 2003 年 9 月に「ゼロ・ウェイスト宣言」を採択し、発生抑制・分別回収を徹底し、2020 年までに焼却・埋め立てに頼らないごみゼロ社会を目指している。その後、2008 年 3 月に福岡県三潴(みずま)郡大木町が国内二番目となる「大木町もったいない宣言(ゼロ・ウェイスト宣言)」
http://www.town.ooki.lg.jp/kankyo/8/index.html 
を行い、ごみの減量・再資源化によって 2016 年までに脱焼却・脱埋立目指した持続可能な町づくりを推進している。

 神奈川県葉山町も https://www.town.hayama.lg.jp/material/files/group/11/96066250.pdf で
「日本は、世界の一般廃棄物焼却炉の3分の2にあたる1700基を有す「焼却大国」と言われ、狭い国土の中で、ごみ処理の主軸を焼却に頼ってきた。」と述べ
2014年3月ごみ量50%減達成(第1期目標)
2019年3月ごみ量75%減達成(第2期目標)
2024年3月ごみ量85%減達成(第3期目標)
2029年3月ゼロ・ウェイスト達成(最終目標)  としている。 (続く)


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