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あきれた自治基本条例策定手順~その3~

策定日程配置を見る

★ たった一年間で一丁上がり
 市の日程表を見るとおおよそ次の日程になっている。
 2010年7月~8月  市民検討会議委員公募 (9月以降今年中に4回開催、
            11年に入って4月まで2回・・計6回→提言書提出5月)
  9月下旬~1月 行政は上記意見を反映しながら骨子案作成
 2011年2月  地区住民・各種団体と意見交換(中旬から下旬の20日間で
                              何回するつもりかな?)
   2月~3月   議会に説明
   5月     条例案提出
   6月     パブリックコメント
   9月     議会上程・・・・・2012年4月施行 
          
★ 市民との申し訳的対話集会
 これも平成17年4月に施行した大和市、そして流山市と比較してみよう。
  大和市では3年間かけての取り組みであった。
 この間行政部内討議が119回 (職員全体の意識変革を含め)
 自治基本条例を作る会を中心に対話集会63回1462人と対話

 流山市ではやはり3年間かけて市民協議会を中心に
 市民対市民の対話集会を124回3400人と対話7000件の意見を積み上げた。
 市民協議会内部の討議は220回に及ぶ。
 市民の意識も高まり、パブリックコメントには13人108件の意見が寄せられている。
 最終的には、市民協議会案と行政案が5人ずつ代表を出し
 公開で7回の集中討議を行った。
 「自分たちの憲法は自分たちで作る」その意識が、結集し、風となり、
 出来上がった基本条例に市民は誇りと自信をを持っている。

★本気になって取り組めば市民も行政も議会も変わるチャンス!
 日程を比較するだけで、出来上がる条例の質の違いがはっきり見えるであろう。
 今からでも遅くは無いのだが、その意識は全く見えない。
 袖ケ浦市の恥がまた一つ増えることに、心が痛む。

   次回は予想される内容に迫りたい。

                     かわかみ


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コメント 1

一寸法師

袖ケ浦市もどうということのない市の一つだね。こんな今まで通りのやり方、市民の意見を形だけ聞くというやり方、もう先が見えてるようだ。このままだとどうということのない条例になることは明らか。
この機会に住民の手だけで作ってみたらどうですか。
by 一寸法師 (2010-07-12 22:42) 

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