SSブログ

アウシュビッツを訪ねて・・その2 [平和]

アウシュビッツを訪ねて・・その2

 アウシュビッツには、年間二百万人を超える人々が世界から訪れるそうです。ナチスのユダヤ人を中心とした民族絶滅計画の実態に直接触れる体験は「人間が持っている強さと弱さ、優しさと残虐性」を、改めて私たちに突きつけるものでした。

 ユダヤ人巡礼者の一行にも会いました。軍服姿の一団も見えていました。
戦後、ドイツは自らナチスの犯罪を徹底して追求し、誤りを繰り返さない姿勢を世界に示しました。その厳しさは親と子の間でもあいまいにされないものでした。

 日本が中国侵略で犯した南京事件や三光作戦など。おびただしい人々を虐殺した事実をあいまいにしようとする政府の姿勢とは大きな違いがあります。

 ガイド役をしてくれた方が
「ユダヤ人も、ドイツ人も、ポーランド人も、世界中の人たちがここを訪れることが、悲劇を繰り返さない力になり、民族融和への道につながるのではないかと考えています。」
と話していたことが印象的でした。



nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0