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家の前のケヤキの木 [石炭火力発電所]

 私の家の前の小公園に、一段と大きな欅《ケヤキ》の木があります。欅は落葉樹なので、秋にはその葉が家の前の道いっぱいに散乱し、側溝は枯葉であふれます。でも春には、いつのまにか枝いっぱいに緑を滴らせ、その下で、保育所の子どもたちが、歓声を上げて走り回ります。なんと幸せな風景であろうと、心が癒されるのです。

 ところが今まで気が付かなかったのですが、石炭火力発電所建設の話以降、大気汚染について興味がわきいろいろと調べてみました。

① 袖ケ浦市には8つの測定局があること
② そこでは「微小粒子状物質(PM2.5)  二酸化窒素(NO2) 光化学オキシダント
二酸化硫黄(SO2) 一酸化炭素(CO) 浮遊粒子状物質(SPM) 等々の測定対象物質があること
⓷ その中で、光化学オキシダントを除く、測定物質は、基準値内で落ち着いていること
こんなことが分かってきました。関係者・機関の努力のたまものと言えるでしょう

 さて、石炭火力発電所ということになるとどうなるか・・なんといってもCO2の排出量が圧倒的に多い。地球温暖化ガス削減に真っ向から対立するのが石炭です。その上に石炭には以下のような物質が含まれているのです。
 
 水銀 砒素 クロム カドニウム 鉛 ベリリウム ウラン トリウム マンガン 
 ニッケル  フッ素  塩素

 年間580万トンの石炭の燃焼により、これらの物質が、どれくらい大気の中に、また海水の中に紛れ込んでいくのでしょう。

 欅の話に戻ります。欅の木はこの大気汚染を調べる「大気環境指定木」なのです。
私の家の前のケヤキの木は、今のところ大気汚染による被害5段階のレベルで考えると、どうも3段階当りに来ているらしい。3段階とは
「自然の樹形がやや乱れ枯れ枝が見られ、葉の茂り具合は普通。葉色は色あせが目立つ」
というものらしいのです。これは「光化学オキシダント」のせいかな?なんて素人目で見ています。

 石炭火力発電所が動き始めたら、どうなるのでしょう????
(上の写真は全体像・下の写真はこずえの枯れ枝)

keyaki1.PNG けやき2.PNG  

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