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袖ケ浦市副市長問題 3 [市政全般]

 昨日掲載した時系列の一部を修正してあります。既にお読みになった方は、ご面倒でも再読されご確認ください。なお、目下、笹生猛議員は、ご自分のブログで、過日行われた総務企画常任委員会での所管事務調査を中心に、その内容を連載で報告されています。是非ご覧になることをお勧めします。

◎ 時系列の中から浮き彫りされた問題点

▼  準備されていた市長の意思
27日の状況をご覧ください。午前中に議会不同意。午後総務部長に、不同意に伴う対策について、市長の考えを述べ意見を聞く。夕刻、小泉部長から検討結果の報告を口頭で行う。したがって議事録はない。

 不同意を予測したような市長の動きであった。こうして決定したことの内容は
★ 不同意であった長谷川氏を再雇用し常勤 8等級として位置づけること
★ 新たに「政策調整室」を設置し長谷川氏を室長とし、副市長代行的役割を担わせることであった。

「このことに対して職員からの意見はなかったのか」という議員からの質問に「意見はなかった」と、小泉総務部長は苦しそうな答弁をしている。私たちの所には、小泉部長が「もう少し時間をかけて、落ち着いてからにした方が良いのではないですか?」という進言をされたことが伝わってきているが、伝聞なので定かではない。ただ部長としては、正式に答えられる質問ではなかったのであろう。

 副市長選任についての不同意は、以前にもあった。だから、今回も起こりうることは、容易に想定されていたのであろう。ただ、このことは公然とした議会無視になる。別な言葉で言えば「市長の開き直り」ともとれる決定である。なぜ市長はこのような行動に踏み切ったのであろうか。

▼ 結論的に書く「市長補佐に、イエスマン的人材を置くことによって、行政運営が容易になったことを、山口副市長を据えたことで実感してきたことにあるのではないのか」と。
これはもちろん私見であるのだが、在任3期に対する自信と、自説以外、他人の意見には耳を貸そうとしない性格が、ますます強くなってきたことに加えて、議会に対する反発が、「市長裁量権による人事で何が悪い」という開き直りともとれる措置を断行させることになった・・と私は見る。

▼ ただしこのことは、今まで以上にワンマンパーティの色合いを進めることになり、行政運営から、行政支配という危惧をもたらす道に舵を切ったことなのだということに、本人は気づいているのであろうか。私たちの指摘の基本はこのことにあることを最初に書いておく。(続く)

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