SSブログ

大地震想定 [天災・自然災害]

 日経新聞11月14日、毎日新聞同15日、東京新聞17日と、千葉県が最大級地震の被害想定を公表した。

 この想定は東日本大震災や元禄関東地震(1703年)など、過去の大地震や相模トラフで将来予想される地震の地殻変動をシミュレーションし、各地域で想定される最大の被害を推定したものだ。

 この試算によれば、南房総市の25.2mの津波が最大、以下順次下がっていって、湾岸部28市での最小部分に3.2mのわが袖ケ浦市が位置していることに、一応ほっとする。それでも浸水面積は182haに及んでいる。

 わが袖ケ浦市のハザードマップを見ると、この水位の該当地域がずらりと並んでいる。
市役所・奈良輪小学校が2.7m 今井幼稚園、袖ケ浦駅がピタリの3.2m  臨界スポーツセンターが3.8m・・・・そして南袖につながる住宅地は、いずれも0㎝~50㎝を示す藍色で示されている。

 このシュミレーションは1000年に一度の発生頻度であるそうだが、最近の地震頻発の状況では、1000年に1度が、明日であるかもしれない不安を抱かせる。

 袖ケ浦市地域防災計画は260ページもの文書である。細かなことがびっしり書かれてある。しかし災害の種類によっては避難の仕方も変わってくる。我が家のことで言えば、集合場所は目の前の小公園。そこまでである。逃げるルートは自治会で設定したのがあるが、その先はない。「自分の命は自分で守れ」と最近の災害時にはテレビでもいうようになった。

 この機会に、改めて考えてみることにしたい。それにしても1000年に一度の災害より、いつ起きても不思議ではない原発被害について行政は、「原発事故は想定外だから計画も作ってはいない」という。こちらの方が恐ろしい。11月27日、東海第2原発40年の使用期限切れである。

                           kawakami

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。