SSブログ

新風会志清会だより」第4号を斬る~その2~ [議会ウオッチング]

 昨日は「新風会志清会だより」一面を読んでの感想を記述した。今日は裏面について述べたい。ただ一面でどうしても書いておきたいことがあるので、最終に記述する。

 裏面は「給食センター視察」報告。「袖ケ浦市の都市計画についての勉強会」報告。「袖ケ浦市の火葬場建設」についての説明。以上3点で紙面が構成されている。

★ 内容を一読し、これは「広報・そでがうら」の色刷り版かな・・と思ってしまった。つまり三つの問題について市民へのお知らせニュース内容なのである。「給食センター視察」報告は、試食会・給食費・食材・新たな給食資材の紹介など、丁寧に説明しているので、担当職員の方々は、仕事を代行してくれたことに感謝しているであろうと思う。

★ 「都市計画」についての勉強会も、すでに破産したと思われる、「地域対等のコンパクトシティー構想」と、現状の乖離などに触れることなく、市担当課から一方的に教えていただいた内容報告になっている。

★ 「火葬場建設」については特にひどい。市長が木更津市との共同建設申し入れに、直ちに応じたことを当然のことのように受け止めていらっしゃる。今まで議会として反対決議を挙げたことも忘れてしまったのであろう。市長の公約にはなかった方針転換に対する指摘など全くないし、木更津市がどのような財政状況にあるのか等、交渉相手の状況把握など考えてもいない。

★ 「火葬場建設」について、私たちはすでに、今回の方針転換に対する批判も含め、新たな政策提言をブログ上に提起した。この政策提言文書は、ここ数日中に議員各位の手元に郵送で届くはずである。改めて検討いただきたい。基本は「何故木更津なのか、実際に圧倒的に使用させてもらっている市原市でないのはなぜか」という観点での問題提起になっている。
市長へも正式に要望書提出の形で話し合いの申し入れもする予定である。

◎ 以上裏面についての感想である。結論は昨日の最終に記述したように、深い学習と主体的判断の要請。そして会派としての政策提起のための「たより」であってほしいという願いである。
冒頭申し上げたように、悪意での記述ではない。あくまで新人議員各位の奮起を願う観点からの問題提起のつもりであることをご理解いただきたい。

◎ 最後に一面の発言で一点。どうしても申し上げたいことがある。それは次の発言についてである。
「現在生徒数が少ない幽谷分校についても送迎バスを出すなどして、平岡小学校と統合させることで、人件費を含めた管理運営費が大幅に削減されるだけでなく、建物も民間に譲渡することで固定資産税などの収益にもつながりますし…(略)」
 この方は「教育の原点は小規模校にある」ということをご存知ないどころか、教育を経費削減の対象としか考えていないと疑われるような発言を平然としていらっしゃる。幽谷分校で取り組まれている、大規模校にはない自然環境を生かした多彩な教育活動の実態を、その目で一度確かめてみられるがいい。「調べる学習全国コンクール」で、特別賞を受賞した「ホタルの飼育」学習など、きっとびっくりなさるに違いない。

 学校併合は、自治体における一つの課題ではあるけれど、幸いなことにこの袖ケ浦では話題にはなっていない。
 このような軽はずみな発言が、奮闘している教職員・地域住民そして何よりも、そこで学ぶ子ども達に与える影響に配慮し、慎重のうえにも慎重に扱っていただきたいと願う。もし主張するならば、はっきりした論拠を示し、会派討議も経てきちんとした政策としての問題提起を要請したい。以上である。
                        kawakami

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0