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福祉作業所が廃止される・・まさか?・・親たちが立ち上がる [市政全般]

「袖ヶ浦市は、平成22年度から2年間かけて約800の事業の総点検をして、福祉作業所の管理運営事業を『休廃止』という評価をしました。福祉作業所については、同様の施設が市内に多数設立されていることを勘案すると、民間で実施すべき事業であり廃止に向けた検討が必要であるとされ、平成25年度以降廃止予定とされました。しかし、作業所の子供たちの行けるところはほとんどありません。このままでは、職員と築いてきた関係や、仲間との絆が断ち切られてしまいます。福祉作業所の存続を求める署名に、ご協力をお願いします。」

 上記の呼びかけは、袖ヶ浦市福祉作業所保護者会の皆さんが、つまり親たちが福祉作業所反対署名運動に立ち上がった呼び掛け文です。

 ご承知のことと思いますが、福祉作業所とは、障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるようにするための就労支援施設です。現在21 年の歴史を持つこの作業所には、38名の皆さんが通っています。しかし施設の定員は54名です。新たな入居許可を出していないというのが現状のようです。

 財政が緊迫している市政の状況は理解できるのですが、大型公共事業が目白押しに並んでいる反面、弱者のところにしわ寄せがやってくる典型的な事例です。電線の地中化などの無駄な公共事業と、福祉作業所の充実とを比べることはできないでしょうが、障害者支援を「費用対効果」などで評価する考え方自体が狂っているといえるのではないでしょうか?市には「障害者支援課」なる課もあります。「支援課」が「妨害課」にならないよう、担当課並びに包括する福祉部幹部諸侯には、福祉についての、しっかりとした理念を持っていただきたいものです。

 反対署名は12月中旬までです。市長への要望書提出と同時に、12月議会へ請願なり陳情なりをあげる予定であることを聞いています。市民の皆さんの全面的支援を呼びかけます。

                                        事務局
 

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k

どこで署名運動はされていますか?
by k (2012-10-24 03:39) 

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