内房・近隣都市のニュース～その2～

　近隣都市のニュース～その2です。kawakami

★　富津市・・富津市の課題は何と言っても財政赤字問題です。
佐久間市長は、富津市は２０１３〜１９年度の中期収支見込みを公表し、１５年度決算で実質収支が赤字となり、１８年度には「破綻状態」と判断される財政再生団体に転落する見通しであると明らかにしました。（毎日）

　なぜこんな風になったのでしょう。原因は誰もが知っている、豪華な市庁舎の建設と（裏に利権の話も）、町村合併後も人件費全く変わらずという指摘がほとんどです。

　市民から寄せられた感想の中から一例を紹介します。
「富津市には、こんなの必要？と思われる、ものが多すぎます。市役所前の道路から延びる歩行者用の階段！もう草まみれ。青掘駅裏、わけのわからぬ交差道路。中途半端で終わっている立派な道路。まだまだたくさんあります。無駄遣い・・・」
　ネット上では、花火を打ち上げて、値上げ反対を抑える…と、もっともらしいことを指摘している方もいます。さてどのような手を打つのでしょう？

★君津市・・「君津市残土条例」策定時、バブリックコメントには、50通を超える意見が提出されたのですが、これが、業者のやらせであったということが新聞で報道されています。この条例の特徴は「県外残土は搬入禁止」にしたことです。業者の反発は相当教皇であったと聞いています。
　実は昨日投票された、君津市長選挙では、この残土条例を廃案にすることを意図した候補者もいたということでびっくりしました。表だって市長選の争点にはならなかったのですが、市民団体のアンケートではっきりしていました。幸いなことに、この候補者は落選し現職が勝利の結果でした。君津市民の良識の表れでしょう。（明日に続く）

タグ：君津市残土条例　　財政破たん