SSブログ

一般質問議会傍聴 1 [議会ウオッチング]

 佐藤博文議員は一般質問のトップを切っての質問であった.私はその質問項目大綱1点目の「児童・生徒たちを守る取り組みについて」
① 小中学校における児童生徒に対するいじめ・不登校対策について
② 小中学校におけるいじめの発生件数と、いじめ防止への取り組みについて伺う。
③ 現在不登校になっている児童生徒の人数について伺う。
この3項目に関心を持った。

 数日前、私の所に、某・学校でのいじめについての相談があった。いじめの結果不登校になり、やむなく塾に通っているが、塾の方が勉強しやすいという。
 不登校にはいろいろあって、今回の事例は「いじめにあうので学校へ行きたくない」という原因ははっきりしている。 私は
「無理に学校に行かせる必要はない。塾がよいのであれば、その事情を担任の先生と、塾の先生に話し、塾の友達の中に溶け込む援助をまずさせてごらんなさい。いじめられた子供の立場に立って考える事。」
と言った。

 佐藤議員も相談を受けたという。それでこの質問になった。質問に対する回答は次のようなものであった。
 ① いじめの件数 11月現在  小学校29件   中学校31件
 ② 不登校    10月現在  小学校16人   中学校34人

 数年前、不登校の人数は小中併せて185人という答弁であった。この人数が気になっていた。しかし比較することの良しあしは別にして、不登校者の数が減少していることは、現場の努力のたまものであろう。
 佐藤議員が、相談を受けたことを、すぐ問題化し、質問で取り上げたことは、議員としての目が鋭いことであると思う。
 ここでは、現在の教育の中での暗い部分を引きずり出してくれたことに感謝したい。
                              kawakami

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。