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朝日新聞記事特集・袖ヶ浦市議会 [議会ウオッチング]

1週間前の16日、朝日新聞地方版に、2015統一地方選特集として、署名入り記事、それも袖ケ浦市議会が大きく取り上げられた。おなじみの敏腕・堤記者の記事である。

冒頭、「自治基本条例」「残土条例」という重要法案を次々と議会が否決したことを取り上げ、私たちの会の関会長が「こんなバカなことがあるのか」とあきれた声をあげたことが紹介されている。関会長は、「小櫃川の水を守る会」会長として27年間、自然保護活動に取り組まれ、残土条例にも「水源を守れ」と成立に努力されたり、日本初の区画整理における「袖ケ浦駅北側開発」の住民投票を成功させた中心的人物でもあった。今回の、自治基本条例策定委員会でも副座長を勤められている。

私は記事の中で、特に残土条例否決の理由に「パトロールが危険」という議員の意見があったことが書かれている点に目が留まった。「残土条例は職員を忙しくするだけですよ」と話した袖ケ浦市議会議員の発言にあきれたという木更津市議会議員の苦笑いの表情や、「2km以内8割の同意なんて、住民を表に立たせるようなもので反対。」という趣旨を胸を張って発言した議員の顔を思い出した。この方々にとって「民主主義とは」誰かにお任せするものだと思っていらっしゃるのかな?こういうのを「おまかせ民主主義というのだけど、区別がお分かりかな?」と思ったものだ。

久慈市との議会協定についても書かれている。協定書を見たいと思ったが、議会だよりには出ていないし、ホームページでも見つからない。(目下議会事務局に照会中)
ただ、袖ケ浦市議会に光が差し込んでいるのは、「議会改革推進特別委員会」と「議会定数特別委員会」の誕生、そして久慈市に既に存在する「議会基本条例」についての討議がささやかれ始めたことである。この記事のように、これが変化の兆しであることを願っている市民が多数いることを市議会はしっかりと受け止めてほしいものだ。

Kawakami




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