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石炭火力発電所建設 断念!!! [石炭火力発電所]

石炭火力建設断念
                       政策研  会長 関  巌

 東京ガスと九州電力、出光興産の3社は1月31日袖ケ浦市長浦に計画していた石炭火力発電所の建設を断念すると発表しました。私達は3年前にこのことを知ってから石炭火力の建設に反対してきました。理由はすでに何度も述べてきましたが、一つは二酸化炭素による地球規模的な気候変動を起こすことで世界は脱炭素の流れになっているのにそれに逆行すること、二つには石炭の燃焼ガスに含まれる様々な大気汚染物質を出すこと、その他にもいろいろ問題を含んでいること。
 最初の頃は市民は石炭火力が市内にできることはほとんど知りませんでした。私達はチラシを作り新聞折り込みや手配りをしたり、集会を開いたりする中で市民もだいぶ知ることとなりました。このことを知った市民はみな、今の時代になぜ石炭火力なのか、市内に作ることなど絶対に許せない、などの声が日に日に高まってきました。私達はこの声を受けて、設立会社の千葉エナジー社、東京ガスなどと交渉を持ったり、東京にある東京ガスや出光興産の本社前で反対行動を行ったり、社長宛に手紙を出したり、市に建設反対を要請したり様々に運動をしてきました。
 当初東京湾沿岸に異なる会社で4基もの石炭火力の計画があり、そのうちの3基が千葉県でした。おととし市原市の石炭火力建設が断念され、昨年千葉市の石炭火力建設が断念され、そして今年袖ケ浦市の建設が断念されました。断念した理由は環境対策などで巨額の投資を必要とし採算が合わないというのが大きな理由ですが、そうなったのは市民が環境を守れ、健康を守れと大きな声を上げたからです。
 私達ひとり一人の声は小さくても声を上げ続け多くの人が結集すれば大きな力にも対抗できることを実感させられました。
 これからも自分たちの安心・安全は自分たちで作っていくものだ、という信念で政策研究会も活動していきたいと思います。
プレスリリースはこちらから←
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