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再発防止検討委員会報告書~その1~ [農業]

「前袖ケ浦市農業委員の不祥事に関する再発防止検討委員会報告書」が、議会への報告も済んだということで、ホームページに掲載された。この報告書を読んだ。いくつかの重要な指摘がなされている。主要な部分について数回に分けて報告したい。

★ まず第一に、今回の不祥事の「原因と課題」という項目がある。この中の課題の部分で注目すべき点が列記されている。4点あるが、まず2点まで今日の報告とする。

① 農業委員会の審議案件は利権にかかわるものが多いから「複数委員での業者対応」の必要性が指摘されている。もっともな指摘である。この点については直ちに実現に取り組むべきである。
特に「転用案件」における調査担当の複数化は、次期総会にでも提案されると、すぐに実施できることであろう。
審議を聞いていると、地域担当ということもあろうが、転用案件をひとりでひと月に数件担当しなければならないことがあったりする。「こんなに担当していて・・何もないのかな」とあらぬ不審を抱かれることは、担当者としても、腹立たしいであろうし、気が重いことでもあろう。人数の問題もあろうが、指摘通り即刻実現すべきだと思う。

② 「背任行為が発覚した場合は、農業委員会組織として、断固とした措置を取るべきである。」とある。
今回の不祥事後の対応の生ぬるさは、周りで見ていて腹立たしいほどであった。事実調査、処分、認可案件の取り消し措置など、当然のこととして取り組まれるべきではなかったのか・・そのいずれもなかった。委員発案で、ようやく検討委員会が発足した始末で、農業委員会の自浄力が疑われたものである。今回の検討委員会の報告書は、委員会自体の在り方に警鐘を鳴らすものとなったと喜んでいる。

            (明日に続く)      kawakami

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