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災害ボランティアの参加して~その2~ [天災・自然災害]

今回の東日本大震災の災害ボランティアとして、おひとりで、登録手配し、車で参加してきた会員がいらっしゃいます。お話を聞くだけでは勿体無いので、お願いしてその記録を書いていただきました。3~4回に分けてお届けします。今回は2回目です。ぜひお読みください。     事務局 かわかみ

 2日目 朝8時30分受付
 今日の作業は8人で写真、アルバム、その他の洗浄等(富士フイルムより1名派遣)・・色々な場所から集められた品物(大きなものでランドセル等)を洗浄し、乾燥して、大きな部屋に展示する。展示場所には一日、30名~40人の被災者が、自分または身内の写真等を探しに来る。特に結婚式、入学式の記念写真等が見つかると、大喜びで感謝された。  16時15分、本日の作業終了。

 3日目 8時30分受付
 今日の作業はB氏宅の瓦礫撤去。1チーム8人である。マイクロバスで現地に行き、B氏の指示で作業開始。この現場は「軽トラックや農機具類が、他の場所から流出され流れ着いたもの」だとB氏が言っていた。トラック等の上に30cmから40cmの大木が覆いかぶさり、作業に必要な道具が少なく、大変苦労した。15時50分、本日の作業終了 

 4日目 8時30分受付
 今日の作業は、ある特別養護老人施設の瓦礫及びヘドロの搬出。1チーム15人。マイクロバスで行く途中、田圃に自動車や、農機具等が流出時そのままの状態で放置されている。途中空き巣等、警戒のためいたるところに県外ナンバーのパトカーが待機していた。
 施設到着後2班に別れ、今日は通路の確保を重点に、作業を開始する。室内は注射針やガラスの破片等が散乱して、普通の長靴では危険で大変であった。電気、水道が復旧せず、内部の通路は暗くて、発電機1台の照明を頼りに作業を続ける。
 15時30分、通路の瓦礫やヘドロは全部撤去できた。施設の関係者によると、海岸より約900mの地点で、
2m20cmの海水が襲ったとのこと(病院内)入院患者は全員2階に避難し無事であった。但し看護婦1名が、最後の点検のため、1階に下りた瞬間一気に海水が流入し死亡した。16時、本日の作業終了。(続く) 
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