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鳥取市で市庁舎建設についての住民投票 [住民投票]

 鳥取市の人口195699人(24,4,1)有権者数約150000人・・この市で「市庁舎新築移転をを問う市民の会」が中心になって、市庁舎新設反対の住民投票実施を求める署名活動が展開された。
 要請署名はなんと有権者の三分の一にあたる5万人の署名が集まった。しかしこの要請に対し議会の決議は否決であった。
 
 否決はしたものの、有権者の三分の一の民意がある。これを無視するわけにはいかないと議会でも考えたらしい。そこで改めて議員発議による住民投票を提案した。その内容は賛否を問うのではなく、二つの選択肢の提起である。そして満場一致で住民投票実施を決議した。
  ◎ 旧市立病院跡地への新設移転に賛成
  ◎ 現本庁舎の耐震、改修および一部増築に賛成

 5月20日(昨日)に実施された住民投票結果は、「耐震改修」が47292票で、市と市議会が進めようとした「新築移転」の30721票を上回った。ちなみに新築移転には75億円、耐震改修には21億円の見積もりである。竹内市長は「耐震改修に向けて計画を進めることを表明した]・・新聞記事にある。

 民意を無視することができず、やむなく議員発議による住民投票を、それも提起した選択肢は、賛成のみという苦肉の案であるが、民意の良識は、正当な結果を生み出したといってよいであろう。

 顧みて、わが袖ヶ浦ではどうであったのか?鳥取市の三分の一の人口で、鳥取市市庁舎建設に匹敵する金額支出の袖ヶ浦駅海側開発でる。胸に手を当てて考えてみたいものである。

鳥取市.PNG

事務局 kawakami

 

  
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