3月議会始まる

　3月議会がいよいよ今日の本会議から始まる。今議会に提出される議案は、44件に及ぶ。議員各位も、これらの議案をしっかりと読むために、大変な毎日に突入したことになる。今日は市長の施政方針演説があるという。しっかり聞いてみたいものだ。

　さて、44件の議案に目を通すと、ところどころにぴかっと光っている重要議案がある。それをお知らせしておこう。

１、通称「残土埋立規制条例」～もっとも行政側は規制という言葉を使いたがらない～正確な議案名でいうと「袖ヶ浦市土砂等の埋め立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の全部を改正する条例の制定について」という長い名前である。この条例に関しては、平川地区全区長名並びに中富地区前区長名による陳情と、実際に埋め立て事業反対に立ち上がって、まだ事業計画者と決着を見ていない高谷地区並びに水利組合等8団体名での陳情の2件である。いずれも慎重な審議の必要性を説き、木更津並みの規制を要請している平川・中富地区と、3月議会が予算議会であることを考慮した継続慎重審議を求める陳情である。議案原案は、これらの陳情に対し業者に非常に甘い内容であることから、討議内容が議員の立場でiいくつにもわかれる可能性を持っている。

２、、自立と協働をうたい文句にした自治基本条例案も提出されている。2年数か月かけた市民会議答申案が、大きく後退した内容で、これの決着も予断を許さない。

３、もちろん今年度予算審議が最も重要な案件ではあるが、上記2点に私は関心を持つし、おそらく議員諸侯も同じであろうと推察する。

このほかに「袖ヶ浦市公有財産利活用方針」というのも見逃せない。このことについてはまた明日にでも後述したい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kawakami

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