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蛇落地悪谷 [天災・自然災害]

 今日は、広島の災害について、先人の教訓を生かすことのできなかったことを「赤かぶ」さんのブログから転載させていただいて紹介します。   kawakami

先週に広島県で発生した大規模な土砂災害ですが、特に被害が激しかった安佐南区八木は「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)等とかつては呼ばれていたようです。また、住民の中には被災地が水の通り道と同じだったことを知っていた方も居ることが判明しました。東日本大震災の時と同じで、かつての先人たちが事前に警告をしていたのにも関わらず、時間の流れと文明の発展と共に忘れ去られてしまったとのことです。

明日で土砂災害発生から1周間となり、60人が死亡し、26人が行方不明となっています。土砂崩れで住宅地に流れ込んだ土砂の総量は約50万立方メートルで、撤去には100億円がかかる見込みです。

今も「蛇落地悪谷」という名前が付いていれば、ここまで大きな被害になることは無かったかもしれませんね。この名前には蛇のように谷が落ちて来るという意味があるようで、正に今回の災害を示唆していると言えます。既に行ってしまったことは仕方がないですが、これからの災害はこれを教訓にちゃんと対策をするべきです。特に地名は昔ながらの名称を使うことを定めて、古い教えは行政も協力して広めたほうが良いと私は思います。

ヒロシマ災害.PNG



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