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行政と議会2点の悪弊 [議会ウオッチング]

 今日は6月1日。袖ケ浦市議会は6月3日から始まります。議会開催前に、下記の文章を市長あて送付しました。約1年間かけて、行政執行部と議会間にある悪弊について、自浄力で糺していただきたい願いを込めて提言を続けてきました。残念ながら、行政執行部にはその意思がないようです。今までの経過と、今回の提言を2回に分けてお知らせします。        kawakami

 袖ケ浦市
市長 粕谷 智浩  様
                         
     市民の声 行政と議会間に行われている悪弊2点についての提言

 このことにつきまして2021年7月30日付で市民の声(市への意見・提言)に下記の内容について提言を行っています。それは行政と議会との関係で悪弊ともいうべき2点の問題点です。
① 市議会定例本会議において、市長提案の議案に対し反対討論があった場合、必ず同数の賛成討論があるのは異常であると思いますがどう考えますか?
② 賛成討論原稿作成者は、行政側で用意されているのでしょうか?それとも議員が自らお書きになっているものでしょうか?
③ いずれにしても、なぜこのような、非民主主義的陋習がなんの抵抗もなく行われていることにどなたも疑問を感じないのでしょうか?ただ単に議会運営上の形を整えるために作られたものであるならば即刻中止すべきと考えますがいかがでしょうか?

 この提言に対し杉浦総務部長名で次のような回答を8月19日付けでいただきました。
「市長提案の議案につきましては議会からの要請を受け執行部において賛成討論に関する参考資料として作成し議会にお渡ししております。」
とあり、「後は個人の自由意志であること」が書かれてありました。                           

 これを受けて、1点目については、議会運営の問題であることから、議員各位の自浄力による改善を願ってお手紙を差し上げ、9月議会では、反対1名に対し4名の賛成議員発言があるなど、議員有志による悪弊改善の動きを見ることができました。
しかし、2点目の「賛成討論原稿を執行部がつくって議会に渡していること」については改善の意志が見えないままにうちすぎてきたことは、非常に残念なことでありました。(明日に続く)


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