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行政改革推進委員会2 [行政改革]

昨日に引き続いて
(2)「袖ケ浦市行政経営計画(第5次行政改革大綱)」の取り組み結果について
(3)「袖ケ浦市公共施設(建築物)の再編整備計画(案)」のパブリックコメント結果につい            
  て 記したいと思う。

 先ず(2)「袖ケ浦市行政経営計画(第5次行政改革大綱)」の取り組み結果について
平成22年に策定された本計画の計画期間が平成26年度末をもって終了したことから、この5年間の取り組み結果について報告を受けた。概要は次の通り
★推進状況の達成状況
  実施項目数   88項目
   予定以上   3項目
   予定通り   74項目 併せて77項目 87,5%が予定通り実施された
   手段見直し  3項目
   予定未満   6項目
   内容見直し  2項目
★推進項目別削減効果額 (細部の項目は略)
  1市民の視点に立った行政運営(削減効果額 86,287千円)
  2機能的な執行体制づくり(削減効果額 0千円)
3安定した行財政運営の確立(削減効果額 1,789,798千円)
4地方公営企業等 (削減効果額 703,575千円)

 上記の内容を経費・削減経費・歳入増加額で纏めてみると、当初計画時の財政効果額646,774千円に対し財政効果額の実績は2,579,660千円、当初計画と実績との差額は1,932,886千円、約300%と極めて大きな成果を上げている。何が寄与しているか?
最大の要因は、歳入の確保及び受益者負担金の適正化(値上げ)で、当初計画に対し1,186,080千円増、地方公営企業(上下水道・農業集落排水事業等)で238,067千円増が大きく寄与している。
 経済状況が好転し財政構造の改善に寄与している要因はあるにしても、当初計画に対しこれほど大きな上ブレの差が生じたことは問題とみるべきだろう。
委員会でその差異の分析と検証を行政に要望した。
受益者負担増(値上げ)、各種助成金の削減・抑制など市民サービス縮減の上に成り立った成果であることを再確認し「第6次行政経営計画」「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」推進される事を強く望みたい。

(3)「袖ケ浦市公共施設(建築物)の再編整備計画(案)」のパブリックコメント結果につい
  て
  パブリックコメントに寄せられた提出者・意見数はわずか一人・2件で低調な結果であ
った。
 建築物個々の整備計画(存続・廃止など)が具体的に示されていない現状では当然と思う。再編整備計画推進に当たり市民に対し丁寧な、そして粘り強い説明をして同意を得て進めて行くことが何よりも大切だと思う。
 これからが正念場だと思う。

尚次回は「第6次行政経営計画」に対する要望について掲載し最終としたい。

K. Asano

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