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憲法について考える(その2) [憲法改正]

私は1945年の3月生まれです。この年の8月に戦争は終わりました。私の父は前の年の12月に戦争で死にました。私が生まれる前です。この戦争で日本では300万人、世界では4500万人の人が死にました。この当時の日本の人口は7000万人です。今は約2倍ですので今の割にすると600万人近くの人が死んだことになります。また世界では人口が当時の10倍なので今の割にすると4.5億人もの戦争の死者になります。一人の人が亡くなるだけで死者の周りには何人もの悲しみがあります。3年前の東日本大震災の死者が1万8千人です。これだけでも大変な数なのに先の戦争ではその何百倍もの人が死にました。
 戦前の日本を見ると日本が最初に外国と戦争したのが日清戦争の1894年、これから太平洋戦争の終わる1945年の51年間に日本は合計30年間も戦争をしていました。これを可能にしていたのが明治憲法です。
この大きな犠牲と反省の上に立って今の憲法があります。
この平和憲法のおかげで戦後68年間日本は戦争でただ一人の死者も出していません。これは世界でも例をみないすごいことで世界に誇れることです。これが出来たのはやはり平和憲法と憲法9条によるところが大きいです。
 今自民党やいくつかの新興政党が憲法9条を変えて外国と戦争をできるようにしようとしています。ふたたび戦争を起こせる国にしようとしています。
私はこの憲法を守ることが、戦争をしないこの日本と日本人を愛することだと思っています。
憲法9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
関  巌

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