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一般質問傍聴 1 [議会ウオッチング]

 17日午前9時から、1日で6人の一般質問をするという。午後はすでに予定を組んでいたので傍聴は午前だけかと思い出かけると、何と午前中に6人全部をするのだと変わっていた。
一人20分の持ち時間とのことである。ちょっと首を傾げた。どこでこうなったのか?議長が議員各位に電話をしてのこと‥とか?「納得できない」と、話されている議員さんもいらした。なんとなく、一般質問議員さんを軽視している感じがしてならなかった。
 予想通り、時間が間に合うはずがない。12時になってお二人が残った。根本議員と塚本議員である。午後の予定があるので帰宅したが、どうなったものか??

 冒頭、前田美智江議員が質問に立った。大綱は2点、福祉行政について、保険行政についてである。私は今回の前田議員の質問中「一人暮らしの高齢者の死後についてまで、地域包括センターは面倒を見る気はないのか?」という質問に注目した。
 
「身寄りのない一人暮らしだか、死後どうなるか不安である。市は相談に乗ってくれないのだろうか」と尋ねた方がいる。回答は「市役所はそういうことをするところではありません。民生委員かどなたかに相談してください」と言われたという。成年後見人制度とか、病院の担当についての研究などはあるようだが、行政としてそこまで見る気はないのか・・と言えば、前田議員も自治体によっては見ているところがあると話されていた。
 実際にある。

 東京都足立区である。亡くなった方を病院が手配して葬儀を行い、葬儀社ではご遺骨を預かり、年に4回都がご遺骨を集め、契約したお寺の共同墓地に安置させる。お寺では3年間ご遺骨を供養し、その後共同墓地に葬る。

 私の親友は、昨年亡くなった。身寄りのない彼の、亡くなった後どうするかを相談したのは、病院の相談員と、私と隣に住んでいたご夫婦と、介護の方の4人である。彼の貯金通帳をそのまま寄付する形で、地域包括センター、区役所と相談は進み、その手続きをした。
 彼は今、東京都の浄蓮寺という、日本で3番目の大きさの大仏様のあるりっぱなお寺に
安置されている。

 いつか、ブログにこのことを書いた。今回前田議員は、身寄りのない高齢者について、地域包括ケアセンターでの相談案件とすることはできないか・・と問題を提起された。
 明確な答えは出てこなかった。袖ケ浦の地域包括ケアシステムは、ここ数年で大きく発展し充実してきた。できれば先進事例に学んでさらに一歩足を踏み出していただきたいものだと思った
                          kawakami

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