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820億円のごみ処理施設 [ごみ処理施設]

 数週間前、この問題を提起しました。このブログの内容に驚いて、木更津では市民団体が立ち上がっています。そこで再度、問題提起を最初にされた、となみ久子市議が、ご自分のフェイスブックに、わかりやすく書かれた、広域ごみ施設の問題点を、ご本人の了解を得て紹介させていただきます。    

◆ 広域ゴミ処理の問題点

▲『ごみ処理20年間で820億6千万円』
 現在家庭から出るごみは、袖ヶ浦、木更津、君津、富津の4市で、木更津にあるかずさクリーンシステム(株)で溶融炉により高温焼却されています。
 今度新たに令和9年度から、南房総、鴨川、鋸南も加えた6市1町で富津市に現ゴミ処理施設と同じシャフト炉式ガス化溶融方式で実施するための契約の議案が出されました。
 日鉄エンジニアリング(株)を代表企業に他4社で構成される、上総安房クリーンシステムでごみ焼却施設を作り運営するための費用が20年間で820億6千万円、袖ヶ浦市の概算事業費は96億1227万4千円。この契約金額にはただし書きがあり、金利や物価の変動等で改定される場合があるとしており、この金額で収まるかなど全くわかりません。

▲『すでに当初計画より75億円増』
 平成30年度基本構想が出た時点からすでに、物価の変動等で、75億円も増えているのです。
建設場所の用地は賃貸との事ですが、企業側の意向で非公開。

▲『ごみ削減の方向性と逆行』
 施設規模は、7自治体のごみ量の推計で決まっています。袖ヶ浦では、令和6年度目標の排出量がずっと続く計画になっていますが、すでにその目標の量は、平成29,30年度下回っている状況。初年度がごみ量のピークと市答弁
 ゴミ量を減らせば減らすだけ維持費、委託費が減るかというと、ゴミ量が一定ないと大量にごみがないと燃えないのです。だからいくらごみを減らしても委託単価は減らないのです。
まだまだあります。長くなりすぎなので、続きはまた書きたいと思います!(明日に続く)



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