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市原市の環境破壊の実態 2 [環境問題]

ゴミの街の実態把握
 2011.3.11の震災で、福一から飛散した放射性廃棄物が千葉県にも注ぎ汚染されました。県内各市でも、汚染した8000Ba/kg を超えるものは、指定廃棄物として県内一か所を指定して、遮断型処分場を作り処分することになり、県内での首長会議が行われていましたが、場所決定は難航していました。

 市原市は日本一のごみの街として、関係者に知れ渡っていましたが、指定廃棄物はなく選択されるとはみじんも思って思っていませんでした。私自身も市原市に30年住んでいて、日本一のごみ汚染のことは何となく知ってはいましたが、積極的に知ろうともせず、ごみと言えば家庭ごみを出すくらいで、詳しいことは何も知りませんでした。

 2015年、突然週刊誌に、指定廃棄物がないにもかかわらず「千葉県の指定廃棄物処分場は市原市が有力」という記事が載りました。3.11から放射能のことは勉強していましたので、これは大変なことになるととりあえず市民の有志で「放射性廃棄物を考える市民の会」を結成して、候補地に選定しないよう、国・県・市行政に陳情することになりました。

 候補地に必要な120m四方の土地は市原市には多くあります。どこが狙われるのか、市民に訴えて注視していかねばならないと、市内全域のゴミ汚染マップを探したが見つかりませんでした。一般廃棄物は市、産廃は県、放射性廃棄物は環境省と、行政の管轄が違うために、まとまったものはなかったのです。

 しかしどうしても反対運動を市民に訴えるためには、ごみ汚染の街のマップ作りが必要でした。手探りの資料を探しは、先人に聞き、ネットサーフィンして資料を探しました。特にグーグルマップや、グーグルアースを利用して、空から資料を調べつくしました。(続く)

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