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アウシュビッツを訪ねて・・その1 [平和]

 友人が念願のアウシュビッツを訪ね、その感想を送ってきました。3回に分けて連載します。
kawakami

アウシュビッツを訪ねて・・その1

 一度は訪ねてみたかったポーランドのアウシュビッツに行く機会を得ました。
ナチス・ヒトラーの狂気「ユダヤ人絶滅計画」が、どういう状況の下で起こったのか、じかに収容所跡を歩いて考えたかったのです。

 ナチスによるユダヤ人の絶滅行為は、障がい者・ジプシーなど、広く社会的弱者にも及んでいました。
「ドイツ民族だけが生きるにふさわしい」という優越意識を国民に植えつけ、他民族を動物同様にさげすみ扱うことに何も抵抗がなかったことが、戦後の裁判で明らかになっています。

 展示品には、女性を丸刈りにした際の大量の頭髪、肢体不自由者の義手や義足。没収したトランク、ガス室に送り込んだ時の膨大な靴の山など、凄惨な状況を想像できる遺留品が多く残されていました。ガイドの中谷さんは、「もっと多くの日本人に訪れてほしい」と話していました。

 私がアウシュビッツを訪れたとき、大型バスを連ねて、小・中・高校生が大勢来ていました。
 アウシュビッツを繰り返さないために、すべてのEU諸国が、アウシュビッツの見学と学習を教育活動に取り入れているということでした。

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