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個人的市議会傍聴記~その7~12月議会を終えて [議会ウオッチング]

 12月議会を終えて気づいたこと3点について記述しておきたい。2点については年が明けたら照会したいし、1点については報告である。
                                             かわかみ

1、答弁での疑点
  『12月12日、君津4市の環境関係部長クラス(富津では、経済環境部長と環境センター長(市営最終処分場の管理者)が、KCSの煙を計測するための会議をもった。結論は、計測業者をさがし、計測する。
各地で焼却炉の排出煙を調査している会社があるので、KCSが調査する。費用は、15万円位かかり 計測時間は4時間位かかるそうだ。測定を行なう方向でまとまった。』という報告を他議会市議から聞いた。

  19日の議会質問で、田中議員の質問で原田環境部長は「排ガスはフィルターで99.9%除去されているというデータがあるのでKCSからの排ガスにセシウムが放出していないと思うので測定をする予定はない」と答弁していた。もし他市議会議員からから聞いた話が本当なら、部長は虚偽の答弁をしているか、情報を隠していることになる。実際そういう会議は開催されたのか???

2、議会傍聴のことで一つ要望したい。
  答弁が細部にわたり、数字が並んだりすると、メモをしきれなくなる。傍聴規則の中に、録音禁止項目があるが、こと録音については、本会議場で聞かなければロビーで録音しつつ聞けばよいことになり、特に禁止する理由はないと思われるがいかが。
  耳が悪い友人が補聴器をつけて傍聴に行った。しかし細部については聞き取れないので、録音器を使ったら、終わってから職員が来て「禁止されているから消去するように」と言われたという。理由を言っても通らなかった。以降彼は傍聴に行かなくなった。
 傍聴規則の他の部分については、特に異論はないのだが、お願いしたいのは録音禁止の解除である。
市民の意見欄に書こうかと思ったが、また決まりきった返事が来ることが予想されるので、直接渡辺議長に要請してみたいと思う。

3、この間給食センターの所長さんにお会いして、食材についての放射能測定機購入について細部をお聞きした。非常に気持ちの良い対応で、資料をすべて広げて説明してくださった。意見の違うところがいくつかあったが、率直に事情や、そこに至った経緯などを話してくださって、納得することが多かった。参加したおかあさんは「きっと怖い方が出てきて、がみがみ言われるかと思ったけれど、意外にやさしく説明してくださってホッとしました。早くお会いすればよかった。」と話していた。所長さん、忙しいう中ありがとうございました。
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Hamadan Tanaka

 KCSの焼却炉はどのような装置なのでしょうか? 新日本製鐵㈱系列のエンジ会社のノウハウで作成した 溶融炉焼却炉と記憶しています。
 物を燃焼するには 燃焼の3要素「O2:酸素+燃える物:廃棄物、塵+燃焼温度:溶融炉はこの温度が高い」が必要ですね。
 ではこの装置から出でくる物は何か
焼却後の灰ーーー灰中の放射性物質は固形物なので管理しやすいが放射性物質濃度が高い灰の処分方法は濃度が高ければ低い物と混合し、埋め立て廃棄(しかし放射性物質の絶対総量は変わらない)。
 煙突からの出る排ガス(空気から酸素を取り除いた物(窒素、その他)
今回この排ガス中の放射性物質濃度測定を実施都の事、フイルターが除去しているので大丈夫←99.9%除去との市の見解ですがそのフイルターの除去能力は(どのくらいの微粒子を補足可能か?)そのフイルターの交換頻度は?、交換作業の安全対策は?そのフイルターの処分方法は?
 一般的に排ガス温度が高くスクラバー(水シャワーで排ガス中の微粒子を接触分離し水側に熱と煤塵を移す(よってこ循環水中の放射性物質濃度が増す)この水の放射性物質も測定する必要があります、この水の処分方法は?これも濃度規制あれば水の総量を増し濃度を薄めて廃棄の方法がある、昨年と今年の水の使用量変化も要チェックですね!
 要するにこの溶融焼却炉に放射性物質が仮に入ったならば入った量に相当する量の物はどこかに出る。多量の希釈物で薄めても総量は変わらない
 ポイント測定をしてもその時点での希釈倍率をあげる運転をすれば濃度は低くなると言うことです。
 連続測定をする必要があります(焼却灰、排水、回収煤塵、、排ガス等)
多分放射性物質以外でNOX、亜硫酸ガス、一酸化炭素、O2濃度等の連続測定機は装備されていると考えます、そこに連続放射性物質測定器を増設する必要ありと考えます。
 当方の過去の職種会得した事から KCS の溶融焼却炉のに放射性物質に汚染した塵等を焼却処分したときにどこに放射性物質が出るかを参考までに記しました、当局へ立ち入り検査や、会議等の時の参考に成ればと思い記しました。これは焼却炉設計者や運転従事者、放射性物質取扱管理者の方々なら周知の事実です。   以上

by Hamadan Tanaka (2011-12-29 19:13) 

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