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『袖ケ浦市民が望む政策研究会』2 [その他]

 私たちの会のブログが注目を集めたのは、2011年4月18日に取り上げた次の記事である。
 文部科学省から官邸への報告の中に、先日の災害の影響で火災が発生したコスモ石油に関する報告があった。(明細は追って報告)その内容は、近くにある窒素関係の企業に関するもので、そこに貯蔵されている劣化ウランに係って、「無事延焼を免れた」という内容であったという。この臨海工業地帯には、市民の知らない危険物がいろんな形で潜んでいるらしい。袖ケ浦市の住友化学といい、これで劣化ウランはお隣同士でそれぞれ貯蔵されていることになる。安全神話が壊れた現在、なにもかも疑いの目で見なければならなくなったのは不幸なことだが、逆に考えれば、真実を見抜く眼が育てられているのかもしれない。

 この記事を報告してから、住友化学に劣化ウランが貯蔵されていることが、一気に市民の中に伝わった。以降2013年4月24日の記事「住友化学千葉工場」劣化ウラン貯蔵状況を見学し、その総括まで17本の報告を書いている。
 見学当日の様子、感想を以下掲載する。

4月24日、住友化学千葉工場に保管されている劣化ウランの保管現場の見学と説明会を「市民が望む政策研究会」主催で実施しました。ここには、200ℓ容器換算で2132本(劣化ウラン触媒468トン、内劣化ウラン65,9トン)と天然ウラン1k233gが保管されています。千葉県内にこれらの保管場所は4か所あるのですが、そのうち最大の量を保管している場所です。


  申し入れに対し、住友化学は真摯に対応してくれました。バスで送迎する関係上参加定員20名。説明会では現状と会社としての対応を話していただき、質問も予定時間を30分も超過して率直に話し合いをすることができました。地元住民に対し、オープンで話し合いに応じ、自らの抱える問題点もそのままフランクに話された姿勢にまずは感謝申し上げます。
  しかし、実際に見学し、説明を聞き、安心したかといえば、そうではなく、問題点がさらに深刻化した感じです。その報告を、3回程度に分けて記しておきたいと思います。まずは参加者のそのままの感想から読んでいただきましょう。                                   事務局


 ★ 半減期45億年????

 結論は劣化ウランは永遠にあの住友化学のあの場所で、眠ってもらうしか方法がないということです。
ただしだれも本当のことを言えないということでしょう。 45億年ももつような容器は地球上に存在しないでしょう。 不良資産として住友化学はあの場所で維持続けるしか、道はないのでしょう。 ただしあの場所で今後何年間 住友化学が工場を維持できるかも分かりません! 輸入を認めた国もお手上げ状態。 誰も面倒を見切れないということです。

 福島原発も同じで誰も面倒を見切れない状態が、永遠と続きそうです。地殻変動その他の外乱で劣化ウランも悪魔に変身するかも知れませんね!  すべてにお手上げ状態ということで、アンタッチャブル案件ということ、見ざる聞かざる言わざる状態で、永遠に今の場所で維持継続していくしかないかも?? 

 いま国会で安倍総理が言っている世界最高の安全基準とは一体どういう基準を言っているのか? 本人自身も理解できていないただ口で言ううだけの安全基準とやらで、未来永劫原発は安全ですという安全基準など、この世に存在しない。

 ただ机上の計算で安全ですというだけは100%安全を誰が保証できるのでしょうか?    
                    よしだのかんそう! 


タグ:劣化ウラン保管場所見学会

2013-04-25 10:24 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)


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