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パブリックコメント 6 [市政全般]

 パブリックコメントの項を終えることをお知らせしたが、私たちの会の関会長から、自分が出したコメントに対する市の回答についての意見を述べたいとの要望と原稿が届いた。当然・・喜んで継続する。
 以下、「袖ケ浦市一般廃棄物処理基本計画(案)」に対する意見(パブコメ)に対する市の回答、並びに市の回答に対する私の意見  関巌・・・原文をそのまま掲載する。なお、適宜読みやすい範囲内での掲載を・・という希望もあるので、いくつかに分けて連載形式で紹介したい。
                                kawakami

★ 袖ケ浦市一般廃棄物処理基本計画(案)に対する意見(パブコメ)に対する市の回答、並びに市の回答に対する私の意見
               関  巌
    
◆ 案の中の「基本方針に基づく取り組み」の項目中52ページ
No1 ごみ減量化・資源化教育、普及啓発の充実の項目
実施主体→市、地域、事業者とあるが、これに「学校」を加える
理由
 子どもの頃からの教育は重要であるので

▼ 市の回答 B 意見の趣旨・考え方が既に原案に盛り込まれている
「学校」については、地域を構成する一つとしてとらえており、「地域」に含まれていると考えていることから、実施主体の中に特出しして「学校」は加えないこととします。
市としましては、引き続き、幅広い年齢層に対し、積極的にごみの減量化・資源化等の教育や普及啓発に取り組み、地域や事業者の自主的な取り組みを促してまいります。

◎ 回答に対する私の意見
 地域というと一般的には自治会等住民の集まりと受け取れる。「地域」と言ったとき学校を含むと言うことが一般市民には理解しにくい。地域に学校も含んでいるのであれば、子どもの教育が重要であるので「学校」を入れることで学校でも取り組むことがより明確になる。


◆ No4 家庭系ごみ処理手数料の見直しの項目
 「家庭から出るごみの排出抑制の動機付けに手数料の値上げを検討する」、とあるが抑制にはならないので削除する。
 理由
 粗大ゴミが平成25年から有料となりその直後は排出量が減ったがその後急速に増えていて、ここ5年間で約2倍近くになっている(38ページの過去の実績表参照)。これは有料化が減量にならないことを証明している。有料化は市民の負担を増やすだけである。

▼ 市の回答 C 意見を反映しないで、原案どおりとした
 本市は、ごみの総排出量は減少傾向にあるものの、家庭系ごみの排出量は、横ばい傾向にあり、いずれも全国平均を上回っている状況です。
 本市においては、引き続き、ごみ排出抑制等を推進する必要があり、その中で経済的な動機を活用した、家庭系ごみ処理手数料の見直しについて、検討していくものです。
 本計画では、ごみ減量化・資源化に向けた取り組みを進めるとともに、長期的な視点からごみ収集制度全体のあり方について総合的な見直しの検討を行うこととしていますので、当該項目についての削除は、行いません。

◎ 回答に対する私の意見
 粗大ゴミを有料化した後でも排出量が2倍になっていて有料化(経済的な動機付け)が減量にならないことを、根拠を示して述べているが、このことについて市の回答は全く触れていないので回答になっていない。
            (この稿続く)


                   


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