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5・3憲法集会~平和と命と人権を~その2 [平和]

 今日の東京新聞は、第1面全面を使って「5・3憲法集会」の状況を記事にした。主催者は当初1万人を目標に取り組んできたものが、なんと3万人を超える人数の終結に喜びの声をあげていたことも書かれてある。

 この集会で大江健三郎・雨宮処凛・香山リカ・澤地久枝・樋口陽一・落合恵子・各氏が「戦争・原発・貧困・貧困を許さない」こと、についてそれぞれの立場から話をされた。東京新聞の記事では特に、大江健三郎氏の発言について次のように述べている。

「ノーベル賞作家の大江健三郎さんは、安保法制の整備を進める考えを示した安倍晋三首相の米議会での演説を強く批判した。憤りの大きさから安倍首相と呼んでいたのが、途中から呼び捨てに。集団自衛権は拒否するし、安倍の言う積極的平和主義は認めていない。それを大きい声で言いたい」

 また、私もこれだけの大勢の方々の前でお話しできるのは、これが最後かもしれない・・と終わりに、力強く次のような大会宣言を読み上げた。

 私たちは、平和と命の尊厳を基本に日本国憲法を守り、生かします。集団的自衛権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します。脱原発社会を求めます。平等な社会を希求し、貧困・格差の是正を求めます。人権を守り、差別を許さず、多文化共生の社会を求めます。
私たちはこれらの実現に向けて、全力で取り組みます。今憲法は戦後最大の危機の中にあります。全国に、そしてすべての国々に、連帯の輪を広げて、共にがんばりましょう。

 次々と登壇された発言者の内容から、印象に残っているキーワード的言葉を並べてみよう。

★ 政治には二つの役割がある。一つは国民には安全な食物を保障し、決して飢えさせないこと。二つ目には絶対に戦争はしないこと。
つまり、命とくらしの権利・・人権と平和です。
★ 平和という言葉を、これほど汚した政治家はいない。
★ 集団的自衛権とは集団的他衛権である。
★ このゴールデンウイークに、16人もの閣僚が海外旅行に出かけている。その経費血税7億円

☆沖縄からの発言者の女性は、「今日も早朝から、辺野古の座り込みとカヌーでの反対行動に参加し、そのあと飛んできました・・・・」

 山本太郎議員は、隣の基地から、ヘリコプターをレンタルし、空から集会を撮影し、ネットで放映した。会場では、無数のチラシが参加者に配布され、日本の各地で多様な抵抗活動がされていることを知らせてくれた。

 日本の未来を捻じ曲げようとする一部勢力に、憲法を守るその一点で共同し、包囲し、粉砕したい。その可能性を強く感じた集会であったことをまとめとして報告としたい。

  (画像は許容量を超え掲載できませんでした)    



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