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袖ケ浦市の災害 [天災・自然災害]

 昨日に引き続き、書き漏らしたことを書いておこう。袖ケ浦史誌には、坂戸市場村全戸崩壊の時の記録には、地震とあるが津波には触れていなかった。ところが翌年の1866年の災害では、はっきり津波災害とあり、このときは蔵波村の津波被害が書かれてある。蔵波が津波とは考えられないことだが、当時の村の地図がわからないので、どのあたりのことを言うのか不明である。

 さて、町でいわゆる井戸端会議の話題に上っていたことを書いておこう。
 線路から海側の海抜は6メートルと言う。堤防の高さは5メートルであるそうだ。この地勢では、今回の津波の状態であれば、奈良輪、昭和地域、袖ケ浦駅海側の地域は完全に津波の犠牲になる。それだけではない、史誌にあった蔵波地域も、完全に襲れることになるということを、蔵波に住んでいる方が話していた。もう一人の方が言った。「心配するな。その前に臨海地域の化学工場が爆発して、われわれすべてがあの世に行っているよ・・」 単なるデマや風評であって欲しいものだ。

                                                  kawakami
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浜団田中

 袖ケ浦海側が海抜6m、防波堤の高さは5mですか!
 今回の震災で発生した津波の高さは4階にも達したとの事、これが袖ケ浦市の東京湾に押し寄せたらと思うとゾットしますね!勿論袖ケ浦海側開発予定地は水没、停電で排水装置(排水ポンプ起動、水門の開閉等)は駆動不可となるでしょう、自家発電装置を設置してあっても、海水に浸かりたり、押し寄せたがれきで破損し使用出来ないでしょう。
 
 建築物(建物、堤防、河川、港湾、排水設備、橋、等々)の基礎計算ベースは今後は何を考慮に加えるのかが問題になると考える。
 残土埋め立て等の工事に敷設する、埋立地下流に設置する遊水池(工事面積に豪雨が降っての地下に雨水を浸透させ、下流に埋め立て土砂を流さない様にする溜池の事)の設計は過去50年間に有った豪雨を考慮して広さと堤防の高さを計算して遊水池を設置すると聞きました。
 今回の様な未曾有の地震、津波や停電、を考慮対象には今後は勿論入ってくる事になるでしょう。
 上記を考えれば「袖ケ浦海側開発」をうんぬん言ってる場合では無い、袖ケ浦市内の防災について再見直しを早急に実施することが優先と考える、市民の皆さん如何お考えでしょうか!
by 浜団田中 (2011-04-13 22:45) 

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