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「ふるさとを守る会通信」 [残土埋立]

「ふるさとを守る会通信」

 木更津「ふるさとを守る会通信」が届きました。木更津の自然豊かなふるさと、富岡地区。ここに厳しい「残土条例」に風穴を開けるべく乗り込んできた、高尾産業は住民の一致した反対運動になすすべなく、それでもあきらめず蠢動を続けています。今日はこの通信から「富岡の銘水物語」をお伝えします。    Kawakami

 久留里ほど有名ではないが、富岡地区は上総掘りによるきれいな水がこんこんと湧き出る井戸や、緑豊かな山からの湧水など、水が豊富な里です。その水は昔から飲み水として、また水田の用水として人々の生活になくてはならない「命の水」です。私たちはこのきれいな水の豊富な里を、将来にわたって守っていきたいと思います。シリーズで富岡の名水を訪ねます。皆様の地域の名水をぜひ幹事までご紹介ください。

◎ 上根岸の銘水

 富岡中学校跡地の、公園の先を左折し、左手に緑豊かな山、右手に穂の出かかった水田を見ながら500メートルぐらい行くと、農業用水の水門の手前左側に「上根岸銘水」の看板があり、左手の山の岩の割れ目から、きれいな水が湧き出していて、それを塩ピのパイプで飲みやすいように引き出してあり、緑色の桶にジャバジャバと溢れています。
手を入れるととても冷たく、そばにあった柄杓で汲んで飲んでみると、無味無臭とてもまろやかな美味しい水です。「銘水」の看板に偽りなしです。

 たまたま水田の草刈りに来ていた、小、中学校の同級生の広部一博さんに話を聞くと、
「最近はよそからも水を汲みに来るよ。横田の人は一日おきに来ていて、この水でお米を洗って一日乾かしてから炊くとすごくうまくなると言ってたよ」
また
「久留里まで汲みに行っていたけれど、ここの方が旨いと言ってくる人もいるよ。」
と話してくれました。

 この道の先が圏央道で、さらにそのすぐ先が高尾産業の残土埋め立て予定地です。この付近の水田の用水の一部はそこから来ています。この銘水やコメがどうなるか心配です。


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