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議会一般質問傍聴記 1 [議会ウオッチング]

 昨日12日から一般質問が始まった。昨日はあいにく来客やら、その他もろもろ。せっかくの傍聴に行くことができなかった。小国議員、根本議員の、地籍調査のこと、火力発電所建設のことなど聞きたかったのに残念であった。

 今日の質問は、午後から、笹生猛議員、となみ久子議員、篠崎典之議員。これは聞かずばなるまい。午後1時から午後4時半過ぎまで、じっくりと聞くことができた。しかし、せっかくの録音機の電池が切れていて、録音不能。細かな数字がたくさん出たのに、正確さを欠いてしまう。準備はしっかり整えて出かけるべきであった。

 笹生議員は、街づくりの基本になる自治会で、ふれあい交流の場になるはずの集会所施設について質問した。なんと驚くことに、自治会数186、そのうち集会所を持っている自治会は88しかない。持っていない自治会はどうしているのであろう。近隣自治会の施設を借りたり、公民館を使ったり、分区の自治会では、おおもとの集会所に依存している状況であるという。しかし88ある集会所も、そのほとんどが老朽化している。

 集会所という施設は、修繕、建設補助等には半額の補助を出しているそうだ。問題は、地域の住民が、金額負担を聞いて「それほどまでして建てる必要はない」と言ってしまえば、おしまいである。協働のまちづくりの拠点になるはずの施設であるのに・・地域住民が、本当に必要と感じる集会所であれば、協働のまちづくりも前進するはず・・・

 市内の公共施設白書はできている。しかしこの中に集会所は入っていない。
一方に「協働の街づくり条例」ができているけれど、その基本的拠点になるはずの、集会所はないし、自治会についての市役所内の相談口がなく、聞きに行ってもたらいまわしになってしまった。「政策調整室」を作るより「協働のまちづくり推進室」のほうが、優先順位で言うともっと大事なのではないのか・・・と議員は聞く。

 笹生議員は、このことを言いたかったに違いない。
「市長はこのことに政治生命をかけるつもりはあるのか・・・・そういう姿は全く見えないのだが・・」
 笹生議員の指摘に明確な回答はなかった。
                         kawakami

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