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行政と議会2点の悪弊 [議会ウオッチング]

 (昨日の続きです)
 
 12月議会は、反対討論なく打ちすぎ、今年1月25日付け差し上げました手紙の中で、
「賛成討論原稿は議会からの要請があり参考資料として作成し議会に届けている」
との回答をいただいたことから
「議会からの要請とは、何時、誰が、どういう会議で決定したものなのかを教えていただきたい」
と、情報公開制度用紙を付してお届けしました。
 このことに対して、驚くような回答を杉浦総務部長名でいただきました。そこには
「議会からの要請文書はありませんでした。議会の慣行で行ってきたものです。今後も継続いたします。」
との文言です。唖然としました。
 今までの回答は「虚偽」であったことを、何のためらいもなく文書にして回答する。袖ケ浦市役所の要ともいうべき要職にある方が、本当にこんなことを平然と書けるものなのか・・市長はこの回答をご存じなのか、あるいは、どこからかの圧力がかかっているのではないのか・・と思われるほど、信じられない回答でありました。再度お聞きします。

① 「慣行」ではこのことの理由になっていません。なぜそのような慣行を続けようとしているのかその理由をお聞かせください。
② 議会の要請を受けて~、という回答は明らかな虚偽の回答です。虚偽の回答をして平然としている職員がいるとしたら市長としてどのような対応を取られるのでしょうかお聞かせください。
9月議会で「廃棄物減量等推進委員会」での議会の総意と思われるような参考資料配布が問題になり、市長は議会最終日に陳謝する事態が起きています。
「議会に対しては謝罪をするが、市民の質問に対しては、虚偽回答をしてもその必要はない。」
と、お考えなのでしょうか?  お聞かせ願います。
③ 「市民の声」公開記録には、なぜかこの件に関する記録は掲載されていないのはなぜでしょうか。回答いただきたい。(1回目は正式に提出したものです)

 上記9月議会における市長陳謝問題と重なって、更に宅地開発問題における県を巻き込んだ行政の不作為事項等・・、袖ケ浦市役所には素晴らしい献身的な職員の方々がいらっしゃることをよく知っています。一方、最近は、幹部諸侯の緊張感を感じられない事案の続出を目の当たりにしている感じ・・このことは、私の属する「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」事務局員討議における一致した率直な感想です。

 行政にはこの問題解決の意志が全くないという状況であることと、議会も、限定された一部有志議員の行動はあっても、全体としては動こうとしない。議会改革への一致した行動がとれないとするならば、市民全員に事実をチラシで報告し、議員有志のお力もお借りして、市民の力で正常に戻さなければなりません。袖ヶ浦市民には「住民投票成功」という、最近では「石炭火力発電所建設計画を断念させた」という輝かしい実績があります。
 6月議会が始まります。6月議会でも悪弊が続くのであれば、月末には全市公開に踏み切ることを、最後にお伝えしておきます。
                                   以上 
 

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