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「Widow Maker」(未亡人製造機)のこと ~会員投稿~ [平和]

 20日の新聞は、沖縄普天間飛行場を飛び立ったオスプレイ2機が、横田基地に飛来し、ついで札幌まで飛び立ったことを報じています。オスプレイ2機で沖縄から札幌まで日本を縦断したことが、なんでこんな一面トップ、それも大々的に書かれるのだろう・・そんなことをふと思っていたら、「オスプレイが木更津にも配置されるので、その学習会があるよ」と友人に聞いたので、わからないことは聞くに限ると、のこのこでかけてみました。

 学習会場は満員でした。そこで、なぜ問題があるのかを話してくれた講師は、5つの問題点をあげました。なるほどと思いました。

1、 「Widow Maker」(未亡人製造機)~故障続出~
 沖縄に配置されたオスプレイは、もう2度もAクラスの事故を起こしているが公表されていないそうです。アメリカのベル社が社運をかけて製造したこのヘリコプターは、事故続出で、ヨーロッパに売りに出したけれどさっぱり売れず、日本に何とか購入させるべく必死だというのです。この事故が多いことから、オスプレイは別名「Widow Maker」(未亡人製造機)と言うのだそうです。

2、 健康に良くない
  爆音が異常に高い、通常で100デシペル(電車通過時のガード下)低周波被害が想定されます(ベースメーカーを付けている人は、気持ちが悪くなる)翼下から180度の高熱による風が吹き出され、乾燥地では火事になる恐れあり。つまり非常に危険な乗り物だということです。

3、 開発目的は急襲・侵略用
 そんな乗り物をなぜ作ったのでしょう。防災用でないことは確かです。使い物にならないからです。単なる運搬用でないことも確かです。狭いところから飛び立って、一定の所から通常飛行機のように速度が速くなり、狭い場所に降りることができる輸送機。つまり侵略用に開発されたものだというのです。沖縄にはすでに50か所ものヘリペット(オスプレイ基地)ができているそうです。

4、 日本の軍拡を進めるきっかけを作るため
 1機100億円もするこの欠陥・侵略用兵器を、日本は17機も購入する計画が中期防衛計画の中に書かれているそうです。世界中で購入しているのは日本、検討中がイスラエルとインドとのことです。自衛隊との共同演習も、オスプレイに自衛隊員と米国兵が同乗して行うようにいつの間にかなっている…そうなると勿論指揮系統だって一つになっていることになります。
 中期防衛計画ではF35ステレス戦闘機、オスプレイ、無人偵察機、水陸両用車、空中給油機、イージス艦等、1兆2370億円もの兵器導入が計画されていて、これは全部税金です。消費税は何のためにあげたのでしょう??

5、 日米安保の害悪の押しつけ
 日本の航空法では、オートローテーションシステム(空中で発動機が故障した時、グライダーのように自然に降りていくシステム)が機能しない機は飛行できないことになっています。オスプレイは機能しません。しかし日米安保の特例で飛んでいるのです。
人口密集地、学校、病院等の上空は飛んではいけないことになっています。無視です。
低空飛行は、禁止されています。これも無視です。

★  怖ろしくなってきました。まだまだ話してくれたことは、たくさんありますが、ここまでにします。このままで進めば、こんなことを書いたら、秘密保護法で捕まってしまう時代が来るのかもしれません。私は嫌です。

                             戦争のできる国づくり反対の一市民

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