本当に怖い話～投稿～

今朝の東京新聞（16日）には恐ろしい話がいっぱいあった。怖い順番にとりあえず3点並べてみた。

１、 石破自民幹事長もくろむ『軍法会議』・・自民党の改憲草案で、自衛隊を国防軍にすることを掲げているがそれに伴い「審判所」の設置が盛り込まれている。これは現行憲法で禁止されている「軍法会議」である。このことについて石破氏は「上官の命令に従わないものは、自衛隊法で最高7年だが、その国における最高刑が死刑であれば、死刑。最高刑が300年であれば300年・・そんな目に合うなら従おうってなるだろう・・それくらい・・」と持論を平気で述べている。

２、 「怖い話」は鎌田慧さん。安倍首相の街頭演説の時に、「原発廃炉に賛成?反対？」と書いた手作りのブラカードを持って参加した主婦が「警察の者ですが」という私服の男と自民党スタッフに囲まれブラカードを押収されたという。よく新聞紙上に記事化されている中国とか北朝鮮の話ではない。原発のあった福島駅頭での話である。軍事国家か戒厳令下のような市民の口封じが公然とまかり通りながら排外主義の「ヘイトスピーチ」は野放しだ・・・本当に「怖い話」だと思う。おまけに一週間後に、住所も教えていないのに、勤務先にブラカードは送られてきたという・・・。

３、 「衆参議員の三分の一の反対で国民が判断できないのは問題。主権者が意思表示できる機会を増やそう」自民・日本維新の会の憲法96条の先行改正論である。それであるならば再稼働反対の世論が賛成を上回る原発の住民投票にどう対応したのか、大阪市、東京都、静岡、新潟県と続いたが大阪市以外自民党は相手にしなかった。（筆洗）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臆病な一市民

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