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久慈市議会・袖ヶ浦市議会の友好交流協定 [議会ウオッチング]

「じぇじぇじぇの久慈市議会」と、「袖ケ浦市議会」の議会協定は、昨年7月ごろ結ばれたはずなのに、9月の「議会だより」にも出なかったし、議会のホームページを探しても見つからない。
「何か見せてはならない部分でもあるのかな??」と要らぬ疑念を抱かせるような扱いである。それで議会事務局に尋ねてみた。担当の職員は、すぐ電話をくださって、気楽に「すぐお届けします」と、下記の文書を送ってくださった。何のことはなかった。以下、その文書を、そのまま掲載する。

   袖ケ浦市議会と久慈市議会友好交流協定書

 袖ケ浦市議会と久慈市議会は、これからの両議会の活性化と両地域の繁栄を願い、次の事項のとおり友好交流協定を締結する。
1、 地震・津波や大雨等による大規模災害が発生した場合、両議会は相互に応援し合うものとする。
2、 両議会の活性化と、両地域の繁栄に資するため、両議会は、議会活動、観光、教育、文化等の多様な分野において、情報交換等を行い交流を推進するものとする。

平成26年7月23日             千葉県袖ケ浦市議会議長  渡 辺  盛
                       岩手県久慈市議会議長   八重桜 友夫

 姉妹都市であれば、経費もかかるし、何らかの責任を相互に負わねばならない。しかしこの2点の「友好交流協定」はもっと緩やかで「まあ友達になりましょうや・・・」といったエールの交歓みたいようなものだ。
別に悪いことではないし、特段に経費の掛かることでもないし、相互に責任を負わねばならぬようなことは一つもない。これが契機となって、特に「議会の活性化」に火が付けば言うことはない。

 問題は市議会議員各位の意識である。昨日紹介した朝日新聞記事にもあるように「先進地に本気で学ぼう」とする意識に満ちた協定にしたいのであれば、久慈市には「市議会じぇじぇじぇ条例」と呼ばれる議会基本条例がすでにある。大いに学んで協定書を交わしたことが、成果に結びつくよう、市民に見せていただきたいものだ。

Kawakami


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